ジュゴンの家・日誌

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4月A
参加者募集!!!
阻止船に乗る人、海上のやぐらおよびテントで座り込みする人が必要です!!!
少ない時間でも、行動できる人は集まってください!!
あなたが行動することで現場の状況は変わる・・・・!!
どうか、よろしくお願いします!!
辺野古に来てください!!!
冬を迎え海の上はだんだん寒くなってきています。普通の衣服では、濡れて風に当たっているとかなり寒いということです。
海上行動用のダイビングスーツも募集しています。使わない物があれば、是非ジュゴンの家の住所まで送って来てください!!お願いします・・・!!

海上調査阻止行動のための緊急カンパのお願い!!
現在、辺野古ではボーリング調査を阻止するための阻止行動が行なわれています。とりわけ「海上調査阻止行動」が重要になっています。リーフ外での防衛施設局の調査を阻止するための行動船を調達するための資金が圧倒的に不足しています。

 今すぐに数100万円の資金が必要です。全国の皆さんに緊急カンパをお願いしたいと思います。皆さん応援をよろしくお願いします!!

 カンパを振り込まれる際は、下記の口座にお願いします。(このカンパのお願いは「ジュゴンの家」が、「命を守る会」を応援する気持ちで独自でやっています。振り込まれたお金は、辺野古でのボーリング調査阻止行動のために使われます。)
●郵便局 17040−14225611  西 陽子 

国会前座り込みホームページヘ!!

辺野古より緊急連絡!!!
平和市民連絡会の平良夏芽です。
12月10日午前、辺野古沖のやぐらで反対派男性が作業員に突き落とされ、
パイプに後頭部を強打し気絶して救急車で搬送されました。
被害者は意識を取り戻し、
大事には至らなかったようですが24時間の経過観察という段階です。
しかし、那覇防衛施設局は すぐ近くで見ていて、
救助指示も出さず傍観していました。
被害者が気を失って 流れに流されていくのを傍観したのです。
しかも、本人が自分で落ちたと言い張っています。  
現場では、施設局に雇われた業者を「敵」としないように努力してきましたが限界です。
3人目のけが人が出て、しかも三人目が気を失って救急搬送されるに至っては、
全国に呼びかけて業者にも抗議をしていただく必要があると判断しました。
以下に業者の名前、住所、電話番号を記します。
想いのある方は、抗議の電話を入れてください。
サンコーコンサルタント  東京都江東区亀戸一丁目8−9号
                電話03-3683-7111
                FAX03-3683-6264
同沖縄事務所       浦添市牧港1-62-19
                電話098-875-6181

那覇防衛施設局は、抗議の電話を弁護士がしている途中、
15分ほどで一方的に電話を切りました。

 ボーリング用のやぐらが珊瑚を破壊・・・!!
3月17日(木)にきた台船を留めるために、荒波の中無理やり降ろしたアンカーが、
再びサンゴを破壊していた。
海底に潜った夏芽さんたちが撮影した写真が見られます!!

ここをクリック!!

4月16日(土) 海上阻止行動隊が名護市内で街宣します!

14時にジュゴンの家に集合。
辺野古のこと もっと広めたい!って思う方、ぜひ参加してください。

今後も毎週土曜日、街頭での呼びかけを続けていくために
18時からジュゴンの家でミーティングを開きます。
そちらへもご参加ください。
みんなの海 辺野古をたくさんの人にアピールしましょう!

4月10日(日)
今日はのんびり日曜日。
テントでは「島の幸」、もずく、らっきょう絶賛販売中!!らっきょうは既に売り切れ。

新鮮なモズクです!→→
テントに来た際はぜひお買い求めください!
明日は大潮。テント前の辺野古の浜もかなり引いています。 そして今日は清明祭(シーミー祭)。遠くにお墓参りをする方々が見えました。 遠くの方から大西さん登場。
何かを捕まえてきた様子 そしてばななを、 捕まえてきたヤドカリに与える。
本当に食べたかどうかは不明ですが・・・
こりこりおいしい謎の海草 かっちゃんに沢山の寄付をいただきました!おしいれのこやしになっている不用品はぜひジュゴンの家に!! 4月24日は満月まつりでーす!
ヨッシーとジュゴンの家も東京から駆けつけます!!
かっちゃんの胡弓に合わせて、 テント演奏会! 歌うのは、「肝がなさ節」
最近のジュゴンの家日誌
「今日は、お店のぞうきんがけをするぞー!!」おおはりきりのサオリ。
写真はユキさんが撮ってくれました。でも長年積もった汚れはなかなか取れず・・大変な作業になったのでした。
「ふぅ」と一息ついていたら、マサトくんからぶどうジュースの差し入れ!「ちょうど甘いものが飲みたかったの〜!」マサトくんナイス!
「帽子が欲しかったんだ!」とデニムの帽子お買い上げ!そして、肩にかけているのは着物の帯では・・?? 「街」から送ってもらったアクセサリー。ピカピカに磨くぞ! うれしそうにクレープを食べてくれた女の子。照れながら写真に写ってくれました。





4月9日(土)
座り込み356日目
ゆったりとした朝。 間もなく365日を迎えてしまいます。 漁港の浚渫工事も終わり、片付けが始まりました。
毎日 各ヤグラに持っていっているバッグを洗って、中身の整理。休日までごくろうさまです。 こちらは船のエンジンがかからず、修理中。 こちらもバイクのエンジンがかからず、何度もペダルを踏む。メンテナンスはこまめにしましょうね!
お昼から、松田の海岸へ遊びに行きました。 これぞ休日! 男達はサッカーをしたり、
子どもに遊んでもらったり・・。
浜で見つけたスーパーヤドカリ!
貝殻の代わりにプラスチックの玉に入ってる!
ヨ ガ 教 室。 日差しと芝生が気持ちよくって、みんなで寝そべってしまいました。
それぞれの過ごし方で、
休日を 満 喫!
晋くん日誌
阻止行動355日。海上の様子。
4月8日(金)
・作業台船の動きなし。防衛施設局による違法な強行調査を阻止しています。

〜今日の海上の様子。

・第一ヤグラ(パシィフィックコンサルタンツ担当)
第一ヤグラでは昨日からの交渉の結果5つのクランプの交換を了解し、今日の作業を終えています。

・第二ヤグラ(サンコーコンサルタント担当)
安全灯の点検(昨日この作業をした書きましたが間違いました。今日行なわれたようです。)だけを行い午前中を終えていましたが、午後になり防衛施設局がしきりに「ここは立ち入り禁止です。作業の邪魔になりますので立ち退いてください。」とスピーカーを使って言ってきました。
「スピーカーを使って話さないで、こっちに来てちゃんと話しをしよう。」というこちらからの提案にも耳を貸さず、作業船に乗っている施設局員は壊れたテープレコーダーみたいに「立ち退いてください」という言葉を繰り返しました。
その横では別の施設局職員がビデオカメラをまわし続けていました。
ビデオでこちらの人々の顔を撮ることは肖像権の侵害にあたります。

・第三ヤグラ(パシィフィックコンサルタンツ担当)
第三ヤグラではクランプ2つの交換を了解し、進行作業の全てを阻止しています。

・第五ヤグラ(サンコーコンサルタント担当)
第五ヤグラでは午前中に安全灯の点検とクランプ1つの交換を了解し、その作業がありました。
午後になると防衛施設局は第二同様にスピーカーを使ってヤグラで座り込みをしている私たちに対して「このヤグラは立ち入り禁止です。作業の邪魔になりますので今すぐ立ち退いてください。」と言ってきました。
「スピーカーを通さずともこちらに来て話しをしましょう。」と声をかけても知らんふりをして同じ発言を繰り返す。
「もし立ち退いて欲しいというのなら、なぜこの8年間も基地建設計画について名護市民に説明をしていないのか。座り込みをしているテントでも誰一人としてこの調査に納得のいく人間はいなかったじゃないか。県民の80%が反対している基地建設計画にどういった根拠があってこの調査を強行する理由がある。名護市民投票でも名護市民が反対の意思を表明しているではないか。それをどう考えるんだ。」とスピーカーを持っている施設局職員に話すが、何も聞いていないように同じ言葉を繰り返し、15分ほど続き午後2時20分には引きあげていきました。
この行動は第一、第三でも行なわれていて、それを防衛施設局はいちいちビデオに録画しています。「強行する口実」を作るための状況証拠をとろうとしているのかもしれません。

☆お知らせ
「辺野古座り込み一年集会」主催/ヘリ基地反対協・県民会議
4月17日(日)・辺野古テント村・午後1時
〜行事
・長島、単管ヤグラ見学(9時から500円)
・海の幸昼食会(150食限定)
★午後1時より「座り込み一年集会」
・集会終了後もオプションツアー
沖縄タイムス 2005年4月9日(土) 朝刊 2面
辺野古沖 調査更新同意の撤回を
反対県民会議が県に要請
 県内の平和団体や政党でつくる「基地の県内移設に反対する県民会議」の山内徳信共同代表らは八日、那覇防衛施設局が申請した名護市辺野古沖のボーリング調査の期間更新に同意した県の対応に抗議し、末吉哲土木建築部長に同意の即時撤回を申し入れた。

 山内共同代表らは「防衛施設局が調査によってサンゴの破壊を認めているのに、県は何の議論もせずに前年と同じ条件で許可したのか」と厳しく批判した。

 末吉部長は「同意書には、サンゴやジュゴンへの影響について留意事項なども盛り込んでおり、配慮するように言っている」と述べた。

 同会議は、県への申し入れの前に県庁玄関前で抗議集会を開き、約百人の参加者が「辺野古移設を断念せよ」などのシュプレヒコールをした。

琉球新報 (4/9 14:16)

基地周辺対策費に64億9800万円 前年度比22・3%増

 【東京】防衛施設庁は8日、全国の基地周辺自治体などに配分される2005年度の周辺対策事業(補助金)の都道府県別配分(第1次)を発表した。県内への配分(住宅防音を除く)は新規23件、継続61件の計84件・64億9800万円で、金額で前年度比22・3%の増となった。道路改修事業で新規が2件あり、約10億円の増となったことなどが要因。 住宅防音は県内配分が56億1400万円で前年度比1・4%の微減となった。嘉手納、普天間両飛行場周辺の3885世帯が対象。
 沖縄分の新規事業は(1)騒音防止対策事業の「一般障害防止」でキャンプ桑江の奈留川排水路(2)同事業の「一般防音」でうるま保育園(うるま市)など10件(3)民生安定助成事業の「一般助成」で国頭地区行政事務組合の消防施設(北部訓練場)など8件(4)同事業の「防音助成」でうるま市の前原地区学習等供用施設など2件(5)道路改修等事業でうるま市の石川34号線など2件。
 自治体が道路や公共施設などの整備費として活用できる特定防衛施設周辺整備調整交付金は、基地や訓練場を抱える県内16市町村に15億3300万円を配分した。
 本年度のSACO関係経費実施計画も発表された。特定防衛施設周辺整備調整交付金実施計画として嘉手納飛行場など6施設の関連7市町村に対し17億3800万円を配分した。



4月8日(金)
座り込み355日目
7時40分、出港!
ましゅぽ船長、緊張の一瞬・・・。
第一ポイントに到着。
9時半、作業船が現る。 今日はクランプ5個の交換を許可しました。作業は20分くらいで終了。
その後、3ポイントに行きました。
今日は超あっつい!!
寒さに震えていた日々がうそのよう。
ヒサ坊船に乗って、単管めぐり。 お昼の時間。弁当船到着!
お箸折れたけど、お弁当いただきまーす・・そこに夏芽さんが海から出現! ましゅぽ船長、つかの間の休息。
忘れ物を取りに、「まんまる」(仮称)を第一ポイントまで初稼働! いってきまーす!
運転は瀬嵩の姉御。 忘れ物発見!喜びのポーズ!と思ったら単管に頭ぶつけて頭を抱える・・ いつもの船よりちょっとのんびりだったけど、愉快なミニクルーズでした。
姉御サンキュウ!! アメリカのジュゴン訴訟に関わっている弁護士の方がテントで報告会を行いました。
琉球新報 (4/6 11:06)

基地排出物の実態を把握せず 衆院環境委で環境省答弁

 【東京】環境省の小林光環境管理局長は5日の衆院環境委員会で、米軍基地から排出される廃棄物について「個々の需要者の廃棄物を集計して公表する仕組みはない。排出量や中身はつまびらかにしていない」と述べ、基地排出のごみの実態を把握していない現状を明らかにした。東門美津子氏(社民)への答弁。
 東門氏は「基地からの廃棄物は分別されず、再資源化の割合は一般より低い」と追及、「(一人)一日当たりの基地からのごみは県民の約2倍で、最終処分場を圧迫している。分別の状況を把握しているか」とただした。
 小林局長は把握していない実情を説明。東門氏が「どこが担当か」とただしたのに対し、同局長は「日米合同委の下の環境分科会は環境省の担当だ。もし(未分別の)問題があれば、米軍が自主的に定める環境管理基準に照らし、分別を申し入れるのが適切だ」と答えた。
 東門氏が「県内の基地にごみ処理施設を建設する計画があるのか」とただしたのに対し、防衛施設庁の土屋龍司業務部長は「整備計画はない」と答えた。




4月7日(木)

座り込み354日目
おはようございます。朝のひと仕事、燃料準備。 見送りの歌を歌うミッドナイトしんや。 第1ポイント到着。
カヌーとボート。 今日は阻止犬も登場!!あっという間におなか見せてだらーんとしてたけど。 9時すぎ作業船団が来た〜。
来た来た〜!!
先日取り決めのあった5個のクランプ交換に入る。 ↑これがクランプ。パイプとパイプの接続部品です。海水にさらされ錆び錆びのモロモロです。撤去してしまえばいいのに。 なんと、交換したのは新品のクランプでした。おおお〜、撤去する気はないのかあーっ!!!
厳しい顔で監視する夏芽さん。 厳しい顔が少し眠そうに見えるGP。 頬に無線のアンテナが突き刺さる姉御。
20分ほどで作業は終わった。
ラッコ泳ぎで帰るダイバー。
本日のお昼ごはん。 差し入れの生野菜。揚げ物が多いんでありがたいです!!
昼から潜る練習が始まる。 阻止犬も入水〜!!
午後、作業船が来ましたが写真撮影のみでした。
3時すぎ、撤収。
陸に戻ると「ご自由にどうぞ」とネギの差し入れ!

テントでは丁寧に食べやすくされたサトウキビが!
←海上行動の報告。

那覇の座り込みから久々にこの方が登場。今や那覇とまりん名物!?

ジュゴンの家のいただき物夕飯
おとといもらった野菜を炒め物に。 ずいぶん前にもらった魚をてんぷらに。 もっと前にもらったもずくもてんぷらに。

しんくん日誌
辺野古、金武町の座り込みが1年になります!!
4月7日(木)
・作業台船に動きなし。防衛施設局による違法な強行調査を阻止しています。

☆お知らせ
「辺野古座り込み一年集会」主催/ヘリ基地反対協・県民会議
4月17日(日)・辺野古テント村・午後1時
〜行事
・長島、単管ヤグラ見学(9時から500円)
・海の幸昼食会(150食限定)
★午後1時より「座り込み一年集会」
・集会終了後もオプションツアー

〜今日の海上の様子
午前中の段階で中城湾に泊まっているスーパー固定ブイ(水深25m以上40m以下のヤグラ)を乗せた巨大な作業台船が暖気運転を開始したとの情報があり、今日も朝から辺野古は緊迫していました。
結局作業台船は暖機運転だけで出港することはありませんでしたが、この間の様子を考えるとそろそろ突入してくることは間違いありません。
最大級の作業台船を相手に闘う日が迫っています。辺野古に集まってください!!

・第一ヤグラ(パシィフィックコンサルタンツ担当)
今日の第一ヤグラでは2日前にヤグラが傾いているために単管のジャッキアップが行なわれましたが、それが逆にヤグラの傾きを早め、今さらにヤグラは傾いています。
第一のヤグラは撤去しなければ危険な状況になっています。
防衛施設局は今日「海底の状況を確認させて欲しい」との申し出があったためこちらのダイバーも潜って監視を行い、その監視下のもとで海底の確認作業がありました。
「クランプ40個の交換を行ないたい」との申し出があったため拒否し、最終的にはクランプ5つの交換を了解し、その作業が行なわれました。

・第二ヤグラ(サンコーコンサルタント担当)
防衛施設局側から単管、クランプの交換などの要求がありましたが、拒否し、安全灯の点検だけがおこなわれました。

・第三ヤグラ(パシィフィックコンサルタンツ担当)
第三ヤグラでは昨日から了解をしていたクランプの交換がありました。

・第五ヤグラ(サンコーコンサルタント担当)私は第五ヤグラを守っていました。
第五ヤグラでは午前、午後の交渉の結果腐食激しいクランプ1つだけを交換し、今日の作業を終えています。

今日の第五ヤグラからはイカの群れが見えました。
毎日海は色々な出会いと共ににあります。

・金武町伊芸区。
帰ってくると金武町伊芸区のことがOTVの特集ニュースで報道されていました。
金武町伊芸区では都市型訓練施設がキャンプハンセン内レンジ4(実弾射撃演習場)の中に建設が進められいてます。金武町伊芸区並びに現在の県までもが反対したにも関わらず建設が強行され、1年、建設が終わろうとしています。
辺野古と同じように伊芸区の人々は市街地から300mしか離れていない都市型訓練施設建設に怒り、キャンプハンセンゲート前で1年にも及ぶ座り込みを続けてきました。地元の業者が建設作業を請け負い、地域の中で分断と断裂が起こり日増しに座り込みは過酷さを増していました。
しかし、理不尽にも建設が終わろうとしています。
都市型訓練施設を使う米軍特殊部隊の銃は3キロも弾丸が飛びます。市街地には300mしか離れていないのです。どうやって生活しろというのか。
辺野古でスーパー固定ブイが来るか否かの緊張が続いている中でレンジ4ではベトナム戦争時に使われていた不発弾の処理で不発弾が自然発火し原野が焼け戦後最大の400ヘクタールを焼き払いました。
このレンジ4は国道104号線越えの155ミリ砲弾の実弾射撃訓練を行なっていた場所です。着弾地点に人が入り、座り込み着弾を阻止する激しい阻止行動が行なわれ「キセンバル闘争」と呼ばれた場所です。しかし、155ミリ砲弾の実弾射撃演習は北富士や北海道の矢臼別に「分散移転」という形で移され、逆に強化されて継続されています。
その場所に都市型訓練施設を作るということ。レンジ4での原野火災が起こっているという現実。イラクから米兵が沖縄に帰還してくるという現実。
全ての理不尽が心の奥底にあるマグマのような怒りを呼び起こすようです。

沖縄にある現実は第二次世界大戦、ベトナム戦争からなんら変わらない現実です。
辺野古も阻止行動から1年、「1年間阻止してきた」という強さ、そして続く闘いはこの現実を覆すものです。
日本の教科書に「竹島」という言葉が明記され、有事立法が高々に書かれている。その中で日本中の学校に日の丸君が代が押し付けられています。それに対して抗議したりビラを巻いた人達が逮捕されるという現実があります。
この国は今まさに戦争をしようとしています。
「今やらなくていつやるのか!!今立ち上がらずにいつ立ち上がるのか!!」辺野古100日集会の時の金城祐冶さんの言葉です。
立ち上がった人達がこの1年間でたくさんいる。しかし、まだ足りない。私はこの理不尽な国を変えるためにもっともっと多くの人達の力が必要だと考えます。
ニンガチカジマイが時代の動きを教えているようです。
あなたの力が必要です。辺野古から始めましょう。この国の新しいあり方を作るのも、この世界の差別をなくすのも。

沖縄タイムス 2005年4月7日(木) 朝刊 2面
野古への移設見直し否定せず/外務省、平和団体に
 民間の平和関連三十団体でつくる「辺野古への海上基地建設・ボーリング調査を許さない実行委員会」は六日、外務省に日米地位協定室の熊谷直樹首席事務官を訪ね、米軍普天間飛行場の辺野古沖移設の見直しなどを申し入れた。

 熊谷事務官は「日米特別行動委員会(SACO)合意は生きているが、米軍再編の流れの中で接点が出てくる可能性はある」と回答。その上で普天間飛行場の海兵隊ヘリコプター部隊を米軍伊江島補助飛行場に移転する案が浮上していることについては「政府として、米側にそのような案を提示している事実はない」と否定した。

 第三一米海兵遠征部隊(31MEU)の沖縄帰還に関しては「(米側に)『帰還するな』とは言っていないが、沖縄から反対の声が挙がっていることを伝え、県民感情に配慮するよう要請した」と述べた。

 要請に同行した参院議員の糸数慶子氏(無所属)は「外務省はSACOと普天間の接点に触れており、辺野古沖移設だけにこだわっているわけではないという手応えを感じた」と話した。




4月6日(水)
座り込み353日目
 昨日、作業台船が動いたこともあって、今朝は6時集合にも関わらず40名の参加者が集まりました!
テントでは昨日の様子が報告されました。作業台船は中城湾港から辺野古まで2時間で到着するそうです。 今日は東からふきつける強い風! 見送りを済ませて、テントも一時休息。
←各ポイント、今日も作業交渉が続けられている模様。                本来なら、海の使用期限は今日4月6日まででした。               しかし、県が使用延長を許可したため、今日も座り込まなければならない。   1日も早く終わらせましょう! 
座り込みのチカラの源 弁当船
各ポイント黄色いカゴに人数分の弁当を詰めて配達してくれます!
 昼飯を食べながら、昨日ジュゴンを見た時の話をしてくれました。昨日朝10時ごろ、平島の近くで釣りをしていたら、体長1メートルくらいのジュゴン2頭を発見したそうです。
それ以上の話は、ラジオから流れる大音量の民謡に阻まれて、聞けませんでした・・。
辺野古の闘いの記録 最新巻!座り込み開始から300日までの総集編
ジュゴンの家でも販売を開始しますので、よろしくお願いします!
郵送を希望される方はこちらまで!
沖縄一坪反戦地主会関東ブロック
そんなこんなで、今日も無事に阻止行動を終えた仲間が帰ってきた!みんなで出迎えます。 おかえりなさ〜い!!
←あったかい大根のお汁

 今日の各ポイントの報告 →
 ついでに昨日の作業台船が動いた時のヤグラの様子も報告してくれました。
 無線連絡が入ると、すぐにヤグラを守っていた海人が、闘いに備えて、船のタンクに燃料を満タンにしているのを見て、この人は本気で闘ってくれているんだと、とっても嬉しかったんだそうです。
差し入れのサトウキビ。
当山さんが皮を落としてくれました。
しんやさんによる食べ方のお手本。
こう かじって・・バキッ!と。
小さい頃からやってるからアゴが丈夫なんだよ!
ジュゴンの家日誌
←今夜のメニューは、
豚キムチ丼とやっこ。 →
晋くん日誌
今日は作業台船に動きなし。作業員の人の話。
4月6日(水)
・作業台船の動きはありませんでした。防衛施設局による違法な強行調査を阻止しています。

〜今日の海上の様子
昨日の段階でスーパー固定ブイを積んだ作業台船が動いているということがあり、現場の緊張は続いています。
海上には40名以上の人が出て阻止行動を行いました。
今まで辺野古に突入された中で最大級の作業台船はスピードも今までの中で一番速いと思われます。
昨日は作業台船を突入させた際のアンカーを降ろす作業の練習だったと考えられます。
突入は間近に迫っています。

・第一ヤグラ(パシィフィックコンサルタンツ担当)
第一ヤグラでは防衛施設局側がヤグラ自体の傾きが激しく「クランプ42個の交換」を要求してきました。
42個のクランプ交換は作業の進行を意味しているため拒否し、防衛施設局側はヤグラの周りからの写真撮影だけを行って引き上げていきました。

・第二ヤグラ(サンコーコンサルタント担当)
防衛施設局側が「単管一本の交換」を要求し、それを拒否。
「前回寸法を測った時に記録に不具合が生じていたのでもう一度計らせて欲しい。また悪くなっているクランプの写真撮影をお願いしたい。」との申し出があったため了解し今日の作業はそれだけでした。

・第三ヤグラ(パシィフィックコンサルタンツ担当)
昨日からの約束だった「クランプ5つの交換」を了解し、それ以外の作業を阻止しています。

・第五ヤグラ(サンコーコンサルタント担当)今日、私は第五を守っていました。
第二ヤグラと同じ状況があり「単管一本の交換」は拒否し、寸法の測りなおしと悪くなったクランプの写真撮影だけを了解しました。

第五で話をしていた年配の作業員の方は「俺達の仕事は本来歓迎されて喜ばれるのになぁ」と言っていました。
本当にそうだと思います。作業員の方達はそういった仕事を通して誇りを持って仕事を愛してきたはずです。
私も一時期測量の仕事をしていたことがあります。
本来、ボーリングや測量といった仕事は人間が自分の生活場所をよくするために作った技術です。私たちが歩いている街道が真っ直ぐで平らなのはそういった仕事をしている人がいるからです。そしてこの仕事は決して自然を傷つけるためにあるものではありません。
国がこの辺野古に沖縄に基地建設を押し付け、沖縄にこんな仕事とか押し付けないことがこの状況を生み出しているということ。私はこの国を変えなければいけないと現場の作業員の方達に会う度に切に思います。
この国を変え、本当に誇りある仕事だけを出来る状況を取り戻す。そのために基地建設は絶対に止めなければなりません。
作業台船は絶対に突入させません。それは絶対に出来ます。

辺野古に力を貸してください。絶対に基地建設は止められます。今、現実的に海上で基地建設は止められ続けています。
阻止行動開始からはや1年が立とうとしています。今が正念場です。辺野古に集まってください!!
琉球新報 4/6 10:35

沖縄戦住民虐殺の記述、2社のみ 中学教科書検定結果公表

 5日、検定結果が公表された中学校の歴史教科書で、沖縄戦の日本軍による「住民虐殺」について触れたのは8社のうち2社で、これまでの5社から大幅に減った。疎開船について触れたのも1社あったが、検定意見を受けて実態があいまいな表現に修正された。
 県民の犠牲者数について、5社が約12万人(以上)としたが、1社は県出身の軍人軍属を含めない約9万4千人、1社は「一般県民9万人あまり」と記述。1社は「多数」との表現にとどまるなど、記述にばらつきがあった。「集団死(集団自決)」については5社が触れている。
 教科書問題に詳しい琉球大学の高嶋伸欣教授は「沖縄戦全体の記述が減少している。全体に図版が増え、文字が減った。それならば、図版で補うよう努力すべきだが、そうなっていない。日本軍の加害責任をできるだけ、ぼかしたいとの意識が見える」と指摘した。
 県民の犠牲者数について、扶桑社は「一般住民の死者」として、軍人軍属を含めない数字の約9万4千人を使った。日本文教出版も年表で「一般県民9万人あまりがなくなる」と載せた。
 これは琉球政府(当時)が1957年ごろ、「沖縄戦戦没者の推計状況」で、戦前(1944年)と戦後(46年)の人口を比較して出した数字と一致するが、これまでの研究で調査漏れも指摘されている。




 太田武二(命どぅ宝ネットワーク)、ヨッシー(友人)、佐竹周一(友人)、中馬由紀子(友人)、中野高(友人)、富田直子・剛・翔子(家族会)、赤羽則子(家族会代表)、ハネやん(家族会)、末木(家族会)、
1/15 現在
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