私たちは毎週土曜日、海上行動隊、海人のマイクアピールや
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辺野古ボーリング調査 反対派住民 海上で阻止行動

名護市辺野古沖へのヘリ基地建設計画で反対派の住民らは国が、ボーリング用の大型の足場を辺野古の海に運び入れると見て、これまで最も多い99人が海上で阻止行動を展開し、現場海域は緊迫した空気に包まれました。

反対派住民らは那覇防衛施設局が今週、「スパット台船」などリーフの外でのボーリング用の足場を再び辺野古の海に運び入れ、海底の掘削作業を始めるとの情報があることから、けさは６時半から19隻の船を出し、これまで最も多い99人が海上で阻止行動を展開しました。一方施設局はリーフ内でのボーリング用の足場を増やすため、資材を載せた作業船や警戒船など13隻が海上に出ましたが、終日、反対派とのにらみ合いが続き、結局、施設局の作業はきょうも進みませんでした。

記者会見基地の県内移設に反対する県民会議・山内徳信共同代表「政治の世界ではもはや辺野古に基地を作るというのは破綻している」

ヘリ基地反対協議会・安次富浩共同代表「知事の県民の立場に立つ姿勢が弱い。そのことがこういう事態を今も生んでいる」

基地建設に反対する市民グループの代表らは、政府が一日も早く基地計画の中止を決断するよう強く働きかけていくと決意を述べました。

辺野古ボーリング調査 調査再開ににらみ合い

次は名護市辺野古の動きです。きょうは午前中、国側が新たな足場を設置する動きを見せたことから、反対派が警戒を強め一時、緊張しました。

きょうは早朝から資材が搬入されているキャンプシュワブに普段の倍の30人ほどの作業員が待機し、沖合いに海上保安庁の船や作業船が出始めました。またこの動きに合わせて座り込みを続けている反対派の市民団体も船を出したため一時緊迫した状況となりました。結局、午後になって天候が悪化してきたため、作業は中止されました。

市民団体の間では今週にも施設局が掘削調査を行うための作業を再開するのではという情報が流れていたためここ数日、警戒を強めていてしばらくはこの状況が続くと見られています。