ジュゴンの家・日誌

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6月A
参加者募集!!!
阻止船に乗る人、海上のやぐらおよびテントで座り込みする人が必要です!!!
少ない時間でも、行動できる人は集まってください!!
あなたが行動することで現場の状況は変わる・・・・!!
どうか、よろしくお願いします!!
辺野古に来てください!!!
夜間の座り込みも始まり、普通の衣服では濡れて風に当たっているとかなり寒いです。
海上行動用のダイビングスーツも募集しています。使わない物があれば、是非ジュゴンの家の住所まで送って来てください!!お願いします・・・!!
寝袋の募集は終了いたしました。ご協力ありがとうございました!!
しかし、寝袋にはいる人がいません!まだ24時間の警戒体制は続いています。
ぜひ、やぐらに来てください!! 

海上調査阻止行動のための緊急カンパのお願い!!
現在、辺野古ではボーリング調査を阻止するための阻止行動が行なわれています。とりわけ「海上調査阻止行動」が重要になっています。リーフ外での防衛施設局の調査を阻止するための行動船を調達するための資金が圧倒的に不足しています。

 今すぐに数100万円の資金が必要です。全国の皆さんに緊急カンパをお願いしたいと思います。皆さん応援をよろしくお願いします!!

 カンパを振り込まれる際は、下記の口座にお願いします。(このカンパのお願いは「ジュゴンの家」が、「命を守る会」を応援する気持ちで独自でやっています。振り込まれたお金は、辺野古でのボーリング調査阻止行動のために使われます。)
●郵便局 17040−14225611  西 陽子 

国会前座り込みホームページヘ!!

辺野古より緊急連絡!!!
平和市民連絡会の平良夏芽です。
12月10日午前、辺野古沖のやぐらで反対派男性が作業員に突き落とされ、
パイプに後頭部を強打し気絶して救急車で搬送されました。
被害者は意識を取り戻し、
大事には至らなかったようですが24時間の経過観察という段階です。
しかし、那覇防衛施設局は すぐ近くで見ていて、
救助指示も出さず傍観していました。
被害者が気を失って 流れに流されていくのを傍観したのです。
しかも、本人が自分で落ちたと言い張っています。  
現場では、施設局に雇われた業者を「敵」としないように努力してきましたが限界です。
3人目のけが人が出て、しかも三人目が気を失って救急搬送されるに至っては、
全国に呼びかけて業者にも抗議をしていただく必要があると判断しました。
以下に業者の名前、住所、電話番号を記します。
想いのある方は、抗議の電話を入れてください。
サンコーコンサルタント  東京都江東区亀戸一丁目8−9号
                電話03-3683-7111
                FAX03-3683-6264
同沖縄事務所       浦添市牧港1-62-19
                電話098-875-6181

那覇防衛施設局は、抗議の電話を弁護士がしている途中、
15分ほどで一方的に電話を切りました。

 ボーリング用のやぐらが珊瑚を破壊・・・!!
3月17日(木)にきた台船を留めるために、荒波の中無理やり降ろしたアンカーが、
再びサンゴを破壊していた。
海底に潜った夏芽さんたちが撮影した写真が見られます!!

ここをクリック!!





「名護街宣大作戦!」のお知らせ

 名護市民は辺野古に注目しています。でも、なかなか現場に来ることができない、きっかけがつかめないという人達のために、辺野古の現場でおこっていること、今、名護市の全体の力が必要だということ伝えに名護市街へ出て行きませんか?


                        

☆飛び入り大歓迎!!

     一緒にビラまきをしたい人を募集しています。

 私たちは毎週土曜日、海上行動隊、海人のマイクアピールや
 ビラまき、写真の展示などを行います。皆さんもぜひご一緒に
 参加してください!!


☆作戦決行日:毎週土曜(雨天中止)
      14:00 じゅごんの家集合!!(名護市城2−13−2)
      15:00 為又・
「洋服の青山」前で街宣開始!
      16:30 名護十字路近く・「オキマート」前で街宣開始!
      18:00 「じゅごんの家」でミーティング



6月8日(水)
座り込み416日目
 今日も台風のため、引き続きテント待機です。

 マナヌ岩の周辺には、外洋から大きな波が押し寄せ、白波がはっきり見えます。
今日は大潮です。午前7時の満潮時、こんなかんじ。 正午ごろの干潮時には、潮がひき広い砂浜が現れます。 砂地には波紋が残って凸凹。野鳥がエサをついばみにきます。
テントは、今日も賑やか 先日の、野党議員による防衛施設局への申し入れの報告がありました。 車の掃除をする青年。ご苦労様です
浜に打ち上げられていたイカの卵。一個一個の袋の中には、ちっちゃいイカが入っていました。  かっちゃんは三線の練習中。
・・眠りに誘われる危険なメロディ。
かっちゃんに弟子入り。
「チューリップ」を稽古中。
「ひとりぼっち」をみんなでやります。 パズルゲームなんですが、これがすんごく難しい。未だ解けず・・。 みんなけっこう真剣。暇つぶしや頭の体操にはもってこいです。
作って送ってくださった方、どうもありがとうございます!
←NEW ゴムボートが到着しました!その名もピース メーカー!!


 さっそく燃料タンクにも名前を書きます。 →
ジュゴン保護基金委員会のお手伝い。衆参議員760名にジュゴン保護の署名用紙、辺野古のパンフレットを送付します。議員さん、見てね。そして動いてくださいね。
ジュゴンの家日誌
今夜は料理人晋くんのつくった沖縄料理! 姉御 沖縄の味に舌鼓!
最近のジュゴンの家
よく来ていただくお客さん、いつもありがとうございます! 京都の学生ご来店!差し入れありがとう!体に気をつけてくださいね。 ヅラとサングラスを試着する師匠。いい塩梅ですよ。
晋くん日誌
ゴムボート「ピースメーカー」到着!。ジュゴンを宜野座近海で目視!!
6月8日(水)
・台風の影響で作業はありませんでした。

〜今日の様子〜
辺野古の海は大荒れ。波は4mに達していました。
海上行動隊は全員テント村で待機となりました。
三線を弾いたり、ゆんたくをしたり、「ひとりぼっち(県外の方が辺野古の貝で作ってくださったゲーム)」で遊んだり、真面目な話をしたり、健康について語り合ったりと思い思いに過ごしていました。
かなり満ちひきが激しいのでひいて出てきた浜辺をつたって岩場を見にいったりしました。相変わらずこめつきがにが”わさわさ”と一生懸命に泥をつついて動いていました。

午後ゴムボートをとりにいっていた人たちが帰ってきました。
全国の多くの人達のカンパによって買われた新品のゴムボート。その名も「ピースメーカー」!!
平和を作るゴムボートなんてかっこいい!!とテント村からは歓声の声。
えつみさんは「平和を作るなんて大変な名前をもらったわねぇ」と一言。でもこれから海上でドンドン働いてもらいましょう!!

〜ジュゴンを目視!!!〜
6日(月)にかっちゃん(国頭村の海人)が宜野座の海人の案内で宜野座漁港に2隻で向かっていると案内をしていた宜野座の海人の漁船が突然急カーブ。
かっちやんはなんだろう?と思って前方を見てみると赤茶けた背中が見えたそうです。
宜野座の海人は尾っぽが見えたと話しています。
場所は宜野座漁港近くの沖合い。
かっちゃんは「40年間海人をやってきたけどジュゴンを見たのは2回目だよ。」と話していました。
台風で非難してリーフ近くにいたのか。はたまた基地建設に対する抗議なのでしょうか。とにかくジュゴンを見れるなんて超ラッキーなことです。
見たかったなぁ。
たぶんジュゴンも「ボーリング調査なんてやめやがれー!」っていいにきたのでしょう。
沖縄タイムス 2005年6月8日(水) 朝刊 2面
野党国会議員団訪米へ/基地問題
 在沖米軍基地の整理・縮小などを目指し、野党国会議員でつくる「沖縄等米軍基地問題議員懇談会」(鳩山由紀夫会長)のメンバーは七月五、六の二日間、普天間飛行場や沖縄国際大学の米軍ヘリ墜落現場などを視察することを決めた。同会はその後に訪米して国防総省や国務省の高官と面談、普天間飛行場の県外移設などを要請する。

 訪米時期について照屋寛徳会長代理は「八月か九月を予定している」と話している。

 県議会の野党各会派と伊波洋一宜野湾市長も同行を希望しており、照屋会長代理は「ありがたい提案だ」と前向きな意向を示した。国会議員と県議、首長による訪米団が結成される見通しだ。

 訪米では米政府やシンクタンクなどを訪れ、普天間飛行場の県内移設反対を要請。日米地位協定の改正要求なども視野に入れる。

 面談する政府高官は未定だが照屋会長代理は「ラムズフェルド国防長官など、再編政策を決定する要人に申し入れをする」としている。

 同会は七月の県内基地視察に合わせ、普天間飛行場の代替施設建設予定地の名護市辺野古と米軍キャンプ・シュワブなども視察する。





6月7日(火)

座り込み415日目
台風接近のため作業は無い様子。
テントで待機。
テント担当、事務所とテントを自転車で行き来します。今日も初めて来た方に現場の状況を説明中。 フィリピンの牧師さんのお話。「フィリピンでは活動家が政府に暗殺されることもあります。しかし、弾圧によってみんな強くなります。」辺野古も同じ。強行されるたびにたくましくなってます。
作業がないのでレスキュー&水泳訓練に。溺れた人を仰向けにして人口呼吸をしながら移動する。かなりの技術がいります。万が一、万が一に備えて。実践必要ないことを願います。 溺れ役も結構疲れた〜?
おつかれ様〜!!
写真だけだとまるでレジャーに来てるよう・・・。早く白紙撤回になってみんなで遊びに行けるといいね!
いい〜っ! 先日じゅごんの家で腕時計を買った方。今日はカンパもらっちゃいました。
村長の三線披露! 沖縄はもう暑いです!今年初のカキ氷。佑治さんお味はいかがですか? 心地よい日差しとさわやかな風に寝入る人続出。
←こちらも人の愛犬とお昼寝。

作業が無い日のリラックスした雰囲気に嘉陽のおじいはとっても嬉しそうでした。→

最近のじゅごんの家日誌
えびちゃんが来た!おそろいの「UNITE」Tシャツでゆっくんとタッチ! えび土産のシューロールケーキ。クリームとあんこ入り。激うま! 天然酵母のパンいただきました。
万知子さんありがとう!!
←地元の高校生ご来店。学校でも基地のことは話題になります。辺野古に新基地ってどう思う?「いらないです。沖縄イコール海だから、海こわしたらだめだと思う!」

→ゆきさんご来店。「これからお出かけなの」と琉球衣装で登場。行ってらっしゃ〜い。
晋くん日誌
「辺野古が終わったら」〜「次につなぐもの」
6月7日(火)
・防衛施設局による違法な強行調査を阻止しています。

今日は台風の影響で作業はなく、こちらも海での阻止行動は行われませんでした。
平良夏芽さん達が何人かで海に出て海上での阻止行動で要救助者が出た場合に際してのレスキューの練習を海上で行っていました。
私は久しぶりに金城佑治さん(命を守る会代表)の家に行ってコーヒーをご馳走になりながら辺野古の話をしていました。
「晋、辺野古が終わったらどうしようかねぇ。」
「う〜ん。今が精一杯であんまり考えていないけど、とりあえず終わったらおばぁ、おじぃとどっかで温泉に入りたいなぁ。」
「それいいな。温泉はいりたいよな。」
「そうっすね。」
「早く終わって欲しいよ。でもこの日本は戦争に向かっている。辺野古の闘いが例え今終わったとしてもそれは”終わり”ではないのだからな。」
「心してます。」
「多くの働いている人達がそれに気づいて闘わなければ戦争はとめられない。辺野古はここから次に繋がるものを作っている場所だと思っている。わしは年だからな、おまえ達若いものがしっかりしなければな。厳しい時代だと思うが頑張っていこうな。」
伊江島のわびあいの里の謝花さんも平良えつみさんも「闘いは3世代先を見据えて闘わなければならない。」と語っていました。
私たちは私たちだけが現実を知っていればいいというものではないということ。
多くの人達が社会の現実と自分の現実を知り、現場でこの国の世界の理不尽を知り怒りを知る。そして闘いに立ち上がっていく。
人は”個”としてではなく”全”として生きること。ジュゴンの家で教わったことの一つです。
辺野古はいつも慌しく自分のことを見失いそうになります。慌しいからこそいつもしっかりと自分を見据えていなければならないこと。
今日は佑治さんと話しながらそんなことを考えていました。



6月6日(月)
座り込み414日目
いつも通りの時間に集合。台風が近づき、海のうねりが激しいため、海上行動隊はテントで待機。
緊急でも出港できるように準備をして、それぞれの時間を過ごす。 さて、この中で1人だけ本気で寝ている人がいます。だれでしょう? ジュゴンの里モズク。お土産にどうぞ!詳しくは、このHPの5月30日の新聞記事をご覧ください!
台風対策と、大潮で水が引くため、みんなで船を移動。
ひっぱれ ひっぱれ。
午前10時、シュワブの浜からけたたましいエンジン音が聞こえてきた。装甲車の軍事訓練が始まった。 装甲車14台、兵隊100名以上が浜に集合。訓練の準備をしている。
銃をかまえて写真を撮影している。
あなたは英雄ではありません!
”Do you kill dugongs?”
「Marines go home!」
「Go back to your family!」
金網の外からみんなで叫ぶ!
この後、装甲車は次々と海へ。
夕方のニュースによると、宜野座の漁船が操業していた漁業区域に侵入し、サンゴを踏み砕きながら、海上を走行。潟原の浜から上陸し、キャンプ・ハンセンに入って行ったそうです。
琉球新報 6/6 14:16

夜間作業の中止要請 辺野古移設で野党国会議員

ボーリング調査作業の中止などを求める県出身野党国会議員団=6日午前、那覇防衛施設局

 県出身野党国会議員の照屋寛徳、東門美津子両衆院議員(社民)と喜納昌吉(民主)、糸数慶子(無所属)両参院議員の4人が6日午前、那覇防衛施設局に西正典局長を訪ね、普天間飛行場代替施設建設に伴う名護市辺野古沖のボーリング調査の中止などを要請した。西局長は、現在は行っていない日曜・祝祭日の作業について「(反対運動などで)ここまで日程が後ろに倒れてくると、そうも言っていられない」と述べ、休日の作業の実施の可能性を示唆した。

 野党議員は(1)夜間作業の中止(2)土曜、日曜、祝祭日の作業の中止(3)辺野古移設の断念(4)基地の県内移設反対―など訴えた。
 西局長は「行政としては辺野古を進める以外に選択の余地がない。夜間、祝祭日の作業については、現状では行っていないが、その都度判断して少しでも作業を進める、としか言えない」と述べた。
 照屋氏は「夜間作業については、現地の責任者として明確にやめるという答えが欲しい」と強調。糸数氏は「県の求めている環境配慮事項は守られていない」と訴えた。

沖縄タイムス 2005年6月6日(月) 夕刊 1面
嘉手納統合に反対/沖縄市議会基地特別委
 沖縄市議会の基地に関する調査特別委員会(小浜守勝委員長)は六日に開いた委員会で、普天間飛行場の嘉手納基地への統合に反対する要請決議案を九日から開かれる市議会六月定例会に提案することを確認した。嘉手納統合案が有力になっているとの報道が相次ぐ中で、関係市町村が統合反対の決議で意思表示するのは初めて。

 要請決議案は、普天間飛行場の嘉手納基地への統合が現実味を帯びてきているとの報道により、基地周辺の住民らは不安と恐怖を募らせ、反発の声が上がっている―と指摘している。

 その上で、普天間飛行場のヘリコプター部隊を嘉手納基地に統合するのは基地機能の強化につながり、米軍の再編協議で日米両政府が目指している沖縄の負担軽減にはならないと強調。

 市域面積の36%を占める米軍基地の存在が振興開発の障害になっている中、統合に伴う基地関係の事件・事故により、市民の生命財産をさらに脅かす危険が増すと位置付け、いかなる理由があったにしても、統合は受け入れられないと訴えている。

 沖縄市議会では、昨年六月にも嘉手納統合案に反対する決議を行っている。だが、統合が現実味を帯びてくる中、再度、同案に反対する意思表示を明らかにする必要があると判断し、要請決議を上程することを委員会で決めた。

QAB琉球朝日放送 2005年 06月06日(月曜日 夕)
News Photo

ボーリング調査 「夜間、日曜祝日も作業行う」

次は名護市辺野古沖のヘリ基地建設問題です。国がボーリング調査に向け夜間も警戒船を出していることについて、那覇防衛施設局の西局長は夜間や日曜、祝日も問わず作業を行う姿勢を示しました。

これはきょう那覇防衛施設局を訪れた県選出の野党の国会議員4人と基地の県内移設に反対する県民会議の代表の要請を受けて西局長が答えたものです。議員らが夜間の作業を中止するよう求めたのに対し施設局の西局長は、次のように答えました。

那覇防衛施設局西正典局長「従来私どもは日曜祝祭日は控えておりました。ただ、ここまで日にちが後ろに倒れてまいりますと、なかなかそうも言ってられません」

西局長はこのように答え、夜間や日曜、祝日を問わず必要なときに必要な作業を進めるという方針を示しました。さらに議員らは、日米協議で普天間基地の辺野古以外への移設方法も話し合われていることから、新たな決定が出るまで作業を中断するよう申し入れましたが、西局長は、「行政は合意の範囲で動くということに尽きる」「一度決めたことを守るのが行政の真骨頂」と述べ、重ねて要請を拒みました。


ストリーミングビデオ-ブロードバンド256Kbps
ストリーミングビデオ-モデム-ISDN40Kbps




6月5日(日)

座り込み413日目
今日は日曜日だというのに
サンコーが第2、5ポイントの
台風対策の補強をするとのこと。
第5ポイントはかなり波が荒れていた ダイバー数名が入っての作業
単管をどんどん海へ入れる。 こっちは第2ポイント
補強した第5ポイントの海底の様子 斜めの単管を入れて台風対策。
台風で倒れなければいいが。
やぐらにはまだ機械が置いてあるため
倒壊してしまったら海に機械の
オイルが流れてしまう。
小さな魚が沢山いました。
ジュゴンの家日誌
午後、じゅごんの家山班はやんばるドライブへ!オオシッタイの深い森に迷い込む。
緑の中静かに佇むカフェ「しゃし・くまーる」を発見。ハーブカレーを食べたあと、相棒ましゅぽはしばらく縁側でまどろみ、海でたまった疲れを癒したのでした。
カフェ裏のギャラリー 帰りは西海岸へ。備瀬から夕日の伊江島。
晋くん日誌
土日も作業、阻止行動は土日も継続。 6月4日(土)
・防衛施設局による違法な強行調査を阻止しています。

〜今日の海上〜
今日は台風が近づいていることもあり、事前に業者の方から「台風対策」をしたいという申し出がありました。
金曜日に行うはずだった海中の金網撤去(4月26日に夜間作業によって強行された金網)が昨日は雷注意報が発令されたため、作業船も出ず、作業も行われずの状態だったため今日の作業となりました。
4月26日にルール違反(使用協議書違反)の夜間作業強行によって張られた金網を撤去するということは、防衛施設局による「ルール違反してでも」と行ったボーリング作業強行を完全に止めたことを意味します。

辺野古は朝から台風の影響で荒れ、どしゃぶりの雨が降り、「雷」「洪水」「波浪」注意報が発令されていました。その関係で海上に出たのは午前8時30分頃。
海中の金網の撤去作業は午前中に3つのヤグラ(第1、第3、第5)において行われました。こちらの飛び込み隊が海中での監視にあたり、ヤグラの上でも座り込みをしている人々が監視に当たりました。
午前中の防衛施設局の話では「台風はそれるので台風対策は行わない」とのことでした。しかし、午後になって「台風がこっちに向かっているということですので、台風対策を行いたい。」と言ってきました。

「こちらとしてはヤグラの撤去こそが最大の危険回避であり、台風対策である。百歩譲ったとしてヤグラの上に置かれている機材の撤去が台風対策ではないのか。」防衛施設局とこちらの責任者との交渉で最終的に「機材の乗せられているヤグラ(第1、第2、第5)の二段目に乗せられている機材(三階建てのヤグラの上段、中断に機材が乗せられている)の撤去。海中の補強作業を行う。補強機材は台風明けに撤去、それまでは一切の作業を行わない。」とのことで合意されました。
パシィフィックコンサルタンツは午後4時30分までかけて第1、第3の中断の機材撤去、台風対策の海中補強作業を行いました。
サンコーコンサルタントは第5において中断の機材および足場板の撤去、第2の中断の足場板撤去を行いました。サンコーコンサルタントは台風対策が突然のことで台風対策策用の機材を持ってきておらず明日日曜日に「補強作業」を行うとしています。

明日は午前中に補強作業が行われるため、こちらも阻止船、ヤグラで座り込みをする人を送ることになっています。
午後は辺野古でハーリーが行われるため作業はそれで終わりです。

緊迫は続いていますが、現場では積まれてしまった足場板、機材の撤去という快挙を成し遂げています。
雷注意報 6月5日(日)
今朝は、朝から雷注意報が発令されている。陸上待機を決定したが台風対策も行なわなければならない。朝凪の時間にヤグラにあるものを撤収することにした。平和丸に数名が分乗して各ヤグラを回り、阻止のために持ち込んだものを回収した。24時間体制になってから、いつのまにか物が増えていて回収したもので船がいっぱいになった。港に帰ってきてのんびりしていると、警戒船が出港した。こちらも2隻飛び出した。結局、なんの作業も行なわれなかった。「警戒船」の看板をつけたままで漁を行なったようだ。こちらが右往左往するのを楽しんでいるようだが、それでも対応するしかない。雷注意報の中、雲に注目しながらヤグラに傍に待機していたがいよいよ雲が迫ってきたので、帰港を決定。大慌てで港に戻って数分後、雷が鳴り出した。キャンプシュワブの中に落雷した。本当に危なかった。で、日記を終わろうとしていたが3時頃に、サンコウの業者たちが港にやってきた。船に乗り込んで出港していく。こちらも慌てて出港。業者のダイバーが飛び込んだのでこちらも飛び込んだ。と・・・、あちらのダイバーたちは笑いながら「貝」をとっている。また遊ばれた。疲れた。(文責:平良)

●「辺野古撤回へ」の報道について。富田晋。●

・琉球新報の記事
普天間飛行場ヘリ部隊の嘉手納統合が有力 辺野古撤回へ
(琉球新報 6/2 14:09)

 【東京】米軍再編協議で普天間飛行場のヘリ部隊の嘉手納飛行場への統合案が有力になっていることが二日、分かった。政府関係者が示唆した。辺野古沖への移設にめどが立たない状況で、米側が早期移設を求めていることに応じた形だ。政府内には、小泉純一郎首相が自ら米側に働き掛け、一層の負担軽減を図ることへの期待もあり、嘉手納への配備内容が焦点となる。ただ、県や県議会、周辺市町村はこぞって統合に反対しており、統合案推進が地元の強い反発を招くのは必至だ。

 統合案は、普天間飛行場の空中給油機KC130を岩国基地(山口)へ移転し、ヘリ部隊を嘉手納飛行場に移す内容。政府は嘉手納飛行場への負担集中を避けるため、同飛行場の空軍の空中給油機KC135や海軍の対潜哨戒機P3Cなどの県外移転を検討している。

 ただ、普天間飛行場の空中給油機の岩国移転は、一九九六年のSACO(日米特別行動委)最終報告に既に盛り込まれており、新たな負担軽減策ではない。そうした中での嘉手納統合は、政府が強調してきた「沖縄をはじめとする地元の負担軽減」とは実態が異なるとして、批判を招きそうだ。

 政府内では、嘉手納のF 戦闘機の移転については否定的な見方が大勢だ。しかし外務省関係者の中には「嘉手納のF戦闘機部隊を大幅に国外に移さなければ県民が納得しない」と強く主張する人もおり、統合案の詳細は今後詰める。

 キャンプ・シュワブ陸上に小規模なヘリパッドを建設し、普天間のヘリ部隊を移す案も検討対象となっているが、完成まで時間を要することが難点。嘉手納統合はシュワブ移転までの暫定的措置とし、地元の理解を求める案も浮上している。

・辺野古では。
この報道のことは東京の方から辺野古海上にも伝わってきました。
報道について各ヤグラ、テント村に伝えると歓声と拍手そして「まだ喜ぶには早い」という声が無線を通して聞かれました。
辺野古は今まで「撤回」「見直し」といった報道で振り回され、裏切られてきた経緯が多々あります。おばぁ、おじぃ達は「撤回って言ったって本当かどうか分からんよ」と言っています。
日本政府をそこまで追い込んでいるのも確かなことです。県議会議員が全員県外移設にまわるなど、「辺野古移設撤回」が信憑性を増していることも確かです。
しかし、辺野古海上の状況は変わりません。
「夜間作業終了」ということでは海上に緊迫感が薄れることはありません。金網をとったことでどの方向からでも強行可能になり、それに伴って大勢の人たちの手で海上を守らなければならない状況です。
まだまだ本当に多くの人たちの力が必要なのです。
基地建設を潰すまで後一歩のところまで来ています。絶対に基地建設を止めましょう!!

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