ジュゴンの家・日誌
「ジュゴンの家」の賛助会員、募集中
「ジュゴンの家」は沖縄・名護にあるリサイクルショップです!!お店を開けつつ、「基地建設をとめたい!!」という思いで、日々行動しています。
「ジュゴンの家」では「ジュゴンの家」を支えてくださる賛助会員を募集しています。
「力になろう!」という皆さま!!
ぜひ、賛助会員になってください!!よろしくお願いします!
会員申し込みは・・・FAXまたはメールでお知らせください。
  電話&FAX 0980−54−2948 
   e−mail   dugonghouse_in_okinawa@yahoo.co.jp
会費・・・月1000円、年10.000円となります
同基金への協力は 
●琉球銀行 普通口座 名護支店
 口 座 番 号   23−130
 口 座 名  西 陽子 まで

よろしくお願いいたします

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3月D
参加者募集!!!
阻止船に乗る人、海上のやぐらおよびテントで座り込みする人が必要です!!!
少ない時間でも、行動できる人は集まってください!!
あなたが行動することで現場の状況は変わる・・・・!!
どうか、よろしくお願いします!!
辺野古に来てください!!!
冬を迎え海の上はだんだん寒くなってきています。普通の衣服では、濡れて風に当たっているとかなり寒いということです。
海上行動用のダイビングスーツも募集しています。使わない物があれば、是非ジュゴンの家の住所まで送って来てください!!お願いします・・・!!

海上調査阻止行動のための緊急カンパのお願い!!
現在、辺野古ではボーリング調査を阻止するための阻止行動が行なわれています。とりわけ「海上調査阻止行動」が重要になっています。リーフ外での防衛施設局の調査を阻止するための行動船を調達するための資金が圧倒的に不足しています。

 今すぐに数100万円の資金が必要です。全国の皆さんに緊急カンパをお願いしたいと思います。皆さん応援をよろしくお願いします!!

 カンパを振り込まれる際は、下記の口座にお願いします。(このカンパのお願いは「ジュゴンの家」が、「命を守る会」を応援する気持ちで独自でやっています。振り込まれたお金は、辺野古でのボーリング調査阻止行動のために使われます。)
●郵便局 17040−14225611  西 陽子 

国会前座り込みホームページヘ!!

辺野古より緊急連絡!!!
平和市民連絡会の平良夏芽です。
12月10日午前、辺野古沖のやぐらで反対派男性が作業員に突き落とされ、
パイプに後頭部を強打し気絶して救急車で搬送されました。
被害者は意識を取り戻し、
大事には至らなかったようですが24時間の経過観察という段階です。
しかし、那覇防衛施設局は すぐ近くで見ていて、
救助指示も出さず傍観していました。
被害者が気を失って 流れに流されていくのを傍観したのです。
しかも、本人が自分で落ちたと言い張っています。  
現場では、施設局に雇われた業者を「敵」としないように努力してきましたが限界です。
3人目のけが人が出て、しかも三人目が気を失って救急搬送されるに至っては、
全国に呼びかけて業者にも抗議をしていただく必要があると判断しました。
以下に業者の名前、住所、電話番号を記します。
想いのある方は、抗議の電話を入れてください。
サンコーコンサルタント  東京都江東区亀戸一丁目8−9号
                電話03-3683-7111
                FAX03-3683-6264
同沖縄事務所       浦添市牧港1-62-19
                電話098-875-6181

那覇防衛施設局は、抗議の電話を弁護士がしている途中、
15分ほどで一方的に電話を切りました。

   ボーリング用のやぐらが珊瑚を破壊・・・!!
海底に潜った夏芽さんたちが撮影した写真が見られます!!
ここをクリック!!

3.20イラク反戦ピースコンサート
           &サウンドデモ

 世界の平和の声を踏みにじったアメリカのイラク侵略攻撃から2周年目の3月20日。世界中の平和勢力がイラクはイラクの人々に返せ!と米軍のイラク占領を糾弾し撤退を要求する世界統一行動が今年も展開されます。
 辺野古では、ボーリング調査を阻止することが米軍のイラク占領に反対することになるという立場から、普天間基地の名護移設に反対し、海上基地建設を白紙撤回させるための闘いを非暴力・不服従で身体を張って闘っています。
 友ぐぁの皆さん!!在沖米軍のイラク攻撃に抗議し、自衛隊・米軍の撤退と辺野古新基地建設と辺野古新基地建設を断念させるまで、共に声をあげていこうではありませんか。!
とき 20日(日)PM4:00〜6:30

ところ 県庁前広場

出演 海勢頭豊・まよなかしんや・安里正美・やまじん・他

*ピースコンサートの後、国際通りをサウンドデモしますので、ギター・三線・タイコを!。

よびかけ/百万人署名運動・沖縄の会・基地・軍隊を許さない行動する女たちの会・一坪反戦地主会浦添ブロック・うないネットコザ・他

TEL・FAX/098−876−1352(沖縄うたの里)

イラク開戦から2周年 イラク戦争反対世界統一行動
3・20酒井啓子講演会


日時 20日(日)午後1時半開場
会場 沖縄青年会館 098−864-1780

会場協力費 千円

演題 <国会選挙後のイラク情勢>

講師 酒井啓子氏(アジア経済研究所参事)

 アジア経済研究所参事の酒井啓子氏が沖縄に来られます。沖縄は米軍再編や普天間ー辺野古でいよいよ重要な局面をむかえようとしています。沖縄からイラク攻撃に派兵された海兵隊の沖縄帰還も始まっています。
 酒井啓子氏の「国会選挙後のイラク情勢」と題した講演は、この時期、大きな意義があると思います。酒井啓子氏の講演をぜひ聞きに来て下さい。みなさんのご参加をお待ちしています。

主催 ; 基地・軍隊を許さない行動する女たちの会・うないネット・コザ・一坪反戦地主会・浦添ブロック・とめよう戦争への道!百万人署名・沖縄の会
 
(連絡先)読谷村波平174(知花昌一) пEfax098−958-2115

3月18日(金)

座り込み334日目
サンコーコンサルト来ましたが、こちらは作業を拒否。あっさり引き上げたそうです。パシィフィックも写真撮影のみでした。
3月1日に始まったボーリング訴訟。国頭の海人、山城善勝さんの陳述書を掲載します。裁判当日、陳述書を読み終えた後、伝えきれない部分を語り続けました。


意 見 陳 述 書

2005年3月1日

那覇地方裁判所民事第2部 御中

原 告  山城善勝 

1 私は、子どものころから、とにかく海が好きで、沖縄県の石川で漁をするようになり、その後石川漁協の組合員となりましたが、約30年前に国頭村に移って、現在は国頭漁協に所属しています。

 私が石川で漁業を始めたころ、石川の沿岸は本当に美しくて豊かな海でした。私はサバニに乗り、手銛を持って海にもぐり、マクブ、エビ、タコ、イラブチャーなどをとっていました。1日サバニを出せば、今のお金で3万円分くらいの収穫はあったと思います。

 ところが、今から約40年前、石川に火力発電所が建設されることになり、海が埋め立てられて行きました。すると、今まで石川にいた、たくさんの魚や貝が、どんどん姿を消してしまいました。海が好きで漁師になり、漁で生活を立てていた私にとって、海が死んでいく姿を見ることは大変な苦痛でした。

 私は、「石川で漁を続けることはできない。このままでは生きていけない。」と思い、魚を求めて石川を去ることを決めました。私は、火力発電所建設の補償金の受け取りを拒否し、補償金が支払われる直前に、国頭村に移り住みました。

 私は、国頭村で漁をするようになり、本当に幸せです。美しい海があって、たくさんの魚がいます。私は今も手銛を持って海にもぐっています。かつて石川の海もそうでした。今も石川で漁師として頑張っている仲間もいますが、彼らには「あんた、出ていって正解だよ。いい考えしてたよ。」と言われます。今、石川の仲間たちはみんな、大変苦しい生活をしています。

2 私はこれまで、辺野古の問題にあまり関心を持っていませんでした。いよいよボーリング調査が開始され、単管足場がたてられ、建設反対派の人たちの中にけが人がでた昨年12月ころ、反対運動をしていた友人から、「助けてくれ」と言われ、一度現場を見に行くことにしました。

 辺野古に着いて、海を見ながら新基地の計画内容について説明され、私は物が言えなくなってしまいました。この基地の大きさはただごとではありません。

 私は、「こんな物を作られたら、周りの海はみんな死んでしまう。」と思いました。私には、石川での苦い経験があります。私は、「何とかしなければ」という思いから、基地建設反対運動に加わり、毎日のように辺野古の海に船を出しています。

3 潮は、共同漁業権の境界線とは関係なく流れ、魚は自由に移動します。辺野古の魚が国頭へ行き、国頭の魚が辺野古へ行っています。

 そして、海の潮の流れはちょっとしたことで大きく変化します。例えば、国頭村辺土名は、かつて広い砂浜が広がっていましたが、漁港ができたところ、砂は全部海に流れて、砂浜はなくなってしまいました。新しく基地ができれば、沖縄のまわりの潮の流れが、大きく変わってしまうことは間違いありません。

 それに、ボーリング調査自体によってもリーフが破壊され、海が汚れますから、必ず悪影響が生じます。

 私は、辺野古の海にも実際にもぐってみました。すると、ここは本当にいい海でした。マクブ・イラブチャーなどの高級魚もたくさんいるし、伊勢エビもいます。こんなに豊かな海をつぶしてしまうなんて、本当に信じられません。

4 一度死んでしまった海は、簡単には元に戻りません。海を壊す行為は、漁師として断じて許すことができません。

 漁業権は、海を守るためにあります。補償金をもらうためではありません。それに、補償金は使えばなくなりますが、海はずっと私たちの生活を支えてくれます。私は、沖縄の海を守るために、私の持っている漁業権を使います。

 裁判官の皆様、どうか沖縄の海を守り、私たち漁師の生活を守ってください。

以 上


ジュゴンの家日誌
りらちゃん初来店。明日のナタージャと不思議な箱お買い上げ。NANAはお姉ちゃんのリクエスト。先生のお母さんと同様明るく元気な子です!! ふきのとう書房の目黒さん現る!!島酒の差し入れありがとうございます!!



3月17日(木)
座り込み333日目
昨日未明の違法な作業強行に警戒し、今朝は暗いうちから阻止船を出しました。施設局は昨日の情けない結末を恥じてか、スパット台船どころか警戒船すら出港させず、おだやかな一日でした。
風、強いです。 昨日の海底に落ちたボートのエンジンを探しに行くナイワイとゴムボート。 今日もやぐらは賑やかです。
たいへん平和な日でした。おつかれさま。
本日のテント報告。キャンプシュワブのゲート前行動をしている女性のお話。早朝だけですがジュゴン保護を訴えるプラカードを持って立っています。以前は6時ころでも施設局や作業員の車が入ってきましたが、現在は時間がずれて私がいる時間には基地建設関係の車は入ってきません。それでもやり続けています。毎日立っていたら、ジョギング中の米兵や、基地内で働く人などが声をかけてくれるようになりました。6人いる警備員も最初は少し怖かったけど、今ではあいさつを交わしています(^ ^)
写真展始まります。 名古屋土産のういろう。 クロワッサンに載りました。

琉球新報更新 2005年3月17日 木 10:37

施設局、台船撤収 11管が抗議船排除 辺野古沖調査

 【名護】普天間飛行場代替施設の建設に向けたボーリング(掘削)調査で那覇防衛施設局は16日、名護市辺野古沖に掘削用スパット台船を搬送したが、設置作業せずに同日午後、台船を撤収した。施設局は「反対派の危険な行為を避ける台船の無理な操船で係留アンカーロープが切れたため作業を中止した」としている。17日の作業予定は明らかにしていない。

 住民、市民団体の海上での阻止行動に対し、第11管区海上保安本部は住民らの船舶、ボートを停止させロープでけん引して台船から遠ざけた。同本部は「海上保安庁法に基づき人命、身体の危険を防止するための処置」としている。

 これに対し抗議船を操船していた平和市民連絡会議の平良夏芽事務局長は「台船に近づいただけで暴力的に制止され、排除された。強引なけん引で船舶1隻のハンドルが破損して操船不能となり、ボートのエンジンが海中に脱落した。女性1人が殴られた」と主張し、「海保側に相当な危険行為があった。正当とは言えず法的措置も検討する」と話している。11管区本部は「殴った事実はない」と否定している。

 平和市民連絡会の当山栄事務局長は「夜間の台船搬送は、ジュゴンに配慮し日の出前に作業を行わないとした施設局の配慮事項の規定に反する」と批判した。

知事に「強い態度示せ」 グリーンピースが米首都で抗議

稲嶺恵一知事に対して抗議行動を繰り広げるグリーンピースUSAのメンバー=16日、米国ワシントン

 【ワシントン16日=本紙駐在・森暢平】米国の環境保護団体・グリーンピースUSAのパサカンタンド事務局長らメンバー約20人は16日、名護市辺野古沖での基地建設とボーリング地質調査に反対するため、訪米中の稲嶺恵一知事が訪れたシンクタンク「ブルッキングズ研究所」の前で抗議行動を繰り広げた。

 午前9時10分(日本時間午後11時10分)すぎ、同研究所に到着した稲嶺知事に対して、団体のメンバーらは、横断幕を掲げながら「ジュゴンを守れ」「基地建設をやめろ」と声を上げた。ジュゴンのラベルを付けた泡盛を手渡して抗議しようとするメンバーを無視するように、知事は無言で研究所に入った。

 今月11日に辺野古を視察しているパサカンタンド事務局長は「知事は米国でもっと強い態度を示すべきだ」と語気を強めた。

沖縄タイムス 2005年3月17日(木) 朝刊 27面
掘削用台船引き揚げ/辺野古沖
 那覇防衛施設局は十六日午後、普天間代替施設建設に向けたボーリング調査のため未明のうちに名護市辺野古沖に移動させたスパット台船を撤去、掘削作業に入らず作業を中断した。建設反対を訴える市民団体らは、小型船などを繰り出して台船が作業ポイントに固定されるのを阻止。撤去作業が終わるまで半日に渡って緊迫した空気が流れた。

 施設局は中断の理由について「反対派の危険な行為を避けようと台船の無理な操作を行い、係留のアンカーロープが切れたため」と説明している。

 市民団体側は、小型船やゴムボートなどで台船の周りを囲み、十人近いメンバーが台船上に乗り移るなど阻止行動を展開した。

     ◇     ◇     ◇     

日の出前搬入、施設局に抗議/ジュゴン監視団

 十六日未明、名護市辺野古沖にスパット台船が運ばれてきたことを受け、沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団の土田武信副団長(沖縄大助教授)らが同日、那覇市の那覇防衛施設局を訪れて抗議した。

 環境省や施設局の作業計画では、ジュゴンへの影響を避けるため、作業を始める時間を「日の出の一時間程度後から」としているが、監視団によると、日の出前の午前六時ごろにはすでにスパット台船が運ばれてきていたという。

 監視団は「計画に背いた暴挙。調査の撤回、基地建設の撤回を求める」と反発。施設局は「台船の移動は作業には含まれない」と説明した。

クレーン船につり揚げられ海上から撤去されるスパット台船=名護市辺野古沖
2005年3月17日(木) 夕刊 5面
ジュゴン保全勧告履行要請/国に環境関連団体
 ジュゴン保護キャンペーンセンター(宮城康博共同代表)など環境関連五団体は十六日、防衛庁、環境省、外務省を訪ね、ジュゴンなどの希少動物を保全するよう求めた昨年の国際自然保護連合(IUCN)勧告を履行するよう要請した。

 要請団は、同日未明に名護市辺野古沖にスパット台船が現れたことを問題視。「未明の作業は、那覇防衛施設局が定めた環境配慮事項に違反する」と抗議した。

 同センターによると、環境省の小野寺浩自然環境局長は「(環境配慮事項違反が)事実とすれば、防衛庁に何らかのメッセージを送ることを検討する」と答えたという。



3月16日(水)
座り込み332日目
午前7時、海に出て行くと、既にスパット台船が浮いていました!
作業の規定には、環境への配慮として、日の出から1時間後の作業着工としているのに、今朝の日の出は6:38、明らかな規定違反です!!
海に浮かべた台船も、まだ海底に足を下ろしていないようで、海に浮かんでいる状態。 海上から手当たり次第 電話を掛けて、応援を要請。 もちろんリーフ内のヤグラもいつも通りに守っています!!
海上保安庁も、大型船3隻、ゴムボート6隻、ヘリまで出して物々しい警戒体制。 作業船、阻止船、海保の船が約30隻以上もスパット台船の周りに密集。 しかし 中心のスパット台船には、既に阻止行動の参加者10人近くがたどり着き、座り込んでいました!
こちらは第1ポイントから 台船の動きをチェック スパット台船を下ろしたい場所はあるんでしょうけど、阻止行動によって思うようにならず、 東へ行ったり、   
   西へ行ったり・・
そのうちに、現場責任者が作業は不可能と判断!作業台船が迎えに来た スパット台船、1月13日に続き、何も出来ずに撤去!!!  もうホントに本当に
     来なくていいですよ〜!
戻ってきて早速、ヤグラのみんなに勝利報告をしながら泳ぐ夏芽さん 台船を返して、みんな無事!嬉しくて仕方がない かよーのおじぃ ひとりひとり握手とバンザイを連発!
QAB琉球朝日放送 2005年 03月16日(水曜日 夕)
News Photo

検証 動かぬ基地 vol.40 台船設置作業、強行の裏側を探る

今日は普天間移設先の一つに上がり、また自衛隊の誘致問題でも揺れている下地島の特集を予定していましたが、急遽、内容を変更してお伝えします。今日未明、辺野古の海上基地建設予定地のボ-リングポイントで去年海底のサンゴを壊していた大型の「スパッド台船」が設置作業に入っていました。場所は、去年11月、サンゴ礁を破砕して問題になったポイント3-13のすぐ南側のとなりにあるポイント2-15です。

夜中に中城湾港から曳航されてきたものとみられ、これは夜間は浅瀬に回遊してくるジュゴンに配慮して作業はしないという作業上の約束を踏みにじるものと現場は朝から騒然としました。今日の動きです。

では、スタジオの金城記者に聞きます金城さん、反対派の方々の「約束違反の暴挙だ」という怒りはどの取り決めをさすのですか?

金城「はい、いくつかあるんですが、まずは「公有水面の使用許可」を県に得る際に提出した「作業計画」のなかでも、那覇防衛施設局は自ら「ジュゴンへの配慮」の条項で書いているんですね。」「作業時間は、一般にジュゴンは夜間に浅瀬の海草藻場にいて昼間はやや深い海域に戻るといわれていることを踏まえ、日の出一時間後から日没1時間前までに設定する」

News Photo

「実はこの計画がかかれる2ヶ月前、環境省から調査への助言として「ジュゴンの行動周期を考慮し早朝および夜間は実施しないこと」と文書で通達されているんです。」

つまり、県に対して示した作業上の約束を守らなかっただけでなく環境省の指導も無視した形になるわけですね。これに対して市民団体は午後、防衛施設局に抗議を申し入れました。

防衛施設局に抗議する環境アセス団使用許可を延長しないよう県の各部局に要請。

ジュゴンに限らず、暗いうちに設置しようとしたのは、またサンゴを誤って踏みつけないよう、微調整することもできない。

「今回の国側の行動は、作業の進め方としては著しく信頼を失う形になったといわざるをえない。」

しかし、辺野古の移設計画は見直す可能性が高まって、知事も訪米しているこの時期になぜ?という疑問が。

「今回の件は、請負業者が独自の判断で行った公算が大きい。ボーリング調査のために水面を使用できる期限は4月6日で一度切れるんですね。その延長を今国は県にたいして申請していますが、業者と施設局の作業契約も一度区切りが付くのを前に、遅れている作業を少しでも進めておきたいという思惑があったと思われます。先ほどの謝花記者のリポートにもありましたように辺野古見直しの方向にさらに進むと、4月以降の作業があるかどうかも不透明になるわけで、作業者側の苛立ちもあったのかも知れません。いずれにしても、今日、作業計画上の約束を反故にしてまで強行したことで、逆に公有水面の使用許可を県が出しにくい環境を自ら作ってしまった事も、確かです。」

仮に業者サイドの暴走だったとしても、防衛施設局の責任は重いですし、県との約束を破ったことは、この海上基地建設自体が県民に対して不誠実な事業であるという印象を強める結果となりました。


ストリーミングビデオ-ブロードバンド256Kbps
ストリーミングビデオ-モデム-ISDN40Kbps

2005年 03月16日(水曜日 昼)

News Photo

ボーリング調査 夜間に作業取りかかる

名護市辺野古沖の海上ヘリ基地建設に向けたボーリング調査を進めている那覇防衛施設局は昨夜から今朝にかけての夜間の間に大型の足場の設置作業に取り掛かりました。海底に穴を掘るための大型の足場、スパット台船1基が確認されたのは今朝6時半頃で夜間の間に中城湾港から運ばれたと見られています。この海域にはジュゴンが生息していることから施設局が県に提出したボーリング調査の作業計画の中にはジュゴンへの配慮事項が盛り込まれています。

それによりますと作業時間は日の出の1時間後から日没の1時間前までで夜間の作業は行わないとしていて明らかにその事項に反していることになります。

辺野古沖では現在もスパット台船を固定するための作業が行われていて海上周辺には作業船や海上保安庁の船、それにグリーンピースなど反対派のボートや漁船あわせて30隻近い船がひしめき合い緊張状態が続いています。


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沖縄タイムス 2005年3月16日(水) 夕刊 
沖合にスパット台船/辺野古ボーリング調査
市民団体激しく反発
 米軍普天間飛行場の代替施設建設に伴う国のボーリング調査で、那覇防衛施設局は十六日未明、リーフ外を掘削する「スパット台船」を中城湾港から名護市辺野古沖に移動した。台船が辺野古海上に来るのは一月十三日以来、六十二日ぶり。前回は阻止行動などで台船を海上につり降ろせないまま引き揚げており、本格的な作業に入るのは昨年夏場の撤去以来。建設に反対する市民団体などは虚を突かれた形になり、「ルール違反だ」と激しく反発、阻止行動に入った。

 台船は午前六時ごろには辺野古海上に着き、調査ポイントへ向け移動を開始したが、正午現在、支柱を降ろすなどの固定作業には入っていない。

 市民団体などは、船五隻とゴムボート二隻などを緊急に出航させた。施設局や海上保安庁の船などと合わせ約三十隻が台船の周辺に密集。両者の間で激しいやりとりが繰り広げられ、緊迫している。台船に乗り込んで作業員に中止を説得する市民団体のメンバーもおり、海上、陸上合わせ約八十人が集まっている。

 調査の作業計画は、深夜から早朝にかけてリーフ内で活動するジュゴンへの影響を避けるため、「作業は日の出の一時間後に開始」と定められている。平和市民連絡会の当山栄事務局長は「未明からの作業は完全なルール違反。移設見直しの動きが広がる中であまりにも矛盾している」と厳しく批判した。

 未明の台船移動について施設局は「(開始時間が定められた)作業とは機材などを用いて掘削することを指しており、航路の運航などは含まれていない」と説明している。

 ボーリング調査は昨年九月九日に着工。一月十三日には、台船が辺野古海上に移動したが、反対派の船が輸送船を取り囲み、台船を海上に降ろすことができなかった。施設局は当初、三月末までに作業を終える予定だった。

7:06 辺野古より連絡あり。
台船が来ているとのこと。
できるかぎり辺野古へ集まって下さい!
8:15  晋くんから電話で連絡
阻止船→→グリンピースのボート2隻、海人の船2隻、反対協の船3隻。
台船、作業船・警戒船9隻、海保の船3隻・ゴムボート6隻

スパットのポイントから外れた辺野古の沖合いに追い返した!!
いつまた来るかわからない、様子を見ている状況。

午後、もう一隻台船を出すと言っています。
9:50 阻止船がいるため、まだスパットはポイントに到着していない、と連絡がありました。何人かが飛び込んで止めに入っているようです。
20050316_0909_000.jpg                              
晋くん日誌
防衛施設局が作業台船突入のための用意を行っている。
3月15日(火)
・防衛施設局による違法な強行調査を阻止しています。

午前7時に40人近くの人達を連れてヤグラでの海上座り込みが始まりました。
午前9時に小型船作業船8隻が出港。8隻の内6隻はパシィフィックとサンコーの作業船でした。他2隻は潮流調査用のブイの点検を行っていました。
パシィフィックが担当する第一、第三では。
第一では安全灯の電池交換を了解し、その他の作業の一切を阻止しています。
第三は全ての作業を止めています。

サンコーコンサルタントが担当する第二、第五では。
第二ではヤグラの寸法を計る作業を了解し、その他の作業を完全に阻止しています。
第五は全ての作業を阻止しています。

午後に入りパシィフィックの動きが怪しくなりました。
外洋に小型船3隻がダイバー3人を連れて航行しています。アンカーを降ろす作業を行っていたため、外洋に阻止船1隻が監視船として向かったところ2隻の警戒船が執拗にこちらの阻止船を妨害。
阻止船を3隻に増やして監視に行き、作業ダイバーが潜ったポイントでこちらのダイバーが潜ってみると、比較的大きなアンカー(アンカーは通常のもので5キロほどあります。)が3つトライアングルの形で海底10メートル付近に置かれていました。
これは明らかに沖合いのヤグラであるスパット台船のためのアンカーです。
防衛施設局は「強行はしない」などと口だけで言っていますが外洋では着々と作業台船を突入させるための用意をしています。

辺野古海上での決戦が迫っています。
スパット台船、スーパー固定ブイの両方を外洋に建設するために作業台船2隻で突入してくる可能性が強いと考えます。
防衛施設局はこれまで作業台船を突入させる度に同時に手薄になったリーフ内のヤグラでの作業を強行しています。それを阻止するために多くの人達の力が必要です。
辺野古に集まってください。絶対に外洋にヤグラを建てさせるわけにはいきません。
基地建設を止めましょう!!

*「美ら海.辺野古の10ヶ月」浅見裕子写真展のお知らせ*
@3月19日(土)〜3月26日(土)
  名護市市民会館内ギャラリー
     am9時〜pm7時
A3月29日(火)〜4月4日(月)
  那覇市役所ギャラリー
     am8時〜pm6時

  辺野古の120日間の闘いの記録、海の記録です。
  お近くの方、ぜひお立ち寄りください!

3月15日(火)

座り込み331日目
7時すぎ出港!!本日は第3ポイントへ。
←オーストラリアの女の子。「日本で一番印象に残った所は?」と質問。少し考え「福井県。もし原発がなければとても美しいところ。悲しかった。」

彼女が海岸のごみの中から拾い出したぬいぐるみ。今日は一緒に監視行動?→
穏やかな海。作業船はこちらに来る気配なし。昼食後、作業再開までしばし休憩。
こちらの担当業者パシィフィックは第1ポイントの沖合いでなにやら調査をしている。第1ポイントから船を出したが警戒船に阻まれ近づけない。第3ポイントからも応援に行く。ダイバーが潜って写真撮影をしていた。翌日、規定違反の闇討ちスパット台船設置の準備だった。
4時前、撤収。 港の入り口は浚渫工事のためオイルフェンスで封鎖されている。業者はフェンスをはずし通してくれたのに、警戒船が「入ってくるな!出てけ!」と怒鳴りつけてきた。浜に船をまわし歩いて陸にあがる。
海上行動から戻るといつも暖かい物が用意されてます。差し入れをしてくださる方、台所で調理をしてくださる方、本当にありがとうございます。
←今日のテントはおばぁで賑わってました!

とにかく大活躍のゴムボート。みんなで修理。→
ジュゴンの家日誌
いただき物の鳥をトマトソースで煮込みました。

なぜか修道院風のじゅごんの家。いただきます。アーメン。
沖縄タイムス 2005年3月15日(火) 朝刊 27面
ジュゴン悠々/名護市・大浦湾
 米軍普天間飛行場の代替施設建設予定地に隣接する名護市東海岸の大浦湾で、国の天然記念物ジュゴンが確認された。スカイスポーツスクール代表の仲里裕和さん(50)=佐敷町=が七日、撮影に成功し、十四日報道陣に公開した。

 仲里さんは七日午後四時ごろ、名護市瀬嵩からパラグライダーで離陸。国際環境保護団体グリーンピースのキャンペーン船の撮影をしながら飛行中、リーフから約二百メートルの沖合で、ジュゴンを発見した。

 体長は推定二・五―三メートル。波に揺られながら、ゆったりと遊泳していたという。

 仲里さんは、これまでも同市嘉陽沖や国頭村安田、同村安波など本島北部の東海岸で八回、ジュゴンを確認しているという




3月14日(月)

座り込み330日目
作業船が来るまでお昼寝 単管を使った筋トレも 10時ごろ、業者が来る。
今日はクランプの交換をさせて欲しい
との事
作業風景 監視するマコちゃん
昼の弁当船でマシュポ現る そして一泳ぎ テント村での報告
←今日は大根汁やシュウマイが
沢山ありました。おいしかった

人の大根汁を奪うマシュポ→
ジュゴンの家日誌
帰ってきたマシュポと絡む晋くん。
それに呆れるゆっくん
今日はの晩御飯は何にしようか?
その時、晋くんが叫んだ。
「今日はうなぎだ!」
と言うことで晋くんリクエストの
うなぎ丼です。
週末のジュゴンの家日誌
←東京から来ている
女子学生を家に招きご飯を食べる

芯があり、なかなか食べ応えのある
               ピラフでした→




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