ジュゴンの家・日誌

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8月B
参加者募集!!!
阻止船に乗る人、海上のやぐらおよびテントで座り込みする人が必要です!!!
少ない時間でも、行動できる人は集まってください!!
あなたが行動することで現場の状況は変わる・・・・!!
どうか、よろしくお願いします!!
辺野古に来てください!!!
海上行動用のダイビングスーツも募集しています。使わない物があれば、是非ジュゴンの家の住所まで送って来てください!!お願いします・・・!!

海上調査阻止行動のための緊急カンパのお願い!!
現在、辺野古ではボーリング調査を阻止するための阻止行動が行なわれています。とりわけ「海上調査阻止行動」が重要になっています。リーフ外での防衛施設局の調査を阻止するための行動船を調達するための資金が圧倒的に不足しています。

 今すぐに数100万円の資金が必要です。全国の皆さんに緊急カンパをお願いしたいと思います。皆さん応援をよろしくお願いします!!

 カンパを振り込まれる際は、下記の口座にお願いします。(このカンパのお願いは「ジュゴンの家」が、「命を守る会」を応援する気持ちで独自でやっています。振り込まれたお金は、辺野古でのボーリング調査阻止行動のために使われます。)
●郵便局 17040−14225611  西 陽子 

国会前座り込みホームページヘ!!

 ボーリング用のやぐらが珊瑚を破壊・・・!!
3月17日(木)にきた台船を留めるために、荒波の中無理やり降ろしたアンカーが、
再びサンゴを破壊していた。
海底に潜った夏芽さんたちが撮影した写真が見られます!!

ここをクリック!!



「名護街宣大作戦!」のお知らせ

 名護市民は辺野古に注目しています。でも、なかなか現場に来ることができない、きっかけがつかめないという人達のために、辺野古の現場でおこっていること、今、名護市の全体の力が必要だということ伝えに名護市街へ出て行きませんか?


                        

☆飛び入り大歓迎!!

     一緒にビラまきをしたい人を募集しています。

 私たちは毎週土曜日、海上行動隊、海人のマイクアピールや
 ビラまき、写真の展示などを行います。皆さんもぜひご一緒に
 参加してください!!


☆作戦決行日:毎週土曜(雨天中止)
      14:
30 じゅごんの家集合!!(名護市城2−13−2)
      15:00 為又・
「洋服の青山」前で街宣開始!
      16:30 名護十字路近く・「オキマート」前で街宣開始!
      18:00 「じゅごんの家」でミーティング


月31日(水)

辺野古座り込み
500日集会!!


名護市役所前    PM6:30〜


8月24日(水)
座り込み493日目
←今日は朝から雷注意報発令中のため、陸上待機。写真右手、スコールが西から東へゆっくり進んで行きます。

バババババ・・・!!米軍ヘリが上空を通過。→
隣の女性「も〜マシュポ! アレ何とかしてよ!うるさくて 何にでも当り散らしたくなるわ!」
マ(だからって僕に当たらないで・・。)

 また米軍の訓練が激しくなっている。人殺しのための訓練なんかしないで!!
午前中、辺野古の海上をキャンプハンセンから出てきた水陸両用戦車が通過。詳しくは下の新聞記事をご覧下さい。

  昼食タイムです!
食後は 姉御の三線による子守唄。
 夏芽さん ぐっすり
 姉御の三線と歌声にかかれば、  ひさぼうさんも ごろっと。
かっちゃんのギターヘッド型 三線!  にぎやかなメロディー、すっかり元気になっちゃいました! そこに居た若者を捕まえて、踊る!
←海岸まで 一緒に 踊りに繰り出した彼の運命は・・


 予想通り、遠くのひさぼうさんの船まで、ガソリン運びをさせられました。おつかれさま。→
今度は 太い眉毛が書き込まれた ぬいぐるみを座らせて、  タバコにサングラス??? 何がしたいんだかわかりませんが とっても満足気。
シュワブの浜に黒煙が上がっている。  近くまで確認に向かう。 水陸両用戦車が浜で訓練をしています。黒煙を出しながら、夕方までシュワブの浜を 行ったり来たりしていました。
 こちらでは女性陣が、500日集会のポスター作り! かわいくできました!名護市内に張り出す予定です。お暇な方は、ゼヒ参加してくださいね!
午後3時過ぎ、雷注意報が解除され、作業船が動き出した。こちらも急いで船に乗り込み、各ポイントへ。

サンコーが第2、5ポイントでいつものように作業の交渉をしてきたが、台風対策の補強を撤去していないため、全てを拒否。
結局、終わってみれば今日も夕方6時過ぎ テント報告会。

休み前の施設局との交渉で、補強を外すまでは 他の作業を一切しないということだったのに、今日はクランプの交換を要求してきた。明日以降、それに抗議することを確認。
  おつかれさまでした!!
沖縄タイムス 2005年8月24日(水) 夕刊 5面
通知なく海上移動/キャンプシュワブ
水陸両用車が上陸
 米海兵隊の水陸両用車が二十四日午前、地元自治体への事前通知なしで海上移動訓練を行った。同車両は今年六月上旬に民間地への乗り上げとリーフ上への沈没事故が相次いで発生。近隣住民や漁業者の不安が高まっており、事前通知なしの訓練に地元から反発が起きている。

 同日午前十一時前、宜野座村キャンプ・ハンセンから移動してきたとみられる水陸両用車十数台がキャンプ・シュワブの浜に次々に上陸。一台が後方の車両をロープでけん引しながら海上を移動し、同十一時二十分ごろ、全車両が基地内に入った。

 同海域の移動訓練は事前通知の法的義務はないが、訓練水域と漁場が重なっていることから、漁業者の安全確保などを目的に事前通知が慣習になっていた。しかし、名護市と宜野座村には同日まで通知はなかった。

 名護市基地対策室の中本正泰室長は「海域は漁業者も多く、通知なし訓練はたいへん遺憾だ」と述べ、今日にも那覇防衛施設局に対し、事前通知の徹底を求める考えを示した。

ロープでけん引されながら上陸する水陸両用車=24日午前11時すぎ、名護市辺野古(石川亮太撮影)
QAB琉球朝日放送 2005年 08月24日 (水曜日 夕)
News Photo

公道で訓練 海兵隊車両が衝突事故

公道で堂々と訓練したあげくの事故です。アメリカ海兵隊の車両が沖縄自動車道の那覇料金所付近で一般車両との衝突事故を起こしました。

きのう午後4時ごろ沖縄自動車道の那覇料金所付近で、アメリカ海兵隊の軍用車両4台が料金所を出てすぐにUターンをしようとしました。その際に内側の車線をふさぐ形になり、走ってきた一般の乗用車と衝突する事故を起こしました。アメリカ海兵隊はこの日沖縄自動車道を数回往復していて、QABの取材に対し軍用車両の習熟訓練と説明。さらにこうした訓練を11年前の1994年から行っていることを明らかにしました。

これに対し県の花城順孝知事公室長は、公道で訓練することは日米地位協定違反でもあり許せないと憤りをあらわにし、訓練の中止を申し入れる考えを示しました。さらに嘉手納基地ではけさ、嘉手納町役場のすぐそばで閃光とともにおよそ30発の爆発音が鳴り響き、大量の煙が町役場の駐車場を包みました。駐車場には職員や町民が居合わせ、体調不良や耳鳴りを訴えた人もいました。


ストリーミングビデオ-ブロードバンド256Kbps
ストリーミングビデオ-モデム-ISDN40Kbps




8月23日(火)
今日は第一ポイント。
いつも作業員たちが出てくる9時。
まだ作業員の姿は見えません。
「おいしそーだな〜」と「海の魚」図鑑を見る夏芽さん。
←作業員が出てくるまで、沖で泳いできまーす!!


11時過ぎ。パシフィックが出てきた。施設局員と交渉する夏芽さん。
台風対策の単管を外すまで、パシフィック、サンコー、応用地質は作業をしないということを確認!!
パシフィックが撤収したので、第一ヤグラも早めに撤収。テントに戻ってくると、伊江島のわびあいの里からおもちの差し入れがありました!!
 
ごちそうさまー!!
大西さん特製えび汁!! 6時までサンコーにねばられていた第2・第5ヤグラのメンバーも戻ってきて、みんなでえび汁いただきます!!
うまーい!!
最高!!



8月22日(月)
座り込み491日目
10日間のお盆休みも明けて、今日から再び作業を阻止するため、阻止行動再開!

←休み明け、いきなりのスパット台船などの動きに備え、今日はいつもより1時間ほど早い出航!

波も無く穏やかな海です。→
朝6時 今のところ、大きな動きはありません。  阻止船4隻 出航準備完了! ゴンベー 第5ポイントへ!
10日間も人が近づかなかったため ヤグラは もはやアジサシの巣。
←休み前に着けた 台風対策用の補強単管。今日はこれを撤去しに来るはず。


船の上はとにかく暑い!
 そのジャンボ笠いいな〜 →
午前9時過ぎ、作業船が出てくる。
作業員との交渉 台風12、13号の発生に伴い、台風対策の補強は外せず、その代わり補強パイプの写真が撮りたいとのこと。 ヤグラの人たちで話し合い、ボーリング作業に直接結びつかないので、台風対策の写真撮影のみを許可。
最近、阻止行動にやる気をみせ始め、今日もはりきって海中の監視行動をするT−chan。 海中の監視の最中、クラゲに刺されたマシュポ。余裕の表情も けっこう痛いらしい。 激励船に便乗して、陸へ。詳しい人に見てもらったら、無毒なクラゲだということ。お酢かけて、アロエを張っといたら治りました。
←昼過ぎに雷注意報が発令され、作業船は引き上げていった。そのまま、出て来ず、午後3時まで海上で待機して、今日は撤収〜!


  *ミニ じゅごんの家日誌*
 お店の大家さんから、スイカや巨峰、お菓子をいただきました!どうもありがとうございます!




8月19日(金)
 第2回 那覇街宣 に参加しました!
 Roundgirl、
 いやRoundguyかな?
関西系姉さん到着。
「私が一番やと思ったんに、もう始まってんの!?」
まとまりの無い集合写真。
ビラ配りと、 署名集めが、ここでの主な活動。

観光客がたくさん訪れる国際通りへ続く交差点。

信号待ちしてるの方に、チラシを渡し話をしてみると、辺野古の基地建設について知らない人が多い。

地元の方には、「がんばってください!」と励まされたり、嬉しい反応!
ナゴガイセンの調子で、信号待ちの車にチラシを渡す やっさん。 どきどきしながら、外人さんにチラシを渡し 話し込むマシュポ(会話は 全て 日本語)。 信号待ち、初対面の方とも 笑顔を交え 辺野古のこと、以外の話しでも盛り上がる 辺野古からの応援組。
看板持って、ただ信号待ちしてるわけじゃないんです。
 たまに大型ビジョンに映っちゃう!!
那覇街宣メンバーに、今回は辺野古からの応援を加え 参加者7名!みんな満足気、那覇街宣 大成功!
那覇街宣の書き込みボードができました!那覇街宣に限らず、辺野古に関することなら構いませんので、どしどし書き込んでくださいね!→ ナハガイセン掲示板






8月13日〜21日
東京日誌
8月15日 敗戦の日・・「戦後60年 憲法9条と靖国参拝」集会に参加しました。
晋くんは安次富さんのメッセージを読みました。東京、杉並で「つくる会」の教科書採択に反対して闘う「親の会」の方々の発言、韓国から民主労総の方の発言、アメリカからスティーブゼルツァーさんの発言。
その後、防衛庁前へ。毎週月曜日、防衛庁前で防衛施設局への申し入れを行っています。
8月17日、目黒にて辺野古現地報告会!!開始前に駅前でビラを配る。
「辺野古知ってるよ!がんばってね!」と声をかけてくれた方や、カンパをくれた方、チラシをじっくり読んでくれる方などなど反応は上々!!!
報告会開始!!
駅前でチラシをもらった人、たくさんの人が集まりました!!
←講演会の合間に休む晋くん
辺野古の写真を並べて辺野古を訴えます!!→
講演会に集まったたくさんの人。合計で80人ほどの人たちが集まりました!!大成功!! とみしょう(晋くんの姉)が作った缶バッジ、かっちゃんTシャツは大人気。 「いいわねぇ」と参加していた方。
講演会が終わった後も質問が続く。 国会前座り込みから山口あきこさんが参加してくれました。「国会前をお通りの際はぜひ座ってください」と一言。 講演会にはたくさんの人が集まりました。座れない人も。
←かっちゃんTシャツ絶賛発売中!!!
講演会が終わった後は打ち上げ。 ロックなゆっくんと東京の仲間達。夜遅くまで語り合いました。
もっと詳しい様子は・・オープンスペース「街」NO BASE HENOKO TOKYO、まで!!
晋さん辺野古日誌 盆休み東京報告
8月18日(木)
・防衛施設局は8月12日より、「盆休みに入る」として私たちの了解の下にヤグラに補強機材を入れました。
・私は盆休みを利用して東京に行き防衛庁前や国会前、NO BASE HENOKO TOKYOKの人たちと出会ってきました。その報告をいたします。

☆8・15
終戦記念日のこの日、小泉首相が靖国神社への参拝を行うかもしれないとしてそれを阻止する行動、そして靖国神社に反対する集会がもたれました。
私はその集会に参加してきました。NO BASE HENOKO TOKYOKOの仲間達がその集会で辺野古の支援のための物販とそれを通しての辺野古の訴えを行っていたため私もそこで多くの人たちに辺野古の話をさせていただきました。
靖国神社に反対する集会では8月12日の歴史教科書を作る会の教科書採択に対して撤回を求めている「杉並親の会」の人達や教職員組合の人達、弁護士会の代表の方、松山大学の先生、韓国、アメリカの労働組合の方達などの発言があり、とても心強いものを感じました。

集会には辺野古からヘリ基地反対協の安次富(あしとみ)代表のメッセージも届けられていました。偶然にも居合わせた私が安次富さんのメッセージを集会の壇上で読み上げることとなりました。

「ついでに」という形で主催者から2分の時間をいただき、私も辺野古からの発言としてはなさせていただきました。
私、「皆様、謝らなければなりません。辺野古は盆休みと防衛施設局が名言したため、休みです。私はその休みを利用して東京にこさせていただいていますが、そのせいもあり、安次富さんが事務所番をしていてこの場に来ることができませんでした。でも東京で精一杯辺野古の話をしていこうと考えています。」

安次富代表のメッセージは靖国によって殺された沖縄の人々、歪められた沖縄の思い、歴史に対しての痛烈な怒りが込められておりすごく熱いものでした。集会の参加者からは大きな拍手で受け止められていました。
集会後の辺野古の支援物販も多くの方から声を掛けられてたくさん売れました!

その後、防衛庁前へ。(防衛庁前行動、毎週月曜日午後6時30分〜)
去年の8月から防衛庁前行動は続けられてきました。防衛庁前に毎週20人あまりの人達が集まり、防衛庁に対して基地建設の白紙撤回、普天間の無条件返還、ヘリ墜落事件に対する抗議、都市型訓練施設の演習開始に対する抗議、沖縄の怒りを防衛庁(国)に対してぶつけてきた場所です。
今日は30人ほどの人達が参加していました。
私は初めての参加でした。防衛庁前の人々は私が来たことを快く受け入れてくださり、私からの発言も求められました。
私は言葉足らずではありますが、防衛庁、国に対する辺野古からの怒りの声をぶつけました。現場で働いている人々が国の差別的な扱いで追い込まれていること、辺野古で闘うおばぁ、おじぃがこれまでどれだけ国からの差別に負けずに闘ってきたのか溢れる思いを抑えることは出来ませんでした。

東京に来るために全財産を使ってしまったジュゴンの家の沙織ちゃんにも「辺野古へ帰るために」とカンパが集まっていました。本当に心からありがとうございます。

その後、基地建設を白紙撤回にと言う内容で声明文が読み上げられ防衛庁側に手渡しされました。
帰りに「これからご飯でも」と誘われていたのですが、私のためにせっかく帰ってきてくれている親父に悪かったのでお断りしました。すみません、、また次回誘ってくださいませ。
その後は家族水入らずで久しぶりに過ごしました。

☆8・17
今日はNO BASE HENOKO TOKYOの企画で私の講演会を目黒で開いてもらいました。

呼びかけ文では
「【辺野古現地報告会BY富田晋】(^O^)〆
きたる8月17日(水)辺野古からあの男がやってくる!熱き辺野古SOULを引っ提げて富田晋が東京上陸。昼・夜の二部にわたり辺野古の現状をお伝えします。この機会をお見逃しなく!NO BASE HENOKO tokyo限定特別講演です。皆様お誘い合わせの上、奮ってご参加ください!!! 」という内容。こっぱずかしいこと極まりないです。

昼と夜に2時間ずつの講演を行いました。合計で80人ほどの人達が集まっていました。
私の実のおじぃ、おばぁも来てくれていました。国会前や防衛庁前で辺野古の基地建設の白紙撤回を訴えている人達や目黒の地元の方達、ビラを受け取ってくれた人などが来てくれていました。
話した内容は・基地建設阻止に至る経緯・自身の辺野古で闘う理由・海上阻止行動の現状・辺野古が世界を動かしていることなどです。2時間にわたってはなさせていただきました。
講演に集まってくれた80名の内の半分が私と同世代の人々でした。

現在、私達が置かれている厳しい現実、しかし、今それをひっくり返す最高の好機が訪れていること。衆院解散の動きの中で明らかに小泉政権はその政権に従う強行的な人間を集めています。戦争を賛美している小林よしのり(漫画家)の講演会に若い世代の人達が1300人も集まるということやつくる会教科書が杉並区で検定を通るなどの状況は東京に来て改めて戦争に向かう危険な状況だということを考えさせます。

辺野古にたくさんの若い世代の人達が集まり、その人達が全国に散って新たな行動を立ち上げていることはそういった状況をひっくり返す力を生み出しています。

"今なんだ"ということ。しかし、今つながれなければこの時代の戦争に向かう力に飲み込まれてしまいます。
考えていることを行動に移す時が今だと考えます。生活の中や理不尽な世界の中で人は不安を感じその怒りや不安を行動に移す先を求める中で今の流れに逆らう行動、場所が全国にたくさんなければなりません。
もっともっと多くの力をもっともっと多くの場所で爆発させなければならないと訴えました。

質疑応答でも多くの反応が聞かれ、たくさんの話が出来てとても良かったと感じています。
「また辺野古に行きたいです。」「家族に話すのですが、わかってもらえない。」「大学で友達に広げていますが、まだまだ温度差を感じています。でも、がんばります。」「一人一人の行動が大事なのだと思いました。」
「毎日、朝日などの報道で"辺野古白紙撤回"が大きく出ましたが、富田さんはどう考えていますか?」
「今の海上行動は何時に始まり、何時に終わるのですか??」などなど。
なんとか4時間を終えました。交流会ではNO BASE HENOKO TOKYOの人達とこれからのことや、世界のこと、多くのことを語り合いました。
大成功でした!!
晋さん辺野古日誌 盆休み 東京2 報告
☆8・18
午前中は名護「ジュゴンの家」の姉妹店の「オープンスペース街」で働きました。その後に国会前に行きました。
国会前の座り込みは毎日続けられ、今日、現在で383日になっています。去年の8月2日に平良夏芽さんが東京の国会前に「現場は辺野古だけではない。辺野古の基地建設を計画しているのは東京にいる人間達だ。この東京にこそその中枢が存在しています。辺野古だけで行う闘いではないということから国会前でも座り込みをするべきだと考えます。」と東京の人々に沖縄の怒りをぶつけ奮い立たせました。

その結果、東京の街やキリスト者の人達が継続して毎日国会前で座り込みを続けています。
山口あきこさんは国会前で辺野古で闘う人達のことを思い毎日欠かさず座り込みを行っています。
午後から国会前に行くと、6名の方がすでに座り込みをされていました。

「辺野古からだとこっから目の前が水平線なんだよね。」と参加されていた男性。国会前に座ると重々しい国会議事堂が目の前に建っています。

毎日色々な立場の方が陳情に訪れるのだと山口さんは言います。ついこの間はシベリアで抑留されていた元日本兵士がその時に受けた経験に対する賠償を求めていたとのこと。

「シベリアから日本に帰ってくると左翼には”日本帝国軍の兵士としてシベリアでロシア革命への反革命を行った”と軽蔑され右翼には”シベリアで抑留されたことによってロシア兵士達から赤を学んだ”として軽蔑された。しかし、私は一人の人としてこんな戦争は二度と繰り返されてはならないと考えています。例え左翼、右翼のような受け取られ方をされたとしても私は戦争を止める側の人間と一緒に行動しようとした。日本に帰ってきて教師になり、日教組(日本教職員組合)として戦場に生徒を送らせてはならないと訴え続けてきました。現在の日本は戦争に突き進もうとしている。私はあのシベリアの抑留経験を日本への賠償を要求する運動として起こし、現在の若者達に投げかけたい。」と山口さんに語っていったという。
辺野古だけではなく、多くの怒りが国会へと突き進んでいくのを感じます。

私は小学校の時に国会見学をして以来、国会には行っていませんでしたが、久しぶりに見る国会議事堂は機動隊に守られ、普通の警官が防弾チョッキ、拳銃、無線を常備してウロウロしていてとても異様でした。

国会の前は「歩いてなければいけない」なんていう法律が出来ている。人が何かを話をする時は少し立ち止まってするものです。それさえも許されない国会ってなんなのでしょう。

今の時代がどんなものなのか、辺野古だけでなく、ここからも見えます。
座り込みの行われている場所は衆議院会館前です。だいたい毎日午前12時から午後5時まで行われています。辺野古の写真がカベにたくさん貼ってあります。大きなカンパ箱が真ん中に置かれています。その周りで座り込みの人々が通る人々にビラを渡しています。

山口さんから「えつみさんは?」と聞かれたので「毎日、第二ヤグラに登って闘っています。」と答えました。静かにうなずかれていました。

国会前と辺野古、早く終わってほしいと切に願います。絶対に基地建設は止めてやる。
国会や防衛庁のビルの中で人殺しの相談している人々よ今のうちに首を洗って待っていてくれ、私達が基地建設をぶっ潰してこの国の思惑をぶっ壊しにきます!!

☆8・19


 沖縄・名護・辺野古の美しい海を埋め立て作ろうとしている新しい軍事基地建設を止めさせるために、おばぁたちが座り込みをはじめてから8年と200日以上。その怒りを正面からうけとめもせずに国は、ムリヤリ、かなりボーリョク的に着手し、調査のために建てられた5コのやぐらは、すでに海中のサンゴをふみくだいている。日本の各地で、世界で、この基地を作ることに対し、抗議の声がうずまいているとゆーのに。

 今、辺野古では、陸上での座り込み、海上・海底でのカヌーや船を使った阻止行動がつづけられており、那覇、大阪、京都、名古屋、東京では座り込みなどで辺野古のことを訴える活動が広まっている。これらを通じて辺野古を知り、これをじぶんの問題として重くうけとめた若者たちが辺野古にあつまり「カヌー隊」として活躍しはじめているところだ。

 弟のシュウは、船の免許をとり、「阻止船」を操縦している。巨大な作業船が辺野古に現れた日、通らせまいと、台船の進路に立ちはだかったが、台船は停まらず、シュウの船は何十倍もの大きさのその船に突撃、間一髪転ぷくはまぬがれたという。数年まえまでいわゆる「不登校」だった弟は、幸運なきっかけを得て、沖縄に行き、沖縄のかかえる問題を知り、辺野古のおばぁ達に出会った。おばぁ達に、学校では教えてくれないいくつものことをおそわり、「戦(いくさ)やならん、命どぅ宝(ぬちどぅたから)」とおそわった。これ以上、おばぁたちに、基地を苦しみを座り込むことをおしつけたくない、たった1人になってもここに立って止めよう、命をはってでも、と決めた。しかし、台船にぶつかる瞬間、シュウの頭をよぎったのは「かならず、生きぬいて帰ってきなさい、なにがあっても」という、おばぁのコトバと、大切な人たちの顔の走馬灯。死ぬわけにはいかない。なにがあっても生きていること、それ以上に価値あるものはない。おばぁの言葉の意味すること。弟の死がもたらす悲しみは、おばぁたちをも殺しかねないのだ。

 恋人のユウスケは、カヌー隊で、海上でのすわりこみをするため、名護でくらしている。ある日、仕事をやめ、彼は「辺野古に行こうと思う」と言った。それは、唐突ではあるがまるで必然のようだった。生活=お金のための生活をやめて、イメージに近いほうを選ぼうとしていたユウスケ。辺野古のことは知っていた。基地ができれば、もちろん自然はこわされ、それ以上に人がたくさん死ぬ。ねがいは、ただ、「幸せになること」。だからこそ、目の前に見えている脅威を見てみぬふりをして自分を偽ることはできない。ほんとうに幸せになりたいから、止めに行く。それが、ユウスケのイメージだ。ものすごくシンプルに、「好きな人を失いたくない、悲しませたくない」から、この不穏な世の中の流れを止めるために動く、その中でいま1番焦点になっているのが辺野古だったのである。

 東京の国会前座り込みで知り合ったアユさんは、バッグパッカーを夢見てお金を貯め、その仕事をやめたばかりで辺野古へ行き、今のところ彼女の旅は辺野古でとどまっている。

 カズマサ君は、仕事をやめてから、地元・名古屋と辺野古を行き来し、名古屋では街頭アピールなどで広め、辺野古では、はげしく船酔いしながらも必死で阻止行動をしている。

 サチコは施設局側の作業員との攻防で1度、指を3cmきり、流血したが、今日も笑顔で海に出て行き、カヌーをこいでいる。

 彼らは全員20歳代だ。若いからと言って失うものがないわけではない。仕事も、恋人もギセイにしてきている。
家族や友人の理解が必ずしも得られるわけではない。経済基盤も保障ももちろんない。
彼らはなにも好き好んで「たたかい」に来ているのではない。それぞれの意志で来ているのは確かだが、闘いたくて
闘っているわけではないのだ。ほんとうなら、好きな人と好きな場所で心おだやかに暮らしたい。
世の中が本当に平和なら、やりたいことは他にもっとある。
 それでもかれらが辺野古に来るのはなぜか。
 どうしても、今止めなければならないから。
 人の命をなんとも思わない人々がゆるせないから。
 命が大切と言うことだけは、どーしてもゆずれないから。

 私自身は東京で店を持ち、そこから発信していくために東京でやることに決めたため、辺野古には行けない。
先日も顔を蹴られるなどの暴行をカヌー隊メンバーが作業員から暴行を受けたとの報道があった。
東京で、はなれた場所でそのようなニュースを耳にすると、怒りとかやりきれなさが体中をうずまいて
いてもたってもいられない気持ちになります。今すぐにでも辺野古に行きたい。
 ケガさせられたり、あるは殺されたり、捕まったり。自分の大切な人がそんな目に、いつ合わされるか分からない状況
の中で、日常をおくらなければならないのが辛い。はなれていて手と足もだせない、叫んでも届かないのが辛い。
 ものすごく個人的な話ではある。
でも、自分の大切な人のいのちが大切なのは、誰でもあてはまるはずである。
自分の周りの人を大切に思うことと、戦争をなくそうと思うことは同じことだ。
大切な人が死んだらイヤだ。だから 戦争はやめよう、基地はいらない。
足りないのは、あと少しの想像力。イラクやアフガニスタンで、パレスチナで、亡くなった人々の周りの気持ち。
周りの人々のきもち。悲しくないわけがない。怒りがわいてこないわけがない。

 もう一度 問いかけます。辺野古の若者たちの「命を守るたたかい」にあなたは何を思いますか。 
 私たちは、辺野古で闘う若者たちの友人・知人・家族として、彼らの生活を支えるためのカンパを訴えます。
彼らが心置きなく行動するためには、1人・1ヶ月の生活資金・5万円ぐらいかかります。5万円×5〜6人を毎月作りたいと思っています。

 東京の「街」では、できるだけ多く地域の人たちが参加してくれるために「100円カンパ」を始めました。
 家族会も結成されました。

 ご協力をよろしくお願いいたします。
 太田武二(命どぅ宝ネットワーク)、ヨッシー(友人)、佐竹周一(友人)、中馬由紀子(友人)、中野高(友人)、富田直子・剛・翔子(家族会)、赤羽則子(家族会代表)、ハネやん(家族会)、末木(家族会)、
1/15 現在
郵便局 10020−84023361
赤羽 則子

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