ジュゴンの家・日誌
「ジュゴンの家」の賛助会員、募集中
「ジュゴンの家」は沖縄・名護にあるリサイクルショップです!!お店を開けつつ、「基地建設をとめたい!!」という思いで、日々行動しています。
「ジュゴンの家」では「ジュゴンの家」を支えてくださる賛助会員を募集しています。
「力になろう!」という皆さま!!
ぜひ、賛助会員になってください!!よろしくお願いします!
会員申し込みは・・・FAXまたはメールでお知らせください。
  電話&FAX 0980−54−2948 
   e−mail   dugonghouse_in_okinawa@yahoo.co.jp
会費・・・月1000円、年10.000円となります
同基金への協力は 
●琉球銀行 普通口座 名護支店
 口 座 番 号   23−130
 口 座 名  西 陽子 まで

よろしくお願いいたします
           「じゅごんの家」メールアドレス変更しました!!
                  クリッククリック→

6月Dへ 日誌indexに戻る 7月@へ

6月E
参加者募集!!!
阻止船に乗る人、海上のやぐらおよびテントで座り込みする人が必要です!!!
少ない時間でも、行動できる人は集まってください!!
あなたが行動することで現場の状況は変わる・・・・!!
どうか、よろしくお願いします!!
辺野古に来てください!!!
海上行動用のダイビングスーツも募集しています。使わない物があれば、是非ジュゴンの家の住所まで送って来てください!!お願いします・・・!!
寝袋の募集は終了いたしました。ご協力ありがとうございました!!
しかし、寝袋にはいる人がいません!まだ24時間の警戒体制は続いています。
ぜひ、やぐらに来てください!! 

海上調査阻止行動のための緊急カンパのお願い!!
現在、辺野古ではボーリング調査を阻止するための阻止行動が行なわれています。とりわけ「海上調査阻止行動」が重要になっています。リーフ外での防衛施設局の調査を阻止するための行動船を調達するための資金が圧倒的に不足しています。

 今すぐに数100万円の資金が必要です。全国の皆さんに緊急カンパをお願いしたいと思います。皆さん応援をよろしくお願いします!!

 カンパを振り込まれる際は、下記の口座にお願いします。(このカンパのお願いは「ジュゴンの家」が、「命を守る会」を応援する気持ちで独自でやっています。振り込まれたお金は、辺野古でのボーリング調査阻止行動のために使われます。)
●郵便局 17040−14225611  西 陽子 

国会前座り込みホームページヘ!!

辺野古より緊急連絡!!!

海面に油広がる 水陸両用車沈没 (琉球新報6/10夕刊)

 【名護】名護市辺野古沖で9日に沈没した米海兵隊の水陸両用車から油が漏れ出して周囲の海面に広がっていることが10日午前、分かった。米軍は市に「油漏れ対策として、9日に化学剤による中和作業をし、10日にも行う」と説明している。
 目撃した人によると、米軍は10日午前8時ごろから現場にゴムボート2隻を出し、数人の潜水士が潜って部品状のものを引き揚げるなどの作業をしていた。通常の中和作業で見られるオイルフェンスを張って薬剤を散布する様子はなかった。辺りには油のにおいが立ち込め、午前9時ごろ、米兵が現場を離れた後にも海面には幅3、4メートル、長さ2、30メートルほどの油の帯が残っていたという。
 米軍がどのような手順で中和作業をするのかは分かっていない。午前の作業の後、米軍は10日午後零時半現在、現場に現れていない。 

那覇防衛施設局はこの油漏れに対して、現在何の対策も行っていません!!
一刻も早い油の回収、オイルフェンスの設置を防衛施設局へ訴える抗議の電話・FAXをよろしくお願いします!!
那覇防衛施設局  電話098−868−0174
             FAX098−863−1750

 ボーリング用のやぐらが珊瑚を破壊・・・!!
3月17日(木)にきた台船を留めるために、荒波の中無理やり降ろしたアンカーが、
再びサンゴを破壊していた。
海底に潜った夏芽さんたちが撮影した写真が見られます!!

ここをクリック!!





「名護街宣大作戦!」のお知らせ

 名護市民は辺野古に注目しています。でも、なかなか現場に来ることができない、きっかけがつかめないという人達のために、辺野古の現場でおこっていること、今、名護市の全体の力が必要だということ伝えに名護市街へ出て行きませんか?


                        

☆飛び入り大歓迎!!

     一緒にビラまきをしたい人を募集しています。

 私たちは毎週土曜日、海上行動隊、海人のマイクアピールや
 ビラまき、写真の展示などを行います。皆さんもぜひご一緒に
 参加してください!!


☆作戦決行日:毎週土曜(雨天中止)
      14:
30 じゅごんの家集合!!(名護市城2−13−2)
      15:00 為又・
「洋服の青山」前で街宣開始!
      16:30 名護十字路近く・「オキマート」前で街宣開始!
      18:00 「じゅごんの家」でミーティング



  マシュポ名古屋・大阪報告会のお知らせ。 

大阪
   日時 :7月2日()  18:0019:30
   資料代:500円
   場所 :梅田東学習ルーム F会議室
  
 ※JR大阪駅、御堂筋口の歩道橋の下で17:00まで大阪行動をしています。
   場所がわからない方がいたら気軽に声をかけてください。


                   主催:「辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動」
                  連絡先:080-3650-2625(鈴木)

  名古屋    http://www.geocities.jp/henokonagoya76/
    日時 :7月6日()  19:0021:00 (集会終了後、別会場にて交流会を予定)
   資料代:500円以上

     (会場費や資料代を差し引いたお金を辺野古への基地建設を止める為のカンパ
     とし、現地に直接持っていっていただきます。)

   場所 :なごやボランティア・NPOセンター 集会室
     (地下鉄伏見駅徒歩7分、白川公園向かいの消防署のビルの12F、
     中区栄1-23-13 伏見ライフプラザ12階)

                   主催:7月6日報告会を準備する会
                  ホームページ:http://www.geocities.jp/henokonagoya76/index.html
                      メール:henokonagoya76@yahoo.co.jp
                      電 話:***-****-****(準備中)
                      協力:なごや自由学校





6月29日(水)
座り込み237日目
 おはようございます。 港に集合し、ミーティング中。 ピースメーカーの横断幕が完成!
そしてGPのネエさんも休暇を利用して復帰!!
こちらも 毎日日記更新中!
グリーンピースジャパン
到着早々 働くテラちゃん。 日差しが強いことを心配して、肌に優しい日焼け止めクリームを差し入れしていただきました!どうもありがとうございます!!
←第1ポイント到着。以前夜間の警戒をしていた 謎の黒いゴムボートの子分が、警戒にやってきました。
こちらに注意はしてきますが、未だに自分達の所属は明かしません。
あなたたちは一体誰なんですか??

 作業船が出港しました。今日も午前はサンコーのようです。このあと第3ポイントで重要な交渉が行われました→
こちらも機動力のあるピースメーカーに乗り換えて、応援に向かう。 今日も飛び込み隊が大活躍!! 作業員も強行する様子はありませんでした。
今日も日差しが暑いです。久志岳と辺野古岳の緑も映える いつもは作業船として操業する辺野古の漁船も、今日は漁をしています。 この暑い中、相変わらず夕方6時まで警戒が続きました。おつかれさま!
 テントでの報告会。
第3で行われた、施設局の現場責任者と、大西さん夏芽さんの交渉では、こちらから24H作業の中止を明言すること、沈没した水陸両用戦車の早期引き上げ、ヤグラの台風対策の撤去の三点を要求。
話し合いの結果、水陸両用戦車は間もなく引き揚げる手はずになっていることが明らかにされ、台風対策を明日撤去することが決まった!その際 施設局からは、クランプの交換も条件に加えられたが、それは別の問題としてこちら側は拒否!
じゅごんの家日誌
テラちゃんいらっしゃい!の気持ちを込めて、超空きっ腹で外食へ と 来れば、焼肉!!これぞ じゅごんの家の定番! 食後はパフェで乾杯。テラちゃんフライング。
QAB琉球朝日放送

2005年 06月29日(水曜日 夕)

News Photo

検証 動かぬ基地45
都市型戦闘訓練施設の全容

金武町儀武剛町長「金武町民、県民をばかにするのもいいかげんにしてくれ」

参加者「沖縄県民の命なんて何も考えていない」

検証動かぬ基地です。都市型戦闘訓練施設での実弾射撃訓練が今にも開始されるのではという緊迫した状況が続いています。取材をしている謝花記者です。

あらためてこの都市型戦闘訓練施設がいったいどういうものなのか、こちらをご覧ください。

船越カメラマン・ヘリレポート「金武町のキャンプハンセンの上空です。基地の中には、完成した都市型戦闘訓練施設が見えます」

「上空から見ると、訓練施設と沖縄自動車道や民間地域とが非常に近く、ここで発射された銃弾が、施設を越えて、住民や通行する車両に被害を及ぼす危険があることは明らかです」

News Photo

都市型戦闘訓練施設は、市街地でテロリストとの銃撃戦を想定して実弾による射撃訓練を行う施設です。レポートでもありましたように、この施設から沖縄自動車道路までの距離わずか200メートル、民間地域までが300メートルと、至近距離です。

実弾をつかっての射撃訓練ということですが、具体的にどんな訓練が行われようとしているんですか?

都市型戦闘訓練施設は訓練塔、射撃用建物、屋外射場、突破訓練施設、そして管理施設の5つからなります。

実弾を使った射撃訓練が予定されているのは、訓練塔と、射撃用建物、それに屋外射場ですが、このうち最も危険をはらんでいるのが、この訓練塔を使った訓練です。3階建て、高さおよそ10メートルの施設で、アメリカ軍は、ここからこの射撃用建物に対してライフル銃による射撃を行うとしています。この距離がおよそ200メートル。ですから角度が少し違えば、この民間地域や沖縄自動車道路への被害が容易に予想されるわけです。

防護壁はあるんですか?

ありません。防護壁は政府が住民の不安への対策として案を出したのですが、この施設のキャンプハンセン内の別の場所への移設を決めたので、防護壁の案は無くなりました。

安全とはとてもいえないのがよくわかりますね。そして実際に伊芸区では過去に何度も被弾事件が起きているんですよね。

News Photo

これまでの事件をVTRにまとめました。

伊芸区民の実弾射撃施設との闘いは、戦後60年、ずっと続いています。終戦の1945年につくられたキャンプハンセンには、数多くの実弾射撃施設が次々と設置され、そのうち伊芸区に隣接するものだけでも6つのレンジが建設されました。伊芸区ではこれらの演習場からの流弾事故が相次ぎ、人身事故も発生、そのたびに上京し、政府に直訴をしています。

復帰前には爆弾の破片が襲いました。

伊芸区・伊芸武次さん「ここにおばあちゃんが昼寝して、起きて台所に言った矢先に、この屋根、瓦を破ってじょうさく破って床下みんな割って、床下にこんな大きなのが」「ちょうどおばあちゃんがそこにいなかったから幸いなんですよ、人命には。もういた場合にはもう、大変だったでしょうね」

さらに17年前にはM16ライフル銃の銃弾が、酒造所を直撃しました。

伊芸区にある酒造所社長・崎山和章さん「この一帯、その空きビンを置いていたんですよ、だからその時に音がして、従業員が音がしたということで調べてみたら弾がね」「で、ビンが割れて、どこかのセメントに食い込んでいたっていう話は聞いてます」

M16は自動連射式の銃で、銃弾は伊芸区内で見つかっただけでも9発。住民は恐怖におびえました。

今の酒造所への銃弾は、このレンジ6から飛んできたものです。レンジ6はこの範囲内で銃弾が飛ぶように設定されていたのですが、全然見当違いのここに飛んできたと言うことですね。これを見ても、今回都市型戦闘訓練施設が建設されたこのレンジ4からこの民間地域に銃弾が飛んでこないとは誰も保証できません。

万が一にもというあってはならないという事故が、すでに何回もあるわけですから、外務省や防衛庁は、「今の場所での訓練は危険」ということを認めて、今の場所よりも民間地域から離れたキャンプハンセン内の別の場所に移設させることを決めたんじゃないですか。

それが、政府は基本的に『今の場所でも安全』という考えなんです。おととい、金武町の儀武町長が外務省や防衛施設庁に直訴した際も、山中長官や外務省の北米局長は「安全面に配慮している」と答えるだけでした。先月、外務省沖縄事務所の宮本大使も、こう発言していました。

News Photo

宮本沖縄大使「私どもとしては、あそこでの安全は確保されているという前提で、あそこの建設を認めていると言うのが基本的立場でございます。」

今の場所でも安全なのだが、地元住民らが『危険』と強く訴えるから移すんだと。だから、移設が完了するまでの間、アメリカ軍に暫定使用を認めるのは当然という姿勢なんです。

安全という前提でとか、押し付ける側の論理が出ていますよね。

そして、外務省が施設の建設自体を容認する理由が『日米地位協定』。地位協定第3条の管理権では、「アメリカは基地や区域内で必要な全ての措置ができる」となっているんです。いわば基地の中では何をしてもいいと。地位協定が不平等といわれる大きな特徴のひとつです。ただ管理権では同時に、「アメリカ軍が使用している施設や区域内での作業は公共の安全に考慮を払って行われなければならない」とも記されているのですが、アメリカは『安全』と言っていて、日本側も『安全』と。これでは過去の事故を無視して、日本側がアメリカ側の言われるがままになっていると批判されても当然です。日米安保が住民の生命より優先されていることが浮き彫りとなっています。

安保の安全保障とは誰の安全を保障しているのか。もし移設するまでの数年の暫定使用で事故がおきても誰も責任は取れるものではないはずで、起きてはならないことです。このまま訓練になだれ込むのは避けねばなりません。謝花記者でした。


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琉球新報 6/29 10:54

宜野湾市長が県に協力要請 米に「普天間」移転先見い出す

普天間飛行場の早期閉鎖・全面返還を求める訪米行動について、協力を要請する伊波洋一宜野湾市長(右)=28日午後、県庁

 伊波洋一宜野湾市長は28日、県庁に花城順孝知事公室長を訪ね、普天間飛行場の国外移転による早期閉鎖・全面返還を米政府に訴えるため、7月10日から21日までの日程で訪米することを伝えるとともに、県の協力を求めた。花城知事公室長は「県としても普天間基地の危険性の除去と早期返還を望んでおり、できるだけ支援していきたい」と述べた。

 伊波市長は「政府は基地を抱える地元の負担軽減を掲げており、政府の責任でやってもらわねばならない。市としては、市民、県民の意向を米政府、連邦議会に伝え、普天間基地の受け入れを求めていく」と述べた。
 協力要請後、会見した伊波市長は「県内移転の繰り返しでは、出口は見えない。最善策は米国内に基地を戻すことだ。(米国内の基地統廃合リストなどから)検討した結果、カリフォルニア州サンディエゴの周辺を在沖海兵隊の移転先として見いだした」と強調。同市を訪れ、普天間基地の受け入れなどを求めていく方針を説明した。
 伊波市長は30日に上京し、外務省や防衛庁にも同様に協力要請する。

沖縄タイムス 2005年6月29日(水) 朝刊 1面
都市型訓練開始へ部隊待機
 金武町のキャンプ・ハンセン「レンジ4」の都市型戦闘訓練施設での訓練実施に向け、米陸軍特殊部隊(グリーンベレー)の小隊規模(四十―五十人)の兵士が同演習場内で既に待機していることが二十八日、分かった。二十七日以降、同施設の建物内で準備作業に当たっているとみられ、訓練開始をめぐって緊迫した局面が続きそうだ。

 関係者によると、米軍は進入経路や訓練手順の確認を実施したという。

 都市型戦闘訓練施設の管理棟では二十八日夜、民間地から確認できる二つの窓に明かりがともった。周辺では、人の動く気配はなく、静まりかえっていた。

 在沖米軍四軍調整官事務所は二十四日、外務省沖縄事務所に「二十七日以降にレンジ4の訓練施設の使用を開始する」と通知。

 しかし、具体的な日時や訓練内容について、米軍は一切明らかにしていない。このため、仮に建物内で実質的に訓練が開始されていても、日本側が確認できない状況にある。

 同施設は高さ約十メートルの訓練塔や射撃用建物、突破訓練施設などからなる。

 訓練塔から約二百メートル離れた標的を狙撃したり、建物内部で射撃するなどの訓練が想定されている。

 米軍は訓練について「部隊の錬度維持のため、必要最小限にとどめる」としている。

 同施設は住宅地から約三百メートル、沖縄自動車道から約二百メートル。県、町が一体となって危険性を訴え、使用中止を求めている。

二つの窓から明かりがともる都市型戦闘訓練施設の管理棟=金武町キャンプ・ハンセン、28日午後9時ごろ



6月28日(火)
座り込み236日目
辺野古速報はこちらまで!
ちゅら海をまもれ!沖縄・辺野古で座り込み中!
QAB琉球朝日放送

2005年 06月28日(火曜日 夕)

News Photo

訓練再開 水陸両用車12台が走行

こちらも地元を無視しての訓練再開です。今月はじめに名護市辺野古近海で沈没しこれまで訓練を中止していたアメリカ軍の水陸両用車がきょうから訓練をはじめました。アメリカ軍の水陸両用車はきょう午前、名護市のキャンプシュワブから12台が姿を見せ砂浜を走行した後、海上に出て、水しぶきを上げながら何度も走行を繰り返しました。

水陸両用車は今月6日、民間地域の海岸に上陸、又、9日には、海上での移動中に沈没する事故を起こしアメリカ軍は原因が明らかになるまで全ての水陸両用車の運用を停止すると発表しました。今回の訓練の再開について、アメリカ海兵隊は「沈没した水陸両用車の部隊が自主的に訓練の中止を決定しただけで、他の部隊の訓練は行われる」とコメントしています。

ただ、事故原因が究明されていない上未だに油漏れもありながら引き揚げできない状況での再開に反発が高まるのは必至です。


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沖縄タイムス 2005年6月28日(火) 夕刊 4面
沈没車両から再び油漏れ/辺野古沖
 米海兵隊の水陸両用車が今月九日に名護市辺野古沖で沈没した事故現場海域で、二十七日、油漏れが再び確認された。

 辺野古漁港から約一・五キロ沖で沈没した水陸両用車の真上の海面。約三メートル四方に、白い泡とともに円形の油の塊が十数個見られた。

 辺野古海域でエコツーリズムを営む「じゅごんの里」の東恩納琢磨代表は、事故後五、六回にわたり現場海域で油漏れを現認。「米軍はいつまで環境を破壊し続けるつもりか。一日でも早く回収してほしい」と怒りを込めて話した。

 那覇防衛施設局は二十三日に事故現場海域で、油汚染やさんご礁などの損傷状況の確認調査を行っており、三十日に結果を発表する。



6月27日(月)
座り込み235日目
第1ポイント到着。今日 沖縄県は梅雨明けしたそうです! 船の下にはたくさんの稚魚の群れ。まるで銀のカーテンみたい! クマノミもみつけました!
朝から海兵隊のゴムボートが水陸両用戦車の沈没地点に向かいます。まだ油もれは続いています、早く引き揚げてください! シュワブの浜にサンコーの作業員達の姿が・・。今日はパシフィックが午後出勤のようです。 午後1時、パシフィックが出てきて合同排除勧告が始まり、各ヤグラをまわります。
全部の阻止船で追いかけて、飛び込み隊がヤグラの周辺を泳ぎまわり、作業船をヤグラに寄せ付けません! 第1、3ポイントでは、台風対策の撤去前に全部のクランプとパイプの腐食状況を確認させて欲しいと提示がありました。
作業船は撤収の許可が出るまで、海上待機のようです。  こちらはオヤツタイムです! 今日は辺野古上空を米軍のヘリが、西へ東へと爆音を轟かせながら、忙しなく飛んでいきます。
テントでの報告会。各ヤグラの状況報告と共に、先週水曜日から始まった、サンコー パシフィックの2社が9時〜16時、12時〜18時と作業時間帯をずらし、こちら側は朝6時から夕方6時まで計12時間体制での阻止行動を強いられていることに対して、今後どうしていくかという討論がなされました。

今回の嫌がらせは、施設局が県に申請した使用規定書のじゅごんに対する配慮事項 「作業は日の出1時間後から、日の入り1時間前まで」 に、24時間作業が違反していると非難を浴びたことを受けて、じゃあ規定内で ということになり、業者の負担軽減のため、2社の開始時刻をずらしたようです。
しかし、じゅごんへの配慮というのであれば、作業時間は最短にとどめたほうがいいに決まっています!今回のことは海上行動隊に対する単なる嫌がらせです。そんな揺さぶりには負けません!!
施設局に対する、全国的な抗議行動をよろしくお願いします!!!
QAB琉球朝日放送 2005年 06月27日(月曜日 昼)
News Photo

「都市型」訓練施設 きょうにも訓練開始か

アメリカ軍が、きょうから暫定使用すると通告している金武町のキャンプハンセンレンジ4の都市型訓練施設に隣接する地元伊芸区では、訓練開始を前に、住民たちの緊張が高まっています。

「私は現在、金武町伊芸区のはずれにある監視台の上にいます。私の後ろに広がる集落が伊芸区です。そして、右の方向にカメラを向けますと、すぐそこに、都市型訓練施設が見えます。集落から300メートル、ここからだとわずか200メートルしか離れていません。すでにアメリカ軍と日本政府は施設を、このレンジ4から、さらに住宅地域からおよそ2キロ離れたレンジ16に移設することで合意しています。」

「しかし、アメリカ軍は、数年かかると言われる移設先の施設完成までの間レンジ4の施設をきょうから暫定使用すると、先週になって通告してきました。そもそも、危険性が明らかなために移設が決まった施設を暫定使用するという人命を無視した決定に地元住民らは怒りをあらわにしています。訓練の開始は、刻々と迫っていると見られます。」

News Photo

一方、キャンプハンセンのゲート前では伊芸区の住民や平和団体など50人あまりの人たちがいつも通り、抗議行動を展開しました。

住民「腹立ちます。アメリカにもだけど、日本政府にも」
池原区長「切実な訴えにもかかわらず使用を強行するというのは米軍の無謀なやり方に憤りを感じる」

14ヶ月目を迎えた抗議集会で池原区長は暫定使用とはいえ絶対に許さない。最後まで闘おうとがんばろうを繰り返しました。午後5時からは抗議集会が開かれる予定です。


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琉球新報 6/27 14:17

訓練開始にらみながら… 伊芸区で稲刈り

梅雨明けの抜けるような青空の下、よく実った稲の収穫に笑顔を見せる上江洲静子さん=27日午前9時すぎ、金武町伊芸区

 【金武】米陸軍都市型訓練施設の開始に緊張が高まる27日午前の金武町伊芸区。スズメの鳴き声が響く穏やかな集落では、黄金色に色づいた稲の収穫作業も始まった。
 降り続いた雨水が残る田んぼで、ひざ下まで泥につかってかまを振るう上江洲静子さん(82)。「今年は水が多くて機械が入らない。作業は大変だけど楽しみよー。新しい米はおいしいからね」。ザクザクと稲を刈るリズミカルな音が続く。
 昔は近くの田んぼに基地からの銃弾が落ちたこともあるという。「何が落ちてくるか分からんさね。訓練が始まると怖いよ」。梅雨明けの抜けるような青空を米軍機がごう音を立てて横切り、スズメの声をかき消した。

 
沖縄タイムス 2005年6月27日(月) 夕刊 4面
町議会が反対要請/嘉手納統合
 町議会(伊礼政吉議長)は二十七日午前、北中城村石平の在日米軍沖縄調整事務所にマークR・フランクリン所長(米国陸軍大佐)を訪ね、普天間飛行場ヘリ部隊の嘉手納基地への統合反対を要請した。町議会代表として参加したのは、伊礼議長と町議会基地対策特別委員会(田仲康榮委員長)の七人。

 要請後に会見した田仲委員長は「フランクリン所長から要請の趣旨を正確に適切に上層部に報告するという回答があった。嘉手納基地に関する三市町連絡協議会や三市町の議員でつくる連絡協議会でも嘉手納統合案に反対する見解で一致していおり、今後も関係機関と連携し、体を張ってでも統合は許さないという強い姿勢で日米両政府に訴えていきたい」と強調した。

 二十日の定例議会で決議した要請内容は、「嘉手納基地は、F15戦闘機などの飛行訓練のほか、外来機が頻繁に飛来し、多発する事故や騒音に住民は悩まされている」とした上で、「ヘリ部隊が嘉手納基地に統合されれば、住民を一層危険な事態に置くものであり到底容認できない」としている。

 代表らはこのあと、在沖米国総領事、那覇防衛施設局、外務省沖縄事務所にも同様に要請する。

尖閣上陸決議に反響/石垣市議会
 石垣市議会(知念辰憲議長)の「尖閣諸島上陸視察決議」に対し同市議会事務局には二十七日までに、県内外から反響のメールやファクスが届いている。全部で十件で、うち九件は決議の趣旨に賛同する内容という。

 決議は十七日、同議会六月定例会最終本会議で採決された。

 賛同する意見は「尖閣諸島は石垣市の行政区画内に入るのだから一度は上陸し、よく見てほしい」「尖閣諸島は日本の領土であり、決議案に賛成する」としている。

 反対意見は一件で「決議はさまざまな立場の方々が、アジアの緊張を和らげて対話を取り戻そうと行っている地道な努力に冷水を浴びせるもの」として疑問視している。

 県内外からの意見がある一方、現在までに地元・石垣市住民からの反響はないという。




6月25日(土)
 第7回 名護街宣大作戦決行!!
 今回もテントからたくさんの人が応援に駆けつけてくれました!
今回もチラシ配りにマイクアピール、海人旗を振ったり、みんな辺野古に人を呼び込むため、全力アピール!
どうも ごくろうさまでした!
その夜、元ひめゆり学徒の上枝田千代さんに沖縄戦の体験談を聞かせていただきました。
沖縄戦終結から50年が経過して、やっと証言活動をする決心ができたそうですが、「始めた頃は毎晩夢にあの時のことがよみがえってうなされました」

戦争という人が人でなくなる異常な中を逃げ惑い、道端に取り残された負傷者の「お水くださぁい」と言うか細い声や、暗闇の中 死体の上を歩いた時の何とも言えない感触が今でも忘れられないそうです。
平和教育を、そこから発展させる具体的な行動と、今でも世界中に千代さんと同じ経験をしている人達がいるというイメージ。『まずは辺野古の基地建設を止める』ということの重要性と、それぞれに自分の決意を確かめる大切な夜となりました。
 千代さん どうもありがとうございました!!
沖縄タイムス 6月25日(土) 朝刊 25面
水陸両用車沈没/環境調査、米が保留
 名護市辺野古沖で米海兵隊水陸両用車が沈没した事故で、米海兵隊は二十四日、県が申請していた現場への立ち入り環境調査について「現地レベルで判断できる案件ではない。上部で検討する必要がある」と、文書で回答した。

 在日米軍司令部などの上部機関と調整を図るものとみられ、問題が長期化する可能性が出てきた。

 伊佐嘉一郎文化環境部長は「県として、今後の対応を内部で調整していく」と述べた。

 今月九日の事故発生後、漁業関係者や地元自治体から、油流出やサンゴ破壊などの懸念が噴出。同部は十六日、米海兵隊外交政策部に対し、現場周辺の水質や油分、海底土壌など、約二十項目の調査を文書で要請。現況調査と事故車両引き揚げ時の合わせて二回の立ち入りを要求していた。

     ◇     ◇     ◇     

水陸両用車沈没2週間/原因究明に米軍の壁

 在沖米海兵隊の水陸両用車が名護市辺野古沖で沈没した事故は、九日の発生から二週間以上が過ぎた。本格的な引き揚げ作業は行われておらず、沈んだままだ。第十一管区海上保安本部は米軍に事故原因の提供を求め、事件性があると判断すれば捜査に乗り出す方針を固めているが、詳細な回答はない。昨年八月の沖縄国際大学への米軍ヘリ墜落事故では「公務上の事故」や「軍事機密」などを理由に日本側は事故機を含め現場検証を拒否され、独自捜査権を行使できなかっただけに、今回も先行き不透明になっている。(社会部・福元大輔)

 辺野古漁港から一・五キロのリーフ上のくぼみ。船上からのぞくと車両は水深約三メートルの地点に片側を傾けた状態で沈んでいる。漁船航路のすぐ脇にあたる。干潮時にはアンテナ三本が海面から突き出し、波に揺られる。

 事故直後に間欠泉のように漏れ出していた油は、揮発性が高く、五十メートルほど薄く広がり消滅していったという。

 現場は米軍への提供水域とはいえ、米軍の演習を妨げない条件で、民間船の航行や漁船の操業が許されている。

 事故原因について、米軍は「機械の不具合」と認めている。整備や操縦などの人為的ミスがあれば、業務上過失往来危険などの疑いを持たれる可能性がある。

 第十一管区海上保安本部は事故後、油漏れの対策や引き揚げの際の事故防止策の報告を米軍に要求。事件性があれば「米軍財産の捜索、差押、検証は、米軍の権限ある者の同意を得て行う」と定めた刑事特別法一三条に基づき、米軍の同意を得て、実況見分などを行いたい考えだ。

 しかし昨年のヘリ墜落事故で、航空危険行為処罰法違反の疑いで、現場検証の同意と機体の保全を求めた県警に対し、米軍は写真撮影を認めただけで、事故機に触れさせることはなかった。過去の例をとっても、米軍の同意を得られる可能性はきわめて低いといえる。

 「日米地位協定改定を実現するNGO」事務局長の新垣勉弁護士は「現場での捜査は事故責任を明らかにする要になる。地位協定では捜査に制限がないのに、国内法で手足を縛っている」と刑特法に疑問を投げ掛ける。

 また、たとえ捜査ができ、米軍の事故責任が明確になっても「公務上の犯罪」の第一次裁判権は米側が握っていることから、日本側は刑事責任を問えず、「壁」は厚い。

 6月25日(土) 夕刊 5・4面
金武「都市型」/「訓練許さない」抗議
 無謀な実弾訓練は絶対に許せない―。米軍キャンプ・ハンセン内「レンジ4」の都市型戦闘訓練施設の訓練が二十七日にも開始されることを受け、二十五日早朝、キャンプ・ハンセンのゲート前に金武町全域から約二百人が結集、訓練中止を求める抗議と怒りの声が渦巻いた。施設の建設中止を訴え、伊芸区が昨年五月二十六日に早朝抗議行動を始めて一年一カ月。安心できる生活を求める住民の訴えは日米両政府に届かず、かき消されようとしている。

 この日の抗議行動には、通常より数倍多い住民が駆け付けた。儀武剛町長ら町幹部、地元選出県議、町議、町内の区長らも参加。赤い鉢巻きを巻いた住民は「施設閉鎖・撤去」と書かれたのぼりを手にゲート前を取り囲み、「暫定使用は許さない」と強く反発した。

 池原政文伊芸区長は「ショックで一睡もできなかった。民間地の至近距離で行う無謀な実弾訓練は許せない。断固阻止の姿勢を貫こう」と訴えた。

 訓練中止を政府に要求するため二十六日に上京する儀武町長は「日米政府は訓練の危険性を訴える町民の声を真摯に受け止めているのか。基地の負担軽減を言明しながら、訓練を開始する姿勢は断じて許せない」と反発した。

 伊芸区の男性(67)は「悔しさで目の前の風景も昨日とは違って見えるようだ。米軍の安全対策は口先だけ。一発でも撃たせると、訓練は止まらない」と語気を強めた。

 町内は、抗議行動への参加を呼び掛ける放送が響き、緊迫した雰囲気に包まれている。伊芸区は今後、同施設に近い区内の監視台や闘争小屋に人員を配置し、訓練開始を警戒している。二十七日午後五時から闘争小屋前で抗議集会を開く。

     ◇     ◇     ◇     

指定公共機関県に撤回要請/マスコミ労協

 県マスコミ労働組合協議会(宮城歓議長)は二十四日、県庁に府本禮司基地防災統括監を訪ね、県が国民保護法に基づき行った民放テレビ、ラジオ五放送局への「指定地方公共機関」受託要請を撤回するよう要請した。

 宮城議長は、「報道の自由と自律性が脅かされる恐れがある。指定受託を迫るだけで十分な説明がない」と県の姿勢を批判。これに対し、府本統括監は「報道の自由は尊重される」とした上で、本年度中に県国民保護計画を作成する必要があるとし、引き続き理解を求める考えを示した。

「嘉手納」周辺で3回目騒音調査/施設局

 那覇防衛施設局は二十四日、W値(うるささ指数)の騒音分布地図見直しを視野に嘉手納基地周辺で実施している騒音測定調査を二十七日から三十日の日程で行うと発表した。三回目。

 施設局は当初、二十七日から七月三日の間、実施する予定だったが「米空軍が七月四日の独立記念日に併せて同一日から休みに入る」ことから変更した。二十七日からの調査後に「再調査を計画する」としている。

都市型戦闘訓練施設の訓練開始を許さないと声を上げる参加者=金武町キャンプ・ハンセン第一ゲート前
QAB琉球朝日放送  06月25日(土曜日 夕)
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基地問題で公開講座

アメリカ軍のヘリ墜落事故から1年を迎える沖縄国際大学で、地域と共に基地問題を考える公開講座がきょうから始まりました。

沖縄国際大学では毎年公開講座を開いていますが、今年は、基地あるがゆえに起こった悲惨な事故を風化させないために「基地をめぐる法と政治」をテーマにしています。

1回目のきょうは、琉球大学の我部政明教授が「なぜ米軍基地は沖縄にとどまるのか」と題して講演し、「基地に対して日本政府は何も意見せずここからアメリカ軍の自由が許されている」と沖縄でのアメリカ軍のあり方に疑問を投げかけました。

会場には、学生からお年寄りまで100人余りが熱心に耳を傾けていました。この公開講座は計12回11月まで開かれます。

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6月24日(金)
座り込み432日目
朝から南西の風、その方向に大きな雨雲が停滞しているため、しばし陸上待機。  テントで朝のミーティング。このあと午前9時過ぎ、雷注意報が解除されたため、出港。
←第2ポイント到着。2週間前の水陸両用戦車沈没後、濁っていた海も今朝は、本来のエメラルドグリーンの透明度を取り戻しつつありました。

 しかし昼ごろにはいつものようなどんよりとした海。→
10時過ぎ、パシフィックが第1ポイントに向かって行きました。 午後1時サンコー船団が出てきました。パシフィックと一緒になって各ヤグラを回って行きます。 その後、パシフィックが午後4時に撤収したのに、サンコーはそれから交渉を始めた。
第2ポイントでは以前、台風対策を付ける時の条件として、台風通過後、まずそれを外すまで作業はしないとしていたのに、「単管やクランプの腐食が激しいため、台風対策のパイプを外すことは出来ないこのままにしておく。今日はそのパイプを目視させてほしい」と言って強行する姿勢も見せたが、こちらは阻止船の応援を呼び、それを拒否。

←続いて第5ポイントでも、同様の交渉。作業員は「台風対策とは言っていない、波浪対策と言ったはずだ」とまで言い出す始末。こちらが「県へ提出したヤグラの規格基準と違う」と言うと、ダイバーが「だから何だ!」と怒鳴りちらした。
今日は膠着状態のまま6時になったので、サンコーも帰っていった。
←はりきって料理の手伝い中。とりあえずウェット脱いだらどうすか?

 と、そこへマシュポ弟登場!!→
じゅごんの家日誌
 今夜は初対面の二人のために、晋くんが腕によりをかけて、沖縄料理をつくってくれました!  新しい出会いにカンパイ!!!
沖縄タイムス 6月24日(金) 朝刊 31面
自衛隊慰霊祭に「軍賛美」/陸自「県民感情害さぬ」
 沖縄の陸上自衛隊の幹部や隊員らが二十三日早朝、第三二軍司令官の牛島満中将と長勇参謀長の二人をまつった糸満市摩文仁の黎明之塔前で慰霊祭を開いた。沖縄戦体験者や研究者らは「戦闘に住民を巻き込んだ第三二軍を賛美する行為」などと批判。住民に対する加害の側面を免罪しかねないと反発した。陸自側は「個人参加」を強調し、「県民感情を害するつもりはない」としている。一方、この日午後、各地で慰霊祭が執り行われた。

 慰霊祭は、牛島中将や長・参謀長らが自決し、組織的戦闘が終結したとされる二十三日午前五時すぎに合わせて開かれ、在沖陸自トップの君塚栄治第一混成団長をはじめ、制服姿の自衛官ら約百人が出席した。

 陸自側は慰霊祭開催について「組織的な抵抗が終わった象徴的な場所として選んだ。慰霊の対象には、軍人も民間人も含まれている」としている。

 一九七六年に初めて夜間行軍訓練を兼ねた慰霊祭を行った桑江良逢元団長も参列し、「中断されて残念に思っていたが、昨年再開されて心からうれしい」と喜んだ。

 糸満市米須の魂魄の塔を訪れた仲里ツネさん(74)=那覇市=は、南部戦線で日本兵に壕を追い出され、家族四人を失った。牛島中将らは、首里の司令部陥落後も降伏せず、南部を戦闘に巻き込んだ責任者。「自衛隊が軍の指導者を慰霊することは、戦争の肯定につながる。理解できない」と憤った。

 慰霊祭について、陸自は「有志に呼び掛け個人参加の形で開いた」と、公務外の行事だと強調する。しかし、沖縄平和ネットワークの川満昭広事務局長は「制服着用やトップの出席からも私的な行事だったと言い逃れはできない」と指摘。君塚団長があいさつで第三二軍と自衛隊の活動を「県民のために命をささげる同じ任務」とした点に「沖縄戦で軍は住民を守らず、軍がいない場所では戦闘が激しくなかったという住民の証言に耳を傾けるべきだ」と批判した。

 沖縄戦記録フィルム1フィート運動の会の中村文子事務局長は「制服や軍靴で慰霊の地を踏み荒らされた」と絶句。「住民を戦争に巻き込んだ軍人を賛美し、国のために喜んで死んでいく意識を自衛官や国民に植え付けようとしている」と危機感をあらわにした。

 沖国大の石原昌家教授は有事法制の整備が進む中で開いた慰霊祭について「自衛隊が旧日本軍とのつながりを絶とうとせず、新しい軍隊としての姿を現してきたことを示している」と指摘する。

QAB琉球朝日放送 2005年 06月24日(金曜日 夕)
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「壁」撤去へ 取り壊しの準備が完了

去年8月、アメリカ軍のヘリコプターが墜落して甚大な被害を受けた沖縄国際大学の本館校舎の建替え作業が来月から始まるのを前に、取り壊しのための足場を組む作業がほぼ完了しました。

沖縄国際大学の本館校舎は、去年8月13日にアメリカ軍のヘリコプターが墜落した際、プロペラで壁や天井などが破壊されたほか、爆発炎上によって大きな損傷を受け、校舎は使えなくなりました。本館校舎取り壊しの準備作業は、今週月曜日から始まり、きょうまでに作業用の足場や重機を入れるための入り口を確保するなどの作業が、ほぼ完了しました。

大学側によりますと、来月から本格的な取り壊し作業を行い、新しい校舎の建設が進められるということです。議論となっていた校舎の壁は一部を、事故を伝えるモニュメントとして何らかの形で保存する方針です。

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 沖縄・名護・辺野古の美しい海を埋め立て作ろうとしている新しい軍事基地建設を止めさせるために、おばぁたちが座り込みをはじめてから8年と200日以上。その怒りを正面からうけとめもせずに国は、ムリヤリ、かなりボーリョク的に着手し、調査のために建てられた5コのやぐらは、すでに海中のサンゴをふみくだいている。日本の各地で、世界で、この基地を作ることに対し、抗議の声がうずまいているとゆーのに。

 今、辺野古では、陸上での座り込み、海上・海底でのカヌーや船を使った阻止行動がつづけられており、那覇、大阪、京都、名古屋、東京では座り込みなどで辺野古のことを訴える活動が広まっている。これらを通じて辺野古を知り、これをじぶんの問題として重くうけとめた若者たちが辺野古にあつまり「カヌー隊」として活躍しはじめているところだ。

 弟のシュウは、船の免許をとり、「阻止船」を操縦している。巨大な作業船が辺野古に現れた日、通らせまいと、台船の進路に立ちはだかったが、台船は停まらず、シュウの船は何十倍もの大きさのその船に突撃、間一髪転ぷくはまぬがれたという。数年まえまでいわゆる「不登校」だった弟は、幸運なきっかけを得て、沖縄に行き、沖縄のかかえる問題を知り、辺野古のおばぁ達に出会った。おばぁ達に、学校では教えてくれないいくつものことをおそわり、「戦(いくさ)やならん、命どぅ宝(ぬちどぅたから)」とおそわった。これ以上、おばぁたちに、基地を苦しみを座り込むことをおしつけたくない、たった1人になってもここに立って止めよう、命をはってでも、と決めた。しかし、台船にぶつかる瞬間、シュウの頭をよぎったのは「かならず、生きぬいて帰ってきなさい、なにがあっても」という、おばぁのコトバと、大切な人たちの顔の走馬灯。死ぬわけにはいかない。なにがあっても生きていること、それ以上に価値あるものはない。おばぁの言葉の意味すること。弟の死がもたらす悲しみは、おばぁたちをも殺しかねないのだ。

 恋人のユウスケは、カヌー隊で、海上でのすわりこみをするため、名護でくらしている。ある日、仕事をやめ、彼は「辺野古に行こうと思う」と言った。それは、唐突ではあるがまるで必然のようだった。生活=お金のための生活をやめて、イメージに近いほうを選ぼうとしていたユウスケ。辺野古のことは知っていた。基地ができれば、もちろん自然はこわされ、それ以上に人がたくさん死ぬ。ねがいは、ただ、「幸せになること」。だからこそ、目の前に見えている脅威を見てみぬふりをして自分を偽ることはできない。ほんとうに幸せになりたいから、止めに行く。それが、ユウスケのイメージだ。ものすごくシンプルに、「好きな人を失いたくない、悲しませたくない」から、この不穏な世の中の流れを止めるために動く、その中でいま1番焦点になっているのが辺野古だったのである。

 東京の国会前座り込みで知り合ったアユさんは、バッグパッカーを夢見てお金を貯め、その仕事をやめたばかりで辺野古へ行き、今のところ彼女の旅は辺野古でとどまっている。

 カズマサ君は、仕事をやめてから、地元・名古屋と辺野古を行き来し、名古屋では街頭アピールなどで広め、辺野古では、はげしく船酔いしながらも必死で阻止行動をしている。

 サチコは施設局側の作業員との攻防で1度、指を3cmきり、流血したが、今日も笑顔で海に出て行き、カヌーをこいでいる。

 彼らは全員20歳代だ。若いからと言って失うものがないわけではない。仕事も、恋人もギセイにしてきている。
家族や友人の理解が必ずしも得られるわけではない。経済基盤も保障ももちろんない。
彼らはなにも好き好んで「たたかい」に来ているのではない。それぞれの意志で来ているのは確かだが、闘いたくて
闘っているわけではないのだ。ほんとうなら、好きな人と好きな場所で心おだやかに暮らしたい。
世の中が本当に平和なら、やりたいことは他にもっとある。
 それでもかれらが辺野古に来るのはなぜか。
 どうしても、今止めなければならないから。
 人の命をなんとも思わない人々がゆるせないから。
 命が大切と言うことだけは、どーしてもゆずれないから。

 私自身は東京で店を持ち、そこから発信していくために東京でやることに決めたため、辺野古には行けない。
先日も顔を蹴られるなどの暴行をカヌー隊メンバーが作業員から暴行を受けたとの報道があった。
東京で、はなれた場所でそのようなニュースを耳にすると、怒りとかやりきれなさが体中をうずまいて
いてもたってもいられない気持ちになります。今すぐにでも辺野古に行きたい。
 ケガさせられたり、あるは殺されたり、捕まったり。自分の大切な人がそんな目に、いつ合わされるか分からない状況
の中で、日常をおくらなければならないのが辛い。はなれていて手と足もだせない、叫んでも届かないのが辛い。
 ものすごく個人的な話ではある。
でも、自分の大切な人のいのちが大切なのは、誰でもあてはまるはずである。
自分の周りの人を大切に思うことと、戦争をなくそうと思うことは同じことだ。
大切な人が死んだらイヤだ。だから 戦争はやめよう、基地はいらない。
足りないのは、あと少しの想像力。イラクやアフガニスタンで、パレスチナで、亡くなった人々の周りの気持ち。
周りの人々のきもち。悲しくないわけがない。怒りがわいてこないわけがない。

 もう一度 問いかけます。辺野古の若者たちの「命を守るたたかい」にあなたは何を思いますか。 
 私たちは、辺野古で闘う若者たちの友人・知人・家族として、彼らの生活を支えるためのカンパを訴えます。
彼らが心置きなく行動するためには、1人・1ヶ月の生活資金・5万円ぐらいかかります。5万円×5〜6人を毎月作りたいと思っています。

 東京の「街」では、できるだけ多く地域の人たちが参加してくれるために「100円カンパ」を始めました。
 家族会も結成されました。

 ご協力をよろしくお願いいたします。
 太田武二(命どぅ宝ネットワーク)、ヨッシー(友人)、佐竹周一(友人)、中馬由紀子(友人)、中野高(友人)、富田直子・剛・翔子(家族会)、赤羽則子(家族会代表)、ハネやん(家族会)、末木(家族会)、
1/15 現在
郵便局 10020−84023361
赤羽 則子

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