ジュゴンの家・日誌
「ジュゴンの家」の賛助会員、募集中
「ジュゴンの家」は沖縄・名護にあるリサイクルショップです!!お店を開けつつ、「基地建設をとめたい!!」という思いで、日々行動しています。
「ジュゴンの家」では「ジュゴンの家」を支えてくださる賛助会員を募集しています。
「力になろう!」という皆さま!!
ぜひ、賛助会員になってください!!よろしくお願いします!
会員申し込みは・・・FAXまたはメールでお知らせください。
  電話&FAX 0980−54−2948 
   e−mail   dugonghouse_in_okinawa@yahoo.co.jp
会費・・・月1000円、年10.000円となります
同基金への協力は 
●琉球銀行 普通口座 名護支店
 口 座 番 号   23−130
 口 座 名  西 陽子 まで

よろしくお願いいたします

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2月@
参加者募集!!!
阻止船に乗る人、海上のやぐらおよびテントで座り込みする人が必要です!!!
少ない時間でも、行動できる人は集まってください!!
あなたが行動することで現場の状況は変わる・・・・!!
どうか、よろしくお願いします!!
辺野古に来てください!!!
冬を迎え海の上はだんだん寒くなってきています。普通の衣服では、濡れて風に当たっているとかなり寒いということです。
海上行動用のダイビングスーツも募集しています。使わない物があれば、是非ジュゴンの家の住所まで送って来てください!!お願いします・・・!!

海上調査阻止行動のための緊急カンパのお願い!!
現在、辺野古ではボーリング調査を阻止するための阻止行動が行なわれています。とりわけ「海上調査阻止行動」が重要になっています。リーフ外での防衛施設局の調査を阻止するための行動船を調達するための資金が圧倒的に不足しています。

 今すぐに数100万円の資金が必要です。全国の皆さんに緊急カンパをお願いしたいと思います。皆さん応援をよろしくお願いします!!

 カンパを振り込まれる際は、下記の口座にお願いします。(このカンパのお願いは「ジュゴンの家」が、「命を守る会」を応援する気持ちで独自でやっています。振り込まれたお金は、辺野古でのボーリング調査阻止行動のために使われます。)
●郵便局 17040−14225611  西 陽子 

国会前座り込みホームページヘ!!

辺野古より緊急連絡!!!
平和市民連絡会の平良夏芽です。
12月10日午前、辺野古沖のやぐらで反対派男性が作業員に突き落とされ、
パイプに後頭部を強打し気絶して救急車で搬送されました。
被害者は意識を取り戻し、
大事には至らなかったようですが24時間の経過観察という段階です。
しかし、那覇防衛施設局は すぐ近くで見ていて、
救助指示も出さず傍観していました。
被害者が気を失って 流れに流されていくのを傍観したのです。
しかも、本人が自分で落ちたと言い張っています。  
現場では、施設局に雇われた業者を「敵」としないように努力してきましたが限界です。
3人目のけが人が出て、しかも三人目が気を失って救急搬送されるに至っては、
全国に呼びかけて業者にも抗議をしていただく必要があると判断しました。
以下に業者の名前、住所、電話番号を記します。
想いのある方は、抗議の電話を入れてください。
サンコーコンサルタント  東京都江東区亀戸一丁目8−9号
                電話03-3683-7111
                FAX03-3683-6264
同沖縄事務所       浦添市牧港1-62-19
                電話098-875-6181

那覇防衛施設局は、抗議の電話を弁護士がしている途中、
15分ほどで一方的に電話を切りました。

   ボーリング用のやぐらが珊瑚を破壊・・・!!
海底に潜った夏芽さんたちが撮影した写真が見られます!!
ここをクリック!!

2005年日曜日
宜野座 金武 石川 海人
俺たちの海を守ろう集まれ団結だ!!
海上ヘリポート反対

海上パレード2005年2月6日
宜野座漁港10時出航2時間程度

海人の皆さんがんばろう

「第7号漁業権を守る会」

2月5日(土)

座り込み293日目
今日は作業はありませんでした。


土曜日はいつも晴れ!
 久しぶりのカヌー練習!  海も風も穏やか こんな日は海あそびにかぎります!
昼 食 確 保 !  差し入れのソーキ汁 と、  鶏 肉 !
←食事中におばぁが、「明日の海上デモは、晋くんの船に乗りたい」 と言ったので、みんなで必死に説得!明日は安全な海人の船に乗りましょうね!


     しばしの休憩・・。    →
 午後はみんなで事務所の片付け  靴は揃えて終りかと思いきや、下駄箱が出来上がりました!!
←海人から、ヒージャー(ヤギ)の刺身の差し入れ!


 「うまい!」の う の直前の顔。→
 ← 来週に迫った300日集会の看板が出来上がっていました。
         みなさん、辺野古に集まってください!!
『座り込み300日集会』
2月13日(日)9:00〜12:00
場所:辺野古
日程:海上行動‐やぐら設置場所など視察(9:00〜10:30)
    乗船受け付け 8:30
    300日集会
    午前11:00〜12:00  
   サイレントキャンドル。

 ← 今夜は犬も参加。

 小雨の降る中でしたが、キャンドル  は静かに願いを灯します。 →
ジュゴンの家日誌
←今夜のメニューは、
  カレーシチューと、コーンサラダ。
 食後のミーティングの際、意見が対立し、お互い譲らず メンチを切り合っている ゆっさんとsaori。
沖縄タイムス
<2005年2月5日 朝刊 2面>

基地「数カ月に変化」/訪米団と会談
キャンベル元副次官補、柔軟な対応可能

 社大、社民などの国会議員や県議らでつくる「米軍再編に関する議員要請団」(団長・東門美津子衆院議員)は三日(現地時間)、日米特別行動委員会(SACO)最終報告の実務責任者を務めた元国防総省副次官補、カート・キャンベル戦略国際研究所副所長らと会談した。

 キャンベル副所長は米軍普天間飛行場の即時閉鎖・返還などについて「米軍の削減や普天間飛行場の閉鎖を検討すべきだ。この数カ月間で沖縄に大きな変化がある」との考えを示した。

 同副所長は、名護市辺野古沖の代替施設建設について、(1)過重なコスト(2)環境保護を訴える地元の反対運動の強化―などを挙げ、「辺野古移設へのハードルは高い」と否定的な見解を述べた。韓国やグアムの米軍再編を例に、「沖縄でも柔軟な対応は可能」とした上で、「訪米要請は今後も続け、沖縄の立場を訴えることが大切だ」とアドバイスした。パトリック・クローニン戦略国際問題研究所副所長も「辺野古への移設は疑問点が多い」と話した。

 要請団は、核問題研究所ディレクターでアメリカン大学のピーター・カズニック教授や、ニュークレモンス財団のスティーブ・クレモンス副所長と面談した。

<2005年2月5日 朝刊 3面>

米軍用地強制使用問題/県収用委
「嘉手納」審理始まる

 米軍普天間飛行場など十一施設の米軍用地強制使用問題で、県収用委員会(渡久地政實会長)は三日、沖縄市内で第八回公開審理を開いた。伊江島補助飛行場についての求釈明を終え、土地使用反対者が最も多い嘉手納飛行場についての審理が始まった。

 伊江島補助飛行場の地主代理人の阿波根昌秀弁護士は、米軍の施設管理下での立ち入りの厳しさを認めつつ、同飛行場の使用状況など那覇防衛施設局に説明を求めた。

 訓練の頻度など米軍が管理・運用する内容について施設局は「承知していない」との回答を繰り返し議論がかみ合わず、阿波根弁護士は「飛行場の中でも不要な土地はある。施設局は地主の声を上に上げ、沖縄の実情を訴え、基地を撤去・縮小させていくための職責がある」と主張した。

 嘉手納飛行場に土地を持つ照屋秀伝さん(67)は、同飛行場がイラク戦争などの出撃基地になっていることに触れ、「ああいう状況をつくるために土地が使われている。金よりも、人間らしく生きたい」と強制使用に強く反発した。

 次回は三月二十三日に開かれる予定。

<2005年2月5日 朝刊 1面>

代替地可能性を調査/「都市型」施設
政府 キャンプハンセン内

 金武町キャンプ・ハンセン演習場「レンジ4」に米陸軍が建設を進めている都市型戦闘訓練施設について、政府は四日までに、代替地の確保が可能かどうかを含め、演習場内における射撃訓練の状況調査を始めた。同施設の建設には、金武町や県などが、「住居地域に近すぎる」などとして強く反発している。政府は今回の調査について、移設が前提ではないとしている。

 外務省、防衛施設庁は先月下旬、職員を沖縄に派遣。射撃場の位置関係や使用状況について米軍の説明を受け、調査した。今後、調査の分析を進め、同演習場での移設の是非を含めた判断材料にする。

 政府はこれまで、さらなる安全対策をとる方向で検討していたが、移設は、同演習場内の別の射撃場との射程が重なることや平地の確保が難しいとしていた。

琉球新報 2005年2月5日 土 13:59

貴重な辺野古の海紹介 英BBCで番組制作へ

普天間代替基地建設問題の番組制作への協力を呼び掛けるピーター・シンプソンさん(中央)ら=沖縄キリスト教学院大学

 「辺野古の海を守るためにドキュメンタリー番組を制作しよう」と、県内大学教員が中心となり「普天間 辺野古アクションネットワーク」を発足した。英BBC放送の環境番組「アースリポート」で、米軍普天間飛行場代替施設の辺野古沖建設を扱ったドキュメンタリー番組の放送を目指している。

 共同代表の一人沖縄国際大学の講師ピーター・シンプソンさんは「BBCの看板番組で、環境保護に大きな影響力を持つ。辺野古の貴重な海洋生態系と豊かな海に依存する人々の暮らしを守るために番組制作が弾みとなると期待している」と話す。

 課題は、BBCと折半する制作費の工面だ。4月末までに300万円を集めるのが目標。シンプソンさんは、普天間飛行場の即時閉鎖と辺野古移設の断念を求める小泉純一郎首相あての絵はがきを作製し販売。収益金を寄付している。絵はがきは1枚80円。「はがきの販売や寄付からすでに25万円を集めた。10月にも撮影に入る予定だ」と話す。

 2日には、沖縄キリスト教学院大学で、共同代表の一人で、興南高校教諭の島村麗さんらとはがきを販売、寄付を呼び掛けた。

 はがきや寄付の問い合わせは、シンプソンさん098(893)6741または090(4346)2054。



2月4日(金)

座り込み292日目
7時半、第3単管に到着!!暴風&雨対策もばっちり。 作業が終り、「ふぅ」と一息。
←←9時半ころ、作業船が3番やぐらに向かってきているという連絡が入った・・・。

ないわいが応援に駆けつける!!→
作業船が3番やぐらに近づき、ダイバーが海に飛び込んでクランプ締めの作業を強行。
全く交渉をしようとしない向こうのやり方に対し、飛び込み隊が必死の抵抗!!
まともな作業は出来ず、すぐに撤収していきました。 またまた、「ふぅ」と一息。
(寝ている姿を下から見た図)
あまりにも風と波が強いため、単管から撤収。すごい風の中、撤収準備。 ロープを船に渡して、 乗り移るため船を単管に引き寄せる。
「早く渡って〜!!」
13時半、陸に帰って、やっとお昼!!

それにしてもすごい風と波でした・・。

15時過ぎ、もう作業はないと思っていたその時!
「作業船が漁港を出航して作業をしそうだ!!応援急いで!!」という連絡が!!こちらも超ダッシュで向かう!! のんびりと守る会事務所でお茶を飲んでいた海人も、自分の船を出すため、急いで汀間漁港へ向かう!! 急げ急げ!!
第一単管に到着。
作業船は第一の周りにいましたが、こちらの船が沢山集まって来たので、作業を諦め、キャンプシュワブに帰って行った・・。第一の作業阻止!
こちらが完全に撤収したところを狙っての奇襲でした。こんなやり方しかしないなんて本当に汚い!!海はこんなにもきれいなのに・・ 作業船が動き出したという連絡が入ってから、阻止船は単管にすっ飛んでいきました。その速さはまるでサンダーバード1号のよう・・。
海人の皆さん本当にお疲れさま!!
やっと陸に帰ってきました。
それじゃぁ船を上げるために漁港に向かおうかなぁ。
『座り込み300日集会』
2月13日(日)9:00〜12:00
場所:辺野古
日程:海上行動‐やぐら設置場所など視察(9:00〜10:30)
    乗船受け付け 8:30
    300日集会
    午前11:00〜12:00  

晋くん日誌
2月4日(金)
・防衛施設局による違法な強行調査に対して阻止行動を行いました。

私は第四のヤグラを守っていました。

・第二、第五では。
第二、第五のヤグラを担当しているサンコーコンサルタントは午前中にヤグラに近づき、「この間つけた最大積載量の看板の2枚目をつけさせてほしい。」と申し出て来ました。
第五では「午後の作業はなし」との確約をとった上で午前中に看板の取り付け作業が行われ、午後は作業がありませんでした。
第二では、交渉はあったものの看板の取り付け作業は行われていません。

午後に入ると波が4メートルに達し、波がリーフを超え始めたため私の船では2度もアンカーロープが切れ大変な状況でした。
午後1時30分には全体が引き上げ作業に入りました。

・第一、第三では。
第一はパシィフィックコンサルタンツの作業船が近づくものの写真撮影だけで終わっています。
第三では、午前中に強行作業をしようと作業船が交渉もせずに無言で4名のダイバーを飛び込ませました。
それに対してヤグラに登っていた4名の人が飛び込み、ヤグラの周りの海でダイバーとの追っかけあいになり、作業は一切させず追い返しました。

午後はどのポイントにおいても波が高く、作業船も引き上げたためこちらも午後1時30分頃全ての阻止船が引き上げました。
ところが午後2時50分に普段は警戒船をしている2隻が辺野古漁港より出航。
私の船とナイワイ号が警戒して数人を乗せて出航。
警戒船を追いかけていくとキャンプシュワブ浜辺に警戒船が乗りつけています。何かを見計らったかのようにパシィフィックコンサルタンツのダイバー、作業員が大挙して浜辺に押し寄せ駆け足で警戒船に乗り込んでいきます。完全な奇襲攻撃です。犯罪的な行為に怒り心頭です。
許すわけにはいかない。テント村に応援を要請をし、第三に向かっているダイバーを4名乗せた警戒船を追いかける。
第三に近づくと警戒船が意図的に私の船にぶつけてくるという行為に出ました。こちらの動きが鈍くなった瞬間にダイバー4名を飛び込ませヤグラに登らせました。
「行って!!」船に乗っていた一人に声をかける。彼は勇猛果敢にヤグラに登り一人で立ち向かった。
私も船を第三のヤグラに係留する。
ものすごく波が荒く困難な作業が続く。その間に登った一人はダイバー一人に取り押さえられ、ヤグラの上では足場板を敷く作業が強行されている。
辺野古漁港から出航したその他の作業船4隻がヤグラに次々と係留を開始する。作業船から新たな足場板が搬入されようとしている。私も係留途中でしたがヤグラに駆け登る。ナイワイの応援も駆けつけ、こちらも新たに4名の阻止部隊が到着。
ヤグラの一番上の足場板は敷かれてしまったが、真ん中の足場板は敷かせない。
3名のダイバーが敷かせまいとパイプにしがみついている私を引き剥がしにかかる。
「こんな卑怯なやり方をして恥ずかしくないのか!!」ヤグラで激が飛ぶ。
また新たに阻止するために到着した人が船から泳いでヤグラに駆け上る。9名の人が阻止に入る。
「してやったり」という顔をしていた作業員たちの顔色が変わる。こちらの迫力はすさまじい。全員がこの理不尽な行為に怒っている。
私の船があるために他の作業船が近づけず、パシィフィックコンサルタンツの作業責任者の山本が「晋の係留ロープを切れ!!」と怒鳴る。ダイバーの一人がナイフを出し、係留ロープを切ろうとするが、私が焦ってかけたロープは複雑に絡み合っていて切れない。
あきらめて撤退を開始する。
防衛施設局員が引き上げの指示を出す。「もう危険ですから引き上げます。今日の作業は終わりますから皆さんも引き上げてください。」
ダイバー達が泳いで作業船に戻っていく。
第一のヤグラが狙われる可能性が出てきた。無線で連絡をとると緊急事態に駆けつけてくれた東村、宜野座、国頭の阻止船が守ってくれているという。
第一では完全に阻止されています。

帰り際に第一のヤグラに行き、駆けつけてくれた海人達にあいさつをして船を見ると、緊急にもかかわらず船の上にはたくさんの人達が乗っていた。普段は船長として活躍している海人達が一つの船に乗り込み、全員が飛び込む用意をしていました。
今回の奇襲強行作業は完全に海人達を本気にさせた。もうとまらない。卑怯なやり方をしたパシィフィックコンサルタンツ、防衛施設局、国、強行作業は自分達の首を絞めていることを知れ。

そして今回のこの奇襲は絶対に許すことはできない。
サンコーコンサルタントについて全国的な抗議行動を呼びかけたのは、1ヶ月前 3名の負傷者を出すというあまりにひどい強行作業に呼びかけたものですが、同様にその時、パシィフィックも暴行行為を多発し、指をねじられた男性は指にひびが入った。
サンコーだけでなく、パシィフィックに対しても全国的に抗議行動が必要だと考えます。抗議行動による業者に対する圧力は私達海上で阻止している人達の生命を守るためのものでもあります。
全国的な抗議行動を緊急に呼びかけます。


2月3日(木)

座り込み291日目
今日も第3ポイントです 朝の準備をする 10時過ぎ、施設局の作業船が来る。
しかし、作業はやらず、少ししたら
シュワブの方へ撤退
本来3ポイントはパシフィックの担当
のはずなのにサンコーの船団も
来た
警戒する ゆっくんがうにを取る。
(右、手マコちゃん 左、ゆっくん)
優雅に泳ぐゆっくん 今日は2時ごろには撤収 撤収ですってば・・・
久しぶりに早くあがれました テント村の様子 帰ると海人が伊勢えびを
差し入れてくれました!!やった〜!
うまい! 本当に旨い!! あまりのうまさに魂が抜けるあやちゃん
その様子に
近くで見ていた悦美さんが
思わずニッコリ
エビッツ!! 10分後・・・
今日はたくさんの人が来ました 合計40人
壊れたエンジンを修理 これがなかなか重たかった・・・ ズビシッツ!ケロケロ!
←筋トレに励む二人→
決して遊んでいる
わけではない
ジュゴンの家日誌
街から届いた綿菓子機で
綿菓子を作りました。(クレープは?)
めん棒ができました 今日の夕ご飯は近くのタコス屋
こっちはチキンライス そしてタコス うまい!
沖縄タイムス <2005年2月3日 夕刊 5面>

沖国教職員に強ストレス/米軍ヘリ墜落

 昨年八月に沖縄国際大学に米軍ヘリが墜落した事故について、同大教職員らを対象に行ったアンケートで、教職員らに事故から約一カ月後も強いストレス反応があったことが、二日までに分かった。

 事故対応に伴い職務負担が過重となり、休日も取りにくい状況が続き、調査を実施した同大心理相談室は「このような状況が続くと過労死などの遠因になる可能性がある」と指摘。大学構成員らがさまざまな感情を表現できる場を保障し、職員が安心して休暇を取れるシステムをつくる必要があるとしている。

 調査は事故から約一カ月後に、教員百三十二人、職員八十一人を対象に実施。教員百四人、職員四十六人から回答を得て、第一回ストレス調査中間報告として文書にまとめた。アンケートでは「事故を連想させる物音や映像などに敏感になっている」(39%)、「ちょっとした音にも驚く」(34%)、「事故についての夢をみた」(18%)などの回答があり、ストレス反応がかなり表れていると分析している。

 また「非常に強いストレスを感じている」者が一割程度いることが示された。マスコミや行政などと対外的な特殊業務が発生。被災者の職員自身が通常よりも努力しているにもかかわらず、内外から批判されることに大きな負担を感じているケースもあった。

琉球新報 2005年2月3日 木 10:32

環境現況調査に着手へ 防衛施設局、2社を選定

 【名護】名護市辺野古沖での普天間飛行場代替施設建設に向けて、那覇防衛施設局は1日、環境影響評価(アセスメント)の現況調査を行う調査会社を選定した。調査工期は8月まで。環境影響評価の実質調査に着手する。

 施設局によると入札で調査会社2社と2JV(共同企業体)を選定。1週間以内に契約し調査工期は8月までという。調査は「大気、騒音・振動、低周波音」「水質、潮流、波浪」「サンゴやジュゴンなど海域生物」「陸域の動植物、塩害、景観」など。うち1社は「2月8日から8月までの契約」と述べている。

 調査着手の時期について施設局は「知事意見の内容を踏まえ追加すべき調査手法を検討し、手続きや調査機材の準備が整い次第、着手する」と説明している。

 辺野古沖では現在、代替施設の護岸構造を検討するボーリング地質調査が実施されている。ボーリング調査と環境現況調査を並行して実施するかどうかについて施設局は「調査の開始、終了時期が確定しておらず、現時点で確たることは言えない」と説明した。

<ニュース用語>環境アセスメントの現況調査

 環境影響評価(アセスメント)の過程で適切な「予測」「評価」を行うために必要な事項について、既存の文献や資料では明らかにされなかった情報を収集し、地域の現況をより正確に把握するために行う現地調査。対象は大気、水、自然環境の多方面にわたる。結果に基づいて事業実施による影響の把握と対策がなされるため、環境アセスメントの基本であり、重要な過程とされる。

琉球新報 2005年2月3日 木 10:32

ボーリングと同時前例ない 専門家、市民らが批判

 那覇防衛施設局が環境アセスメントの現況調査を行う会社を選定したことに対し、アセスの専門家や市民団体からは「方法書に対する知事意見を調査手法にどう反映させるか不明確」「ボーリング調査と時期が重なれば適切な調査は不可能」といった批判の声が出ている。

 沖縄大学の桜井国俊学長(環境学)は「飛行機種や回数など事業の全体像が示されない中、なぜこの時期に調査をするのか。結局、現状と懸け離れた結果を出して、事業を遂行するための既成事実に利用されるのではないか」と批判した。

 市民アセスなごの宮城康博事務局長は「知事意見を踏まえた調査手法を確定しないままの調査発注なのか。発注した調査の手法や仕様を施設局にただしたい」と疑問視する。ボーリング調査が遅れる中での環境現況調査の発注に「同時期に実施すると適切な基礎データは得られない。環境影響評価の信頼性が失われる」とくぎを刺した。

 環境アセスメント学会前会長の島津康男名古屋大名誉教授は「ボーリングしながら現況調査をした前例はない。ボーリングの現場で、さんご礁の調査をするとなれば不思議な話だ」と疑問視した。

 アセス方法書に対する40項目の知事意見を提出した県文化環境部は、準備書作成以前に見直した項目を報告するよう施設局に要望している。現況調査が開始されようとしていることに対して同部は「知事意見に基づいた変更点があれば、県に何か言ってくるはずだ。何も連絡がないので、変更がない項目について現況調査をすると理解している」と話している。



2月2日(水)

座り込み290日目
昨日は鹿児島でも雪が降ったそうです。辺野古も寒い! ヤグラに登るも、パイプが冷たいっ! 第三ポイント、平和丸到着。
本日も3隻の船でヤグラを包囲!
午前10時、作業船が出航したとの連絡。しかしその作業船よりも早く、援軍のナイワイ号が到着!頼もしい!!  作業船 到着、しかし4隻で包囲して作業を阻止。
 この後、もう一度来ましたが、同様に作業をさせず完全阻止!
 今日は他のポイントでも作業はさせていません。
船だけじゃなく、飛び込み隊も活躍しています! 撮影する施設局員に負けじと、こちらもビデオカメラで撮影しかえします。 作業船が去ると、すぐにナイワイが後を追う!
東京から大学生が応援に来てくれました。 潜水の練習に、ヤグラ周辺をぐるり。
ウェットスーツで泳ぐことをおススメします・・。
←あとは、作業終了の時間までとにかく寝る!


  ふ〜、おつかれさまぁー  →
←差し入れのパン
      ごちそうさまでした!


 シャワー室のドアノブを壊した
             ゆっくん →
ジュゴンの家日誌
  ↑
←  今夜は男二人の料理。
ゆっくんのみごとなラップにのせて、料理が運ばれる。

  T さんが忘れていったアイス。→
 食後にみんなでいただきました。
 Tさん御馳走様! と、
            おつかれさま!
晋くん日誌
阻止行動日誌289日目。
2月1日(火)
・防衛施設局の違法な強行調査に対して阻止行動を行いました。

今日のヤグラの様子。
私は第四ヤグラでくい打ちをさせまいと守っていました。

・第一、第三では。(パシィフィックコンサルタンツの担当)
第一のヤグラでは作業員が写真撮影だけをするだけで去っていきました。昨日、第一のとの交渉の時に「明日は向こうのヤグラでやるぞ」と宣言していたパシィフィックは午後に第三のヤグラで強行作業をするために乗り込んできました。
第三のヤグラでは海上座り込みの人々と海人のガードでがっちりとガードされており手出しできない状況を作り出していました。
作業船はこちらの係留ロープなどに無理やり船をくくろうとし、ヤグラに突進しようとしてきます。座り込みの人々が数名で海に飛び込み何度も作業船が入ろうとするのを阻止しました。
防衛施設局は入れないとなると今度はダイバー4名をヤグラに上らせて足場板を搬入しようとします。ヤグラにいた6名がそれもまた防ぎ阻止します。
作業船から足場板を海に投げ込みダイバーがそれをサーフィンの要領でヤグラに搬入しようともしましたが、その全てを阻止。完全に止めました。
すごい!第三の人達。

・第二、第五では。
昨日、交渉に来て申し出ていた「最大積載量の看板の取り付け」についてですが、看板を見ると「最大積載量3600キロ」と書いてある。60キロの人が60人乗っても大丈夫だというお墨付きらしい。
「今日はこれ以上の作業はしない。」という確約をとり、看板の取り付けだけを了解しました。
作業員の方も何らかの形で作業をしなければならないということがあるようです。看板の取り付けなどはボーリングのための作業にはなりません。
海人達と海上座り込みの人達との力で手出しできない状況を作り出しています。
サンコーコンサルタントが12月中に行っていたような暴力行為は今の所ないものの、私は許すことはできません。油断できない状況は続いています。

・外洋では。
外洋では、大型船4隻にパシィフィックコンサルタンツのダイバーが6名ほどのり、潜水調査を続けています。
作業台船に動きはないものの、外洋の調査はそれにともなったものです。
沖縄タイムス <2005年2月2日 夕刊 5面>

漁民20人追加提訴へ/辺野古移設

 米軍普天間飛行場の代替施設建設に伴い、名護市辺野古沖でのボーリング調査に反対する市民や近隣海域の漁業者ら、県内の六十八人が国を相手にボーリング調査の差し止めを求めた訴訟で、周辺海域の漁民らが来週にも那覇地裁に追加提訴する。人数は約二十人になる見通し。弁護団の三宅俊司弁護士は「被害に一番関係ある漁業者が参加することは、大きな力になる」と話している。

 弁護団やヘリ基地反対協議会によると、約二十人は、昨年から海上阻止行動に加わっている漁民を含めた石川市や宜野座村、金武町、東村の漁業者。弁護団が一月二十九日に辺野古で開いた説明会を受け、約十人が委任状を提出し別の約十人も原告に加わる意向を示した。説明会に参加した漁民からは「辺野古に基地ができたら付近の海流が変わり、漁業に影響が出る」との懸念が出され、多くの漁民が「自分たちの海を守りたい」という意思を示したという。

 ヘリ基地反対協の安次富浩代表委員は「漁民の提訴は、ウミンチュにとって自分の生活を守る意思表示。公判の中で問題点を浮き彫りにし、世論を盛り上げ、建設を断念させたい」と話した。

<2005年2月2日 朝刊 23面>

結成総会に300人/九条の会沖縄
平和憲法を守ろう

 憲法九条の理念を守ろうと、「ネットワーク九条の会沖縄」の結成総会が一日夜、那覇市内で開かれた。三百人余の賛同者は「軍隊による武装は他国の不信と緊張を呼び恐怖と危険を増大させこそすれ、安全に寄与することはない」などの呼び掛け内容を確認した。シンポジウム開催、学習会への講師派遣のほか、ステッカーで意思表示をする。各市町村や職場などでも「九条の会」と銘打った組織の立ち上げを推進、支援する方針だ。

 代表世話人は、中村文子一フィート運動の会事務局長、金城睦県憲法普及協議会会長、原喜美沖縄キリスト教短大元学長、佐久川政一沖縄大学名誉教授の四人。中村さんは「荒波の向こうの灯台だった憲法九条を目指す復帰運動の激しい熱を取り戻し、次世代につなげるよう頑張りましょう」とあいさつした。

 那覇市の劇作家謝名元慶福さん(63)は「一人ひとりが体験から九条の大切さをつかむことが大事。今の改正論議は問題のすり替えばかりだ」と指摘。那覇市の画家宮良瑛子さん(70)も「今は、戦争をする国になるかどうかの岐路。過去の反省に立てば、九条は絶対変えられないはずだ。自分の子や孫のことを考え、国民一人ひとりが行動せねばならない」と語った。

「9条を徹底的に勉強すべきだ」など活発な意見が出た九条の会結成総会=那覇市・てぃるる (写真説明)「9条を徹底的に勉強すべきだ」など活発な意見が出た九条の会結成総会=那覇市・てぃるる

琉球新報 更新 2005年2月2日 水 10:57

普天間格納庫に調査費 05年度思いやり予算判明

 【東京】政府が2005年度予算案に盛り込んだ「思いやり予算」(在日米軍駐留経費負担)の細目が1日までに分かった。赤嶺政賢衆院議員(共産)の求めに対し、防衛施設庁が明らかにした。思いやり予算2378億円中、施設建設費は689億円。普天間基地の整備用格納庫改築のための調査設計費1000万円も計上しており、代替施設建設を進めながら現基地の整備も進める実情が明らかになった。

 浦添地先に移設を計画する那覇軍港(那覇港湾施設)でも、輸送大隊の庁舎となる司令部管理棟の調査費1700万円を計上した。

 沖縄関連ではほかに(1)嘉手納飛行場(家族住宅、中学校、司令部棟、工場など)90億8000万円(2)キャンプ・ハンセン(体育館や野球場、司令部棟、工場など)37億2700万円(3)キャンプ・シュワブ(司令部棟や工場、倉庫など)15億5200万円(4)キャンプ瑞慶覧(プール、陸上競技場、球技場、工場など)6億4900万円―などを計上した。

 全国で最大の規模は、滑走路を拡張する岩国基地の268億2800万円。

 赤嶺議員は「基地の移設、撤去と言いながら、今の基地を思いやり予算で強化しており、政府の姿勢は矛盾も甚だしい」と批判している。

 米軍は「(米国予算の)MCON(軍事建設計画)は政治的に微妙な、機密指定の事業計画などに対してだけ支出すべきだ」「FIP(思いやり予算)は日本での建設事業に適している」と内部文書「佐世保マスタープラン」に規定、施設整備ではなるべく日本の思いやり予算を活用するよう奨励している。

QAB琉球朝日放送 2005年02月02日(水曜日)PM 06 : 30
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検証 動かぬ基地34 新嘉手納爆音訴訟 原告の思い

「殺人的な騒音」と形容される嘉手納基地を飛来する飛行機の爆音。その被害に苦しむ住民が国を相手に飛行の差し止めを求めた今から23年前。高裁で住民の声は退けられました。しかし、住民はまた訴訟を提訴。新嘉手納訴訟は今月に判決が言い渡されます。

旧提訴から23年。新訴訟の判決を間近にして基地のすぐそばで暮らしてきた原告の思いをお伝えします。

南風原町の教会で神父を務める池原吉治さん。池原さんは新嘉手納爆音訴訟の原告の一人です。

池原さんは生まれてからこれまで嘉手納で生活してきました。自宅は嘉手納基地のすぐそばの屋良地区。基地を取り囲む防音壁から道路を挟んでおよそ20メートルの場所です。一日に100回以上も聞こえる、周辺地域の中で最も被害が大きな地域です。

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「直接の爆音でロックを目の前に聞いているよう感じ。心臓に響く。ブロックに隠れていたことがある。」「恐怖というのは目の前に在り続けた。小さいときも」

こどもの時から刻まれた恐怖の記憶。毎日というほど、時間を問わず飛行を続ける軍用機の爆音から静かな生活を取り戻したい。池原さんは1982年、嘉手納爆音訴訟の原告の一人に加わりました。

「実感として自分自身が感じてるし、自分の親父や母もそれを感じてきたので」「町民として立ちあがらなければと思いました」

軍用機の夜間・早朝の飛行差し止めを求めた訴訟は一審で騒音の違法性を認め、国に対し、過去分の賠償を命じました。1998年の控訴審判決で裁判所は爆音による被害が拡大していることを認めましたが、身体的被害ついては爆音との因果関係を否定しました。池原さんらの最大の願いである夜間・早朝の飛行差し止めは退けられました。

「小さい声が届かないというか。こっちにある壁がね、政治的な壁でもあると。どんなに大声を出してもね。あそこからの爆音は思いっきり届いているんだけど私達の声は届かない」

控訴審判決を受けて、原告、国側は上告を断念。その後、住民達は再び訴えを起しました。2000年、6市町村の住民およそ5000人が原告となって国を訴えました。池原さん一家6人全員が原告に名を連ねました。

同じ年の五月、新訴訟第一回の口頭弁論で池原さんの次男、仰一君が意見陳述で証言台に立ちました。

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大人の中に混じって当時13歳の中学生だった仰一君は生の声で日常の中で受けた被害や自分の思いを訴えました。

爆音の被害が自分の世代で解決できず、次の世代で引き継がれていくことに池原さんは一抹の悔しさを感じています。しかし、この現実を受け止め、問題意識を持って欲しいと思っています。

「子ども達がどう感じているのか?しっかり問題を見ていて欲しい」

旧訴訟の提訴から23年、原告の高齢化も進み、若い世代は爆音の被害のない地域へと移っているといいます。生まれ育ったこの場所に静かな日々が訪れることを願う池原さん。嘉手納基地の爆音に苦しむ原告は今月、判決という節目をむかえます。

「今までずっと我慢してきてやっぱりそのままでは諦められない。必ず勝訴するまでは。」「戦うべきもの。自分達の権利を勝ち取るべきもの。それには断固とした姿勢を持つべきもだと。生きる権利というか。住む権利というか。」

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日常の生活が爆音によって壊されているその苦しみはここに住んでみないとわからないと池原さんはいいます。戦後、肉体的、精神的に追い詰めてきたこの状況が解決されぬまま、裁判闘争に費やした23年の月日はとても重い。また、この深い問題を次の世代がどう捉えていくのかということも今後課題になってくる。

原告側は爆音に健康的被害を前面に訴え、飛行差し止めを求めています。原告の願いを司法がどう判断するのか?注目の判決は今月17日に言い渡されます。以上、動かぬ基地でした。


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2月1日(火)

やぐらにしゅっぱーっつ。 本日第一やぐらで、単管戦隊ヤグレンジャー結成!ヤァー!! お昼ごはんの後、差し入れでいただいたチョコをおいしくいただきました。
今日は波と風が強かったので、アンカーを打つのも一苦労・・
アンカーと人と波と岩との駆け引きがうまくいって初めて船が固定される。
今日は午前中と午後に作業船が来ました。
ボーリング機材を動かす作業員も乗っていましたが、こっちの固いガードに阻まれなんっにも作業できず・・。
単管の周りをうろうろして去っていきました。
3時ころ帰港。
事務所に戻ると、暖かい鶏肉汁が!
こころも体もほっかほか〜。
海上パレード決定!!
2005年日曜日
宜野座 金武 石川 海人
俺たちの海を守ろう集まれ団結だ!!
海上ヘリポート反対

海上パレード2005年2月6日
宜野座漁港10時出航2時間程度

海人の皆さんがんばろう

「第7号漁業権を守る会」
ジュゴンの家日誌
ペットに縫合手術をするましゅぽ。


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