ジュゴンの家・日誌

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7月B
参加者募集!!!
阻止船に乗る人、海上のやぐらおよびテントで座り込みする人が必要です!!!
少ない時間でも、行動できる人は集まってください!!
あなたが行動することで現場の状況は変わる・・・・!!
どうか、よろしくお願いします!!
辺野古に来てください!!!
海上行動用のダイビングスーツも募集しています。使わない物があれば、是非ジュゴンの家の住所まで送って来てください!!お願いします・・・!!

海上調査阻止行動のための緊急カンパのお願い!!
現在、辺野古ではボーリング調査を阻止するための阻止行動が行なわれています。とりわけ「海上調査阻止行動」が重要になっています。リーフ外での防衛施設局の調査を阻止するための行動船を調達するための資金が圧倒的に不足しています。

 今すぐに数100万円の資金が必要です。全国の皆さんに緊急カンパをお願いしたいと思います。皆さん応援をよろしくお願いします!!

 カンパを振り込まれる際は、下記の口座にお願いします。(このカンパのお願いは「ジュゴンの家」が、「命を守る会」を応援する気持ちで独自でやっています。振り込まれたお金は、辺野古でのボーリング調査阻止行動のために使われます。)
●郵便局 17040−14225611  西 陽子 

国会前座り込みホームページヘ!!

辺野古より緊急連絡!!!

海面に油広がる 水陸両用車沈没 (琉球新報6/10夕刊)

 【名護】名護市辺野古沖で9日に沈没した米海兵隊の水陸両用車から油が漏れ出して周囲の海面に広がっていることが10日午前、分かった。米軍は市に「油漏れ対策として、9日に化学剤による中和作業をし、10日にも行う」と説明している。
 目撃した人によると、米軍は10日午前8時ごろから現場にゴムボート2隻を出し、数人の潜水士が潜って部品状のものを引き揚げるなどの作業をしていた。通常の中和作業で見られるオイルフェンスを張って薬剤を散布する様子はなかった。辺りには油のにおいが立ち込め、午前9時ごろ、米兵が現場を離れた後にも海面には幅3、4メートル、長さ2、30メートルほどの油の帯が残っていたという。
 米軍がどのような手順で中和作業をするのかは分かっていない。午前の作業の後、米軍は10日午後零時半現在、現場に現れていない。 

那覇防衛施設局はこの油漏れに対して、現在何の対策も行っていません!!
一刻も早い油の回収、オイルフェンスの設置を防衛施設局へ訴える抗議の電話・FAXをよろしくお願いします!!
那覇防衛施設局  電話098−868−0174
             FAX098−863−1750

 ボーリング用のやぐらが珊瑚を破壊・・・!!
3月17日(木)にきた台船を留めるために、荒波の中無理やり降ろしたアンカーが、
再びサンゴを破壊していた。
海底に潜った夏芽さんたちが撮影した写真が見られます!!

ここをクリック!!





「名護街宣大作戦!」のお知らせ

 名護市民は辺野古に注目しています。でも、なかなか現場に来ることができない、きっかけがつかめないという人達のために、辺野古の現場でおこっていること、今、名護市の全体の力が必要だということ伝えに名護市街へ出て行きませんか?


                        

☆飛び入り大歓迎!!

     一緒にビラまきをしたい人を募集しています。

 私たちは毎週土曜日、海上行動隊、海人のマイクアピールや
 ビラまき、写真の展示などを行います。皆さんもぜひご一緒に
 参加してください!!


☆作戦決行日:毎週土曜(雨天中止)
      14:
30 じゅごんの家集合!!(名護市城2−13−2)
      15:00 為又・
「洋服の青山」前で街宣開始!
      16:30 名護十字路近く・「オキマート」前で街宣開始!
      18:00 「じゅごんの家」でミーティング



7月13日(水)
座り込み451日目
今日は新船力・ピースメーカーに乗って阻止行動にあたります。

海もいい天気、今日も暑くなりそうですけど、頑張りましょう!!
朝から、相方やっさんはロープをベルト代わりにしたり(ちょっとオシャレ) マシュポは日課の、フィン無し両手上げ立ち泳ぎ2分間をこなしたり (必死だから、あんまり接写しないで)
ナイワイはスダレが付いて、涼しそうだったり(船交代しません?) 姉さんは海で子犬を拾ったり、(もっと優しく扱ってよ by犬 )  そんなこんなで、作業船の出港時間9時!配置完了!!
今日もサンコーが先に出てきました。第2・5ポイント警戒態勢!! カヌーも第1から応援に駆けつけてくれました。ありがとう! 船長達も飛び込み隊として、警戒します。
作業の交渉により、 先日撮影した水中写真の取り直しのみを許可。作業船団は第5ポイントへ
ゴムボートも追いかけますが、とにかく暑い!ヤグラに着くとまずはシートで屋根を作って直射日光を避けます。 第5ポイントでは、また台風が向かってきているので、今後台風対策をしたいということでしたが、こちらもみんなで話し合っておくということで、今日のところは作業交渉はナシ!
午後からパシフィックも出てきて第1・3ポイントで海中のクランプの撮影をしたいということでしたが、「やぐらの撤去」を言わない限りは拒否!
サンコーと合同で排除勧告を行い、午後6時頃帰っていきました。

←ヤグラの下にいた珍しい小魚の群れ。キレイに撮れました。

 テントには新商品!座り込みながら作っているジュゴンのぬいぐるみ。ホワホワしててきもちいい。今日1日で8頭売れたそうです!→
じゅごんの家日誌
ゆっくんシェフによるナス入りミートパスタ ベジタブルスープ、ガーリックライス等々 いただきますけど、まずはビールでカンパイ!そういう時期すよね!!
晋くん日誌
7月12日(火)
・防衛施設局による違法な強行調査を阻止しています。

〜今日の海上〜(私は飛び込み隊として各単管を回っていました。)
・第一・第三
午前中はサンコーコンサルタントだけが作業船を出していたため、朝からの座り込みですが、午後からの阻止行動となりました。
第一ヤグラでは防衛施設局、パシィフィックコンサルタンツ側から「海中の写真撮影と海中で完全に緩んでかなり危険となっているクランプの締め直し、その部分の針金での固定。」を要求してきました。
第一ヤグラのメンバーの話し合いでは結論として「危険なクランプの締め直しを了解しましょう。針金での固定は完全に補強になってしまうので認められない。」となり、向こう側に伝えたところ、防衛施設局側も了解し、今日はその作業だけにとどまりました。
第三では完全に作業を拒否しました。ですから、今日の作業は完全に阻止されています。
午後5時30分頃にパシィフィック側が引き揚げたためこちらも引き揚げています。
それでも午前6時30分から午後5時30分という長い時間海上にいたことになります。

・第二・第五
午前中に出てきたサンコーコンサルタントと対峙することになります。
第二、第五ではこの間作業員の側から「ヤグラの撤去を考える上でもその資料が必要である。点検なりはやらして欲しい」とのことで交渉が行われてきました。しかし、サンコーと共に動いている施設局員は繰り返し「このヤグラはボーリングをしない限り絶対に撤去しない」と強く強調してきていました。
現在の"点検、計測"が「撤去の可能性を追求するものでない。」とのことははっきりしました。
第二、第五では夜間作業強行の少し前に「安全のため」と称してヤグラにあった単管で作られた梯子を撤去しました。しかし、これも夜間作業の強行時に金網を張る際に邪魔なものだったために外したと考えられます。
施設局側が示す"安全"や"点検作業"は強行するための前準備と受け取られてもいたし方ないことをこの間行ってきています。
それに対し、第二、第五のヤグラでは抗議を繰り返し今日の作業も完全に拒否し、阻止しました。
第二、第五も午後5時30分頃に撤収を開始しています。

・安全
施設局側が「反対派は安全の点検さえもさせない」ようなことを言いふらしています。しかし、これは完全に間違っています。まず「安全」とはヤグラを撤去すること、そしてボーリング調査を中止することでしか生まれないことです。
そして「安全点検」について言えば「安全灯」と呼ばれる航海の妨げにならないようにするための夜間用の光の交換は認めています。
そして「赤旗」と呼ばれる船の航行の妨げにならないようにやぐらの目印となっている旗の交換も認めています。
「この海に穴を開ける作業」に関しては一切を認めていません。
「反対派は安全さえも確保しようとしない過激派集団」というレッテル張りをしたいと考えているようですが、私達は人間としての誠意を誇りを見せてきたし、そんなことで基地建設を止める動きを止めることは出来ないのです。
基地建設をたくらんで色々な卑劣な行為を行ってきた国こそが「安全」などと言うのが間違っています。

〜現状〜
・辺野古白紙撤回報道。
辺野古についての報道でNHKが「普天移設は辺野古を白紙とし、分散移転されることに日米間の協議で6月の中ごろに決まっていた。しかし、分散移転は移転先の反発が予想されるため紆余曲折あるだろう。」といった報道を行った。
しかし、辺野古の現場から言えばどこに「その根拠があるのか」と怒りたくなります。現場は何も変わっていないのですから。防衛施設局は作業台船をチャーターし続け、さらに近隣の漁村でチャーター船を増やそうとする動きまであります。
国と直結しているNHKが報道している点についても何か気になります。意図的にこういった情報を流し、現場の混乱と世論の高まりへの牽制を行おうとしているようにも見えます。
沖縄の各社は未だにそのことには触れていません。これを鵜呑みにすることはいけません。
私達の行動が基地建設を追い込んでいることは確かです。しかし、いま戦争をしようとしている国をなめてはいけません。シビアな目で状況を考えていきましょう。


今日の海上
7月11日(月)
・防衛施設局による違法な強行調査を阻止しています。

〜今日の様子〜
・第一ヤグラ・第三ヤグラ
午前中はサンコーコンサルタントだけが作業のために海上に出ていました。
パシィフィックコンサルタンツが作業を担当している第一ヤグラは午後からの行動となりました。
パシィフィックからは「海中のクランプ(単管の接合機材)の写真撮影をさせて欲しい」とのことでした。
第一ヤグラは「海中のクランプの写真撮影だけを許します。その場合にも作業員は2人、クランプの撮影も16個に限定します。もし、他の作業に入ろうとした場合は阻止します。」との判断をしていました。
パシィフィックはそのように作業を長時間行い、第3ヤグラでも同様でした。

・第二ヤグラ・第五ヤグラ
午前中に出てきたサンコーコンサルタントは第五、第二をまわり、「計測をさせて欲しい」との交渉をしてきました。
第二、第五では夜間作業強行の祭に事前に「点検」「計測」などにまぎれて強行の準備が行われていた節があり、施設局の指示のもとでサンコーコンサルタントの作業員はそのことも知らされずにそういった作業を行っていたはずです。
第二、第五は今回の「計測」がどんなことを意図として行われているのか、施設局側に問いただしました。しかし、防衛施設局は何も答えようとせず。
この日第二、第五では一切の作業を拒否しました。

〜現在の状況〜
・台船が動いている。
この間も防衛施設局は中城湾にスパット台船(外洋用のヤグラ)を乗せた作業台船を停泊させつづけていますが、その作業台船が動き、重油を給油しているとの情報が入ってきています。
いつ突入があるか分からない状況がやはりつづいています。
QAB琉球朝日放送

2005年 07月13日 (水曜日 夕)

News Photo

訓練強行に抗議集会

きのうに続いてきょうも強行された都市型戦闘訓練。このままなし崩しで訓練が続くのかと住民の不安は頂点に達しています。住民より軍事優先のアメリカ軍と日本政府に対する怒りの抗議集会が開かれました。きょうはこのニュースからです。

アメリカ陸軍は、午前7時30分に都市型戦闘訓練施設の屋外射場に、訓練の実施を示す赤い旗を掲げたあと実弾射撃訓練を開始し、周辺には乾いた音が何度も響きました。

「きのう強行された都市型訓練施設での実弾射撃訓練に、アメリカ軍、そして、訓練を容認する日本政府に対する住民の怒りが、頂点に達しています。」

金武町・儀武剛町長「日本政府、米国政府に対して強い怒りを覚えます。皆さん、きょうも今、訓練が始まっております、これを断じて許すことができるでしょうか」

住民女性「一年間以上、雨の日も寒い日もずっと訴えてきたが、こんなに訴えても価値も無いのか」「これからも闘っていきたいです」女性「政府もアメリカ軍にしっかりもの申していただきたい」

このあと伊芸区民は、都市型訓練施設のあるレンジ4のゲート前で再び集会を開催。池原区長は、暑さが厳しくなる中で決して無理をしないようにとお年寄りに声をかけ、訓練が中止になるまでがんばるので支えてくださいと協力をお願いしました。

また、午後には県の牧野副知事が現場近くの監視台を訪れ、何度も発せられる銃声に、憤りを見せていました。

牧野副知事「どう考えても危険」「(Q.日米政府は県民の命を軽く見ていると言わざるを得ないのでは?)まさに危険という意味ではそういうことです」

この事態に、今朝も伊芸区以外から多くの県民が応援に駆けつけましたが、儀武町長は、政府を動かすには県民全体の支援をお願いしたいと、県民大会の開催も視野に運動を広げたい考えです。


ストリーミングビデオ-ブロードバンド256Kbps
ストリーミングビデオ-モデム-ISDN40Kbps
沖縄タイムス 2005年7月14日(木) 朝刊 1面
性被害女性の手紙批判/町村外相
「軍隊があるから日本は平和」
 町村信孝外相は十三日の衆院外務委で、二十一年前に米兵から性暴力を受けた女性が稲嶺恵一知事にあてた手紙について「米軍と自衛隊があるからこそ日本の平和と安全が保たれている側面が、すっぽり抜け落ちている。バランスが取れた考えとは思えない」と指摘、女性の訴えを批判した。東門美津子氏(社民)の質問に答えた。

 東門氏は「被害者の心の底からの苦しみに『軍隊が国を守っている。あなた、そこを知りなさいよ』という話し方はとても残念だ」と強い口調で反発した。

 町村外相は答弁で、女性の手紙について「被害にあった方々の心情、気持ちは率直に受け止めなければいけない」と一定の理解を示した。しかし、手紙の中の「米兵達は(略)仕事として人殺しの術を学び、訓練している」との部分に関して、「軍隊の持つ一面かもしれないが、それだけをとらえて物事を決めるのはバランスが取れた考えとは思えない」と反論。

 その上で「日本とアジアの平和が相対的に保たれているのは在日米軍の存在、自衛隊のさまざまな努力がある。軍隊をなくせば戦争がなくなるわけではない」と述べ、女性の訴えは一面的との認識を示した。

 また、町村外相は「(軍隊には)戦争を抑止する機能が現実にあるということも認識を賜れば幸いだ」と持論を展開した。

 手紙を出した女性は高校生だった二十一年前、米兵から性暴力を受けた。今月三日に起きた米兵による女児強制わいせつ事件を受け、稲嶺知事に基地撤去を求める手紙を書いた。




7月12日(火)

オープンスペース 街から緊急連絡が入りました。一人ひとりの協力が頼りです!
「つくる会」教科書、採択絶対反対!
採択反対! メール・ファクス行動へ!
大田原市で「つくる会」教科書が採択されそうだ!
大至急、「つくる会」教科書(扶桑社版)の歴史と公民教科書を
採択しないよう要請に取り組もう!
 以下の読売新聞報道のように栃木県大田原市で「つくる会」教科書が採択されそうです。
大田原市は、前回(2001年)は那須・塩原と同一採択地区でしたが、今回から単独になっています。
地元でも確認しましたが、調査研究委員会が各教科2社を推薦し、歴史、公民では「つくる会」教科書(扶桑社版)が入っている、ということです。

今日(12日)11時現在、すでに採択協議会が開催されています。そこで採択を内定して、明日(13日)の教育委員会で、正式に採択を決めるということです。

地元の人たちは、すでに「採択しないで」という横断幕を持って、採択協議会の会場に駆けつけて要請行動をしています。

今朝、市教委に電話をしたところ、メールやFAXの要請は、すべて、採択協議会委員、教育委員に見せます、という返事です。

時間がありません。
全国から大至急、「つくる会」教科書(扶桑社版)の歴史と公民教科書を採択しないよう要請に取り組んでください。

要請先
大田原市教育委員会
〒324-8641 栃木県大田原市本町1-4-1

学務課  http://jp.f29.mail.yahoo.co.jp/ym/Compose?To=gakumu@city.ohtawara.tochigi.jp
      TEL 0287−23−4706
学校教育課 TEL 0287−22−4149
      FAX 0287−22−4485

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20050712i401.htm

「つくる会」教科書選定へ、市町村で初…栃木・大田原 (2005年7月12日3時4分  読売新聞)
 栃木県大田原市の市立中学全7校(生徒計約1660人)で来春から使う歴史教科書について、大田原市教科書採択協議会の調査員会は、「新しい歴史教科書をつくる会」のメンバーが執筆した扶桑社発行の教科書が望ましいとする報告をまとめた。

 同採択協議会は12日開かれ、この報告を基に同社の教科書が選定される公算が大きい。市教委は13日に正式に採択を決める方針。

 つくる会によると、同社の歴史教科書は都立の養護学校と中高一貫校、愛媛県立の養護・ろう学校と中高一貫校、私立8校の計19校で使われているが、市区町村の全域にわたって使われるのは初めてとなる。

 同市教委は公民についても扶桑社の教科書を選びたい考えだ。

 今年は全国の公立中学校で来春から4年間使われる教科書の採択年。各都道府県では、3〜54に分けた地区ごとに採択協議会を設けて教科書を選定し、地区内の各教委は8月末までに正式決定する。採択協議会は、地区内の教育長や教育委員長、PTA代表らで構成しており、現場の教師らで作る調査員会が教科書の特徴を研究した報告を基に教科書を選ぶ。

 大田原市は、1市単独で採択協議会を作っており、調査員会は、8社ある中学歴史の教科書のうち2社のものを推薦し、そのうち扶桑社の方が望ましいとしている。同社の教科書については、同市教委内や学校で「日本文化に対する誇りと愛情をはぐくむよう配慮されている」などの声が多いという。
座り込み450日目
第2ポイントは警戒態勢
飛び込み隊も急行!!
運転する晋くん 今日はクランプの締め直し
ダイバーの作業の様子を監視中
アンカーにくるぶしを思いっきり
ぶつけ、もんどり返るゆっくん
泡でリングを作ろうとするも
中々うまくいかない
あまりの太陽に顔を隠す
あきちゃんが帰ってきたよ 単管で昼寝をする晋くん アメリカ国旗が半分までしか
揚がっていない。
「なんで?」と晋くんに聞いたら
「戦死者が出たからだよ」と。
また戦争で、
若者の命が犠牲となった証
沖縄タイムス 2005年7月12日(火) 夕刊 1面
「都市型」訓練強行/米軍が実弾射撃
県・地元は猛反発
 金武町の米軍キャンプ・ハンセン「レンジ4」の都市型戦闘訓練施設で十二日午前、米軍が実弾射撃訓練を開始した。米軍が「六月二十七日以降」の使用開始を通告してから十六日目。関係者によると、米軍は同日午前、屋外射場で人型の標的に対する小火器での射撃訓練を実施したとみられる。県、町の反対を押し切る形での米軍の「訓練強行」に、地元の伊芸区民ら住民は強く反発。民間地域に近接する「致命的欠陥」を持つ施設の使用を容認した日本政府への批判も高まっている。

 同日午前七時半ごろから、米軍車両やトラック計七、八台が施設内に集結。同八時二十分、射撃用建物近くに設置されたポールに「訓練開始」を示すとみられる赤旗が掲げられた直後に、数発の射撃音が響いた。その後、散発的に放たれる銃声や発射音とともに、屋外射場周辺などで高さ数メートルの煙が複数回、確認された。

 屋外射場の背面には同日午前、住民やマスコミがいる基地外の監視塔からの視線を遮るように、茶色のシートが張り巡らされた。

 施設周辺には儀武剛町長や県、外務省沖縄事務所の職員らも駆け付けたほか、監視塔に設置されたスピーカーからは住民の抗議声明が流され、緊迫した雰囲気に包まれた。

 外務省沖縄事務所は同日午前、米軍に対し、施設の使用状況について照会しているが、確認がとれない状況が続いている。

 一方、那覇防衛施設局は「訓練内容などの詳細については米軍の運用にかかわることで申し上げる立場にない」とコメントしている。

 関係者によると、訓練は十五日ごろまで断続的に実施されるとみられる。トリイ通信施設所属の米陸軍特殊部隊(グリーンベレー)の小隊規模(三十―四十人)が使用しているもようだ。

 訓練塔からの実弾射撃は十二日午前の段階で確認されていないが、同日中に実施される可能性もある。

 日米両政府は四月、レンジ4施設の建設・使用に反対する地元の要請を受け、民間地域から離れた「レンジ16」への代替施設建設で合意。一方で米軍は「少なくとも数年かかる」とされる代替施設完成まで、レンジ4施設を「暫定使用」する方針を示した。

 在沖米軍四軍調整官事務所は二十四日、外務省沖縄事務所に対し、「二十七日以降にレンジ4の訓練施設の使用を開始する」と通知。政府関係者によると、米軍は二十七日以降、射撃場の草刈りや訓練塔への避雷針の設置などの追加作業を検討、実施していた。

 同施設は住宅地から約三百メートル、沖縄自動車道から約二百メートル。米軍は「安全対策」として、同施設の訓練塔に面した外壁に跳弾防止用の高密度ゴムを設置した。

政府は国民守る姿勢を

 儀武剛金武町長 町民だけでなく、県民の力を借りて、実弾演習を許さないという対応ができれば。日本政府は国民の生命・財産を守る立場からきちんとした姿勢を見せてほしい。町の実行委員会で今後どう行動するか早急に検討する。

要請翌日 県議会が批判

 県議会米軍基地関係特別委員会の伊波常洋委員長は十二日午前、金武町キャンプ・ハンセン「レンジ4」の米陸軍都市型戦闘訓練施設を使って始まった実弾訓練について、「言語道断で、許せない」と厳しく批判、「訓練反対で県議会の代表として、十一日に関係機関にが抗議したばかりで、県民をばかにしている」と怒りをあらわにした。

 抗議・要請行動したほかの軍特委の委員たちからも「信じられない」「許せない」などの抗議の声が上がった。

 十二日午前に開かれた軍特委でも質疑が集中。訓練開始のマスコミ情報を受け、花城順孝知事公室長は「(訓練開始は)これまでの経緯を無視したもので、県として憤りを感じている」と厳しく批判した上で、「(今後)日米に対する働き掛けをしていく必要がある」と述べ、暫定使用の中止を求め日米両政府にあらためて要請していく考えを示した。

 また、花城知事公室長は、米軍から訓練開始の通報がないことを報告した上で「個別のレンジごとの演習については通知されない。(現在の)通報体制には問題がある」との認識を示した。

[ことば]

 都市型戦闘訓練施設 米陸軍の特殊部隊(グリーンベレー)が、市街戦や対テロを想定した銃撃戦を行うのが主目的。金武町キャンプ・ハンセンのレンジ16の既存施設の老朽化に伴い、米軍がレンジ4内に建設。射撃用建物や訓練塔、屋外射場などからなる。高さ約10メートルの訓練塔から約200メートル離れた射撃用建物への射撃や、扉を破壊する強行突入、ロープによる懸垂降下訓練などが行われる。

訓練を知らせるとみられる赤旗が立てられ、野外射場近くで監視台の様子を双眼鏡でのぞく米兵ら=12日午前10時ごろ、金武町キャンプ・ハンセン
沖縄タイムス 2005年7月12日(火) 夕刊 5・4面
不意に銃声住民憤り/訓練強行
被弾の危険またも/区長「どうしたら…」
 「体を張ってでも止めたい」。早朝、住民の虚を突いて演習実施を示す米軍の赤い旗が揚がった。「パ、パ、パン」。射撃音に続き、着弾地点から白い土煙が立ち上る。米陸軍都市型戦闘訓練施設の建設着工から一年と四十八日目。県や町、地元の猛反対を振り切って訓練が始まった。手の届かない米軍施設内で強行された訓練に、駆け付けた住民らはこらえ切れずに涙を流し、震える声で抗議した。演習通告から二週間以上も音さたがなく、平静な生活を取り戻そうとしていた矢先。住宅地までは約三百メートル。これまでも実弾被害を受けてきた人口約九百人の小さな集落に、新たな「危険」が迫った。金武町は十三日午前、緊急抗議集会をキャンプ・ハンセン第一ゲート前で開く。

 「パンパンパンッパンッ」―。金武町伊芸区のキャンプ・ハンセン内の米陸軍都市型戦闘訓練施設内で十二日午前八時二十分、実弾訓練が始まった。

 施設内で訓練する兵士の姿は確認できないが、屋外射場の方向から乾いた発射音が断続的に響き渡った。同区のキャンプ・ハンセン近くにある監視台からは、発射音がはっきりと確認でき、民間地域から至近距離で訓練が実施されていることが感じ取れる。

 屋外射場そばのポールに訓練開始を知らせる赤旗が揚げられると同時に四、五発の発射音が響き渡った。

 同区内にある監視台から訓練兵の姿は確認できないが、発射音はその後も続き、屋外射場の方向から断続的に聞こえ、立ち上る着弾煙が確認できた。

 午前九時五十分ごろ、同区内の監視台を訪れた儀武剛金武町長は発砲音を確認し「本当だ」と言ったきり絶句。「町民だけでなく県民全体の力を借りたい」と訴えた。

 松田義政議長は「日本政府に直接抗議したばかりなのに怒り心頭だ。地元との大きな溝を感じる。全国レベルに問題を広げないと」と緊張した口調で話した。

 「県議会が要請した翌日に開始するとは。町民や県民をばかにするものだ」。地元伊芸区の池原政文区長は十二日午前七時半ごろ、第二監視台で、射撃音を確認した。

 「あの音は実弾に間違いない」。強く懸念してきた実弾射撃訓練の開始を、無念そうに見つめた。昨年五月二十六日以来、同区では都市型戦闘訓練施設の建設反対や暫定使用反対を訴えるため、連日キャンプ・ハンセンのゲート前で抗議行動を展開。運動は町や県にも広がり、訓練中止への望みをつないできた。

 住民の手の届かない米軍施設内での「訓練強行」。池原区長は「これからどうしたらいいのか」と悔しさをにじませた。

「体張ってでも止める」

 水田で農作業をするなどいつもの風景が広がる伊芸区の集落。訓練による銃声は集落には届かず「訓練開始」に住民は驚きと怒りの声を上げた。

 農作業を終えた七十代の女性は「昨晩、夫ともう訓練はしないじゃないかと話し、喜んでいたのに。これから畑では銃弾が飛んでこないか、気が気でない」と顔を引きつらせる。

 友人三人と訓練開始の報を聞いた男性(66)は「始まったのか」と絶句。「日本政府の弱腰のために、伊芸区民にしわ寄せが来ている。訓練が始まったからといって断じて容認はしない。体を張ってでも中止に追い込む」と語気を強めた。

 商店を営む女性(57)は「被弾を考えると孫たちを外で遊ばせるのが怖い。実弾演習の振動はものすごく額縁も落ちてくるほど。早く演習も止めて、施設を取り壊してほしい」と切々と訴えた。

県、配慮ないと抗議/事件続発「反発臨界点に」

 金武町キャンプ・ハンセン「レンジ4」の米陸軍都市型戦闘訓練施設で訓練が始まったことについて、県の花城順孝知事公室長は十二日午前、「これだけ県民が不安を感じて強く反対しているのに、強行するのは軍事優先の論理だ。当然、県として抗議の意思を示していく」と強く反発。午後にも、米軍や那覇防衛施設局などに抗議する方針だ。

 海兵隊水陸両用車沈没事故、空軍兵士による女児強制わいせつ事件と事件・事故が相次ぐ中でもあり、花城公室長は「県民感情に配慮がなさすぎる。県民の反発は臨界点に達するかもしれない。不測の事態も考えられる」と訓練強行を批判した。

 県基地対策課は、同日午前、職員二人を現場が見渡せる監視台に派遣。那覇防衛施設局を通じ、事実関係の確認を急いでいる。

閣僚ら問題視せず

 大野功統防衛庁長官は十二日午前の閣議後会見で、米軍が金武町キャンプ・ハンセン「レンジ4」の都市型戦闘訓練施設で訓練を開始したことについて「基本的には了解を受けているので、問題はなかろうと思う」と述べ、米軍が訓練開始を事前通告していることを指摘し、問題視しない考えを示した。

 訓練の内容は「どの程度の規模で始まったのか報告は受けていない」として、把握していないことを説明。今後の対応は「住民に多少なりとも不安が起こるようなことがあれば、きちっと相手方(米軍)に申し入れをしたいと思う」と述べた。

 外務省日米地位協定室の四方敬之室長は同日午前「安全対策に配慮し、部隊の練度維持に必要最低限の訓練にとどめるよう今後も米軍に申し入れていく」と述べた。「具体的な通告はなかった」と述べ米軍が訓練開始日を政府に通告していないことを明らかにした。

 伊芸区など地元住民の反発は「地元の懸念は十分に承知し、米軍に伝えている。米側も認識している」と説明した。

 小池百合子沖縄担当相は同日の閣議後会見で、「報告は来ていない。未確認だ」と述べた上で「(米軍の訓練は)地元の気持ちに配慮して、安全面には気をつけてもらいたい」と語った。

     ◇     ◇     ◇     

300メートル先「戦場」現実に/漁協・観光・労組 各界批判
100%の安全ない・まさかやるとは・許しがたい暴挙

 金武漁協の嶺井隆組合長は「町民として訓練には絶対反対。百パーセント安全ということはない。現場を知らない人は大丈夫だと言うが、見た人は皆危ないと言っている。地元だけでなく、県内全体で反対行動すべきだ」と訴えた。

 北部地区労の仲村善幸事務局長は「地元のこれだけの反対を無視した訓練強行は、県民の生命を虫けら同様に扱っていることの表れ。米軍基地の整理・縮小という言葉と裏腹にむしろ強化が進んでおり、絶対に許せるものではない。地元とともに中止に追い込みたい」と憤った。

 沖縄観光コンベンションビューローの洲鎌孝常務理事は「訓練が行われる場所は、観光客がやんばるを訪れる主要なルートである沖縄自動車道に近接している」と指摘。

 その上で「安全面で相当懸念される。安心・安全な地域をつくることが観光には最も大事で、戦闘訓練というイメージの悪さと合わせ、東京など都市部から癒やしを求めて来県する観光客に、逆にストレスを与える要因となる」と懸念した。

 普天間代替施設の建設に反対し、伊芸区民と同様に一年以上の座り込みを続けている沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団の東恩納琢磨団長は、「まさかやるとは」と絶句。「米軍は戦争で占領した島で何をしても勝手だと思っている。住民がもっと身をていして怒らないと伝わらないのか」と、やりきれない表情を浮かべた。

 沖縄平和運動センターの山城博治事務局長は「伊芸区民の命を張った切実な訴えを無視する許しがたい暴挙だ。怒りをもって糾弾する」と憤った。十四日の県議会本会議で採決が予定されている国民保護計画関連の条例について、十三日に抗議行動を予定していたが、急きょ「都市型」に対する取り組みも加える構えで、「県議も戦争協力条例などを審議している場合ではない。伊芸区民とともに訓練阻止行動を起こすべきだ」と強く批判した。

都市型戦闘訓練施設の経緯

【2001年】

 12・20 米陸軍が「県内の海兵隊基地内に対テロ用施設建設を計画している」と報道

【2002年】

 1・25 建設場所について「中部訓練場の南側」と報道

【2003年】

 11・19 金武町伊芸区に近いキャンプ・ハンセン内「レンジ4」への建設計画を政府が公表。訓練内容も明らかになる

 11・25 伊芸区行政委員会が建設反対の方針

 11・26 金武町議会が建設反対の決議。稲嶺恵一知事、儀武剛町長も反対表明

 12・17 県議会が反対決議

【2004年】

  2・11 建設の即時中止求め伊芸区が総決起大会

  4・21 伊芸区の代表が上京し、政府に中止を直訴

  5・20 金武町が建設反対の町民大会

  5・25 建設資材が運び込まれ、事実上の工事着手

  5・26 ハンセンのゲート前で伊芸区民の早朝抗議行動始まる

  6・ 2 嘉数出納長、儀武町長、池原区長らが上京し、政府に要請

  8・ 8 住民らが那覇市で建設反対集会。約1000人が集まる

  9・ 4 伊芸区の100日集会

  9・12 県議会軍特委が工事現場を視察

  9・15 町議会が伊芸地域の米軍基地の即時全面返還を求める決議

 10・ 7 稲嶺知事が伊芸区を初めて視察

 11・ 9 県議会の代表が政府に中止要請

 12・11 伊芸区が200日集会

 12・29 「県が移転案を検討」と報道

【2005年】

  2・16 町村外相が移転案に言及

  3・ 8 儀武町長、池原区長らが政府に早期解決要請

  2・17 米軍再編の県案に建設中止を明記

  4・28 政府がレンジ16奥への移転を発表。暫定使用が条件

  5・16 町議会が暫定使用への抗議決議

  5・25 「施設が実質的に完成」と報道

  5・26 伊芸区が365日集会

  6・24 米軍が「27日以降に訓練実施」と政府を通じて公表

  6・27 儀武町長が上京し、政府に暫定使用中止を要請

  7・12 午前8時20分に訓練始まる

ドキュメント

 午前7時    キャンプ・ハンセンの第1ゲート前で地元住民らの抗議行動が始まる。

 同7時半ごろ  陸軍の大型軍用車両がキャンプ・ハンセン「レンジ4」に入るのを住民が確認。

 同8時5分   米兵1人が屋外射場へ移動するのを確認。

 同8時20分  屋外射場近くに赤旗が揚がり、周辺から数発の射撃音が聞こえる。

 同8時25分  射撃音の後、屋外射場の土手から煙が上がる。以後、断続的に「パン」「パン」という射撃音が続く。

 同8時半すぎ  伊芸区の池原政文区長が第2監視台で射撃音を確認。「まだ内容が確認できていないので、コメントはできない」

 同8時50分  金武町役場職員が監視台に。「今どうなっているんだ」「赤旗が揚がっている」

 同9時40分  儀武剛金武町長が第2監視台から射撃音を確認し、「本当だ」と絶句。「町民や県民の力を借りて、実弾演習は許さない」

 同9時55分  池原区長は「県議会が要請した翌日だ。町民や県民を愚弄するものだ」と訓練開始を批判。

 同10時    屋外射場周辺に4、5人の兵士が現れる。双眼鏡で周囲を確認。

 同11時35分 訓練塔に兵士1人が現れ、周辺をうかがう。

訓練開始の連絡を受け、監視台に駆け付けた儀武町長=12日午前9時20分ごろ、金武町第一監視台


7月11日(月)
座り込み449日目
今日も1日がんばりましょう!!!
←第5ポイントに到着!と同時にアジサシのフンをみんなで掃除しています。

 そんな苦労を知ってか知らずか、羽を休めるアジサシのつがい→
朝日を浴びて 伸脚、アキレス腱を伸ばす晋くん。 朝からひと泳ぎ!!

 基礎体力作りだそうです・・。
←ヤグラの下に住み着いたツバメウオ(ウミツバメとも言うらしい)


 小魚の群れ 銀のカーテンに突入!!→
海底に落ちていたヤッキョウ。錆びていますが、まだ火薬は入っています。こんな危険な落し物いりません!!
「11日、朝8時から水陸両用戦車の引き上げ着手。」と発表され、アメリカ軍の雇ったダイバーが現場の状況を確認して行きました。こちらも潜って監視をしました。サルベージ(引き上げ)船が来るのは、14日頃だそうです。
未だ引き上げられずに、海草の付着した水陸両用戦車。
作業を委託された業者のダイバー。
サンゴなどの海の生き物の真上で訓練していたっていうことを、しっかり報告してくださいね!
その頃、ヤグラでは・・
今日はサンコーが朝から出てきました。第2、5ポイントで歪みの計測を要求してきた。「ヤグラの撤去」をするんならいいですよ。と答えたが、「撤去につながるかもしれない・・」と、曖昧な答えのため、拒否。 今日はマスコミ船の ナイワイ号。
午後からパシフィックも出てきました。第1、3ポイントで海中のクランプの腐食を調べたいという要求。写真撮影のみを許可。 今日は海底の一番下の段の半面、16個のクランプを撮影して行きました。
←第2、3ポイントを守ってくれていた海人が帰っていく。
 お疲れ様でした〜!!

 帰り際、シュワブの星条旗が半分の高さまでしか上がっていませんでした、この頃、頻繁に半国旗が掲げられている。 →
またどこかで米兵が死んだ。
これ以上、戦争で殺す人も、殺される人も出したくない、自分もなりたくはありません。
じゅごんの家日誌
SAORIが学生時代の給食を思い出して作った ジャガイモのソボロあんかけ  いい食材の入った厚焼き玉子!  満腹で動けなくなった牛たち。
晋くん日誌
今日の海上
7月11日(月)
・防衛施設局による違法な強行調査を阻止しています。

〜今日の様子〜
・第一ヤグラ・第三ヤグラ
午前中はサンコーコンサルタントだけが作業のために海上に出ていました。
パシィフィックコンサルタンツが作業を担当している第一ヤグラは午後からの行動となりました。
パシィフィックからは「海中のクランプ(単管の接合機材)の写真撮影をさせて欲しい」とのことでした。
第一ヤグラは「海中のクランプの写真撮影だけを許します。その場合にも作業員は2人、クランプの撮影も16個に限定します。もし、他の作業に入ろうとした場合は阻止します。」との判断をしていました。
パシィフィックはそのように作業を長時間行い、第3ヤグラでも同様でした。

・第二ヤグラ・第五ヤグラ
午前中に出てきたサンコーコンサルタントは第五、第二をまわり、「計測をさせて欲しい」との交渉をしてきました。
第二、第五では夜間作業強行の際に事前に「点検」「計測」などにまぎれて強行の準備が行われていた節があり、施設局の指示のもとでサンコーコンサルタントの作業員はそのことも知らされずにそういった作業を行っていたはずです。
第二、第五は今回の「計測」がどんなことを意図として行われているのか、施設局側に問いただしました。しかし、防衛施設局は何も答えようとせず。
この日第二、第五では一切の作業を拒否しました。

〜現在の状況〜
・台船が動いている。
この間も防衛施設局は中城湾にスパット台船(外洋用のヤグラ)を乗せた作業台船を停泊させつづけていますが、その作業台船が動き、重油を給油しているとの情報が入ってきています。
いつ突入があるか分からない状況がやはりつづいています。
QAB琉球朝日放送 2005年 07月11日 (月曜日 夕)
News Photo

名護市辺野古沖 水陸両用車 14日にも引き上げ

先月、名護市辺野古沖に水没した水陸両用車についてアメリカ海兵隊は14日にも海底から引き上げることを決めました。

先月9日、名護市辺野古沖で訓練中に沈没した水陸両用車は、事故から1カ月が過ぎた今も海底に沈んだままです。水陸両用車からは油漏れが確認され、県が早期の引き上げを求めていましたが、アメリカ海兵隊は今月14日にも水陸両用車を海底から引き上げることを決め、きょう午前、アメリカ軍から作業を委託された民間会社が水陸両用車の周辺の状況を確認しました。

業者「金曜日ごろまでに撤去してくれという話で」「金属ですのでこれ以上長く置けないということですね、腐食が始まって油漏れが出てくるのでなるべく早く引き上げしたほうがいいと思います」

水陸両用車は、深さおよそ3メートルの浅瀬のさんご礁の間に水没しているため、引き上げの際、さんご礁に接触するなど影響が心配されていますが、業者は、作業に使用するクレーン付きの台船は喫水が1.8メートルと浅いので、満潮時に作業を行えば問題は無いと話しています。

アメリカ軍は、引き上げ作業に着手する一方、沈没原因も特定されない中で、今月15日から水陸両用車を使用すると見られる訓練の再開を通告していて、地元の反発を招きそうです。

ストリーミングビデオ-ブロードバンド256Kbps
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News Photo

沖国大 ヘリ墜落事故 校舎の取り壊し作業始まる

去年8月、アメリカ軍のヘリコプターが墜落して大きな被害を受けた沖縄国際大学本館校舎の本格的な取り壊し作業がきょうから始まりました。

先週から始まった工事ではまず、事故を伝えるモニュメントとして保存するために、墜落事故で黒焦げになった壁の切り離し作業が進められ、現在3枚に分断された壁は校舎の脇に一時的に保管されています。本格的な校舎取り壊し作業初日となったきょうは、早速、校舎の内部や屋上で作業員が重機を使ってサッシや、コンクリートの一部を取り除く作業を行っていました。

沖縄国際大学では建物の取り壊しや周辺土壌の整備なども含め、解体工事全体を8月の20日ごろまでに完了する予定ですが、新館校舎の着工時期は未定だということです。

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琉球新報 (7/12 9:57)

名護市「県民への挑戦」 米軍水面使用訓練、再開を警戒

 【名護】米軍が15日から17日に名護市辺野古沿岸域での「水面を使用する訓練」実施を通告したことに対し、名護市と同市議会は「水陸両用車の訓練の可能性がある」と警戒している。市と市議会は辺野古沖の沈没事故の「原因究明までの訓練中止」を訴えており、水陸両用車の訓練が実施された場合、ただちに抗議する構えだ。
 米軍は11日、辺野古沖に沈没した水陸両用車引き揚げの準備作業に着手。14日にも引き揚げる予定だ。15日からの「水面使用訓練」通告は、具体的な訓練内容は示されていないが、水陸両用車を使用する可能性があるとみられている。
 玉城政光市政策推進部長は「原因究明までの訓練中止を強く求めており、行われないと思う」としながら「実施すれば県民への挑戦。抗議し、中止を要求することになろう」とくぎを刺した。市議会軍事基地等対策特別委員会の照屋全哲委員長は「米軍は市議会決議を重く受け止めるべきだ。原因を究明しないまま訓練を実施すれば、信頼関係は損なわれる」と述べた。
 那覇防衛施設局は11日夕、「訓練の詳細については承知していない」とコメントした。

沖縄タイムス 2005年7月11日(月) 夕刊 1面
宜野湾市長がワシントン入り
 米軍普天間飛行場と在沖米海兵隊の米国内への移転を訴えるため訪米した伊波洋一宜野湾市長は十日午後(日本時間十一日午前)、デトロイト経由でワシントンDCに到着した。

 十一日午後からファインスタイン上院議員との面談を皮切りに、国務省と国防総省、国家安全保障会議の担当者、上下両院議員らに、在沖米軍基地の県内移設反対を訴える。十六日には国防総省から再編勧告を受けた海兵隊基地が集中するカリフォルニア州サンディエゴ市に移動、普天間飛行場の受け入れを働き掛けるなど、二十一日まで要請行動を展開する。




7月9日(土)
第9回 名護街宣大作戦決行!!
←ましゅぽお帰りなさい!!
10日間の名古屋、大阪講演旅行から帰って来ました!!街宣出発前、お店に来店した佑治さんとヒトシさんとカンキチさんと共に記念撮影。


3時、為又で街宣開始!→
ゆっくんが「命の海」を歌う。
今日は、いつも那覇の交差点で看板を掲げてアピールしているカンキチさんが初参加!! 「辺野古見直し」という報道がなされる中、辺野古の状況は変わっていない、引き続き辺野古の基地建設を止めるために力を貸して欲しい、ということを訴えました。

アピールをしていると、通りかかる車の中から手を振ってくれたり、「頑張ってー!!」と声をかけてくれる方もいました。


ポカリスェットの差し入れをいただきました!→→
←アピールを聞いてくれていた、ボブマーリーのTシャツと麦わら帽子が似合う高校生にインタビュー!!「名護の人はみんな基地には反対だよ〜」と応援してくれました!
暑いけど、勉強ガンバレ!!
オキマート前に移動。



そこに、永沼さん登場!!→
←通りかかりの人が話かけてくれたようです。沖縄戦で家族全員亡くされ、その思いから戦争には絶対反対!!と言ってらっしゃいました。最後にファイト!!と元気いっぱいな声をかけてくれました!!

カンパもいただきました!→
街宣終了!!と同時に現れた、東京ツアーから帰ってきたばかりの金城師匠。

今日の参加者は9人でした!
お疲れさま〜!
じゅごんの家日誌


7月8日(金)


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