ジュゴンの家・日誌
「ジュゴンの家」の賛助会員、募集中
「ジュゴンの家」は沖縄・名護にあるリサイクルショップです!!お店を開けつつ、「基地建設をとめたい!!」という思いで、日々行動しています。
「ジュゴンの家」では「ジュゴンの家」を支えてくださる賛助会員を募集しています。
「力になろう!」という皆さま!!
ぜひ、賛助会員になってください!!よろしくお願いします!
会員申し込みは・・・FAXまたはメールでお知らせください。
  電話&FAX 0980−54−2948 
   e−mail   dugonghouse_in_okinawa@yahoo.co.jp
会費・・・月1000円、年10.000円となります
同基金への協力は 
●琉球銀行 普通口座 名護支店
 口 座 番 号   23−130
 口 座 名  西 陽子 まで

よろしくお願いいたします

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1月A
参加者募集!!!
阻止船に乗る人、海上のやぐらおよびテントで座り込みする人が必要です!!!
少ない時間でも、行動できる人は集まってください!!
あなたが行動することで現場の状況は変わる・・・・!!
どうか、よろしくお願いします!!
辺野古に来てください!!!
冬を迎え海の上はだんだん寒くなってきています。普通の衣服では、濡れて風に当たっているとかなり寒いということです。
海上行動用のダイビングスーツも募集しています。使わない物があれば、是非ジュゴンの家の住所まで送って来てください!!お願いします・・・!!

海上調査阻止行動のための緊急カンパのお願い!!
現在、辺野古ではボーリング調査を阻止するための阻止行動が行なわれています。とりわけ「海上調査阻止行動」が重要になっています。リーフ外での防衛施設局の調査を阻止するための行動船を調達するための資金が圧倒的に不足しています。

 今すぐに数100万円の資金が必要です。全国の皆さんに緊急カンパをお願いしたいと思います。皆さん応援をよろしくお願いします!!

 カンパを振り込まれる際は、下記の口座にお願いします。(このカンパのお願いは「ジュゴンの家」が、「命を守る会」を応援する気持ちで独自でやっています。振り込まれたお金は、辺野古でのボーリング調査阻止行動のために使われます。)
●郵便局 17040−14225611  西 陽子 

国会前座り込みホームページヘ!!

辺野古より緊急連絡!!!
平和市民連絡会の平良夏芽です。
12月10日午前、辺野古沖のやぐらで反対派男性が作業員に突き落とされ、
パイプに後頭部を強打し気絶して救急車で搬送されました。
被害者は意識を取り戻し、
大事には至らなかったようですが24時間の経過観察という段階です。
しかし、那覇防衛施設局は すぐ近くで見ていて、
救助指示も出さず傍観していました。
被害者が気を失って 流れに流されていくのを傍観したのです。
しかも、本人が自分で落ちたと言い張っています。  
現場では、施設局に雇われた業者を「敵」としないように努力してきましたが限界です。
3人目のけが人が出て、しかも三人目が気を失って救急搬送されるに至っては
、全国に呼びかけて業者にも抗議をしていただく必要があると判断しました。
以下に業者の名前、住所、電話番号を記します。
想いのある方は、抗議の電話を入れてください。
サンコーコンサルタント  東京都江東区亀戸一丁目8−9号
                電話03-3683-7111
                FAX03-3683-6264
同沖縄事務所       浦添市牧港1-62-19
                電話098-875-6181

那覇防衛施設局は、抗議の電話を弁護士がしている途中、
15分ほどで一方的に電話を切りました。

   ボーリング用のやぐらが珊瑚を破壊・・・!!
海底に潜った夏芽さんたちが撮影した写真が見られます!!
ここをクリック!!

1月12日(水)

今日は、一番東の第一ポイント。

海人が作ったのぼりを漁船に掲げます。→→
「子どもたちに残そう 宝の海 命の海」
9時半ころ、キャンプシュワブに船の集結する合図の赤い旗がのぼる。 その様子を監視。
第一ポイントでは、「ボーリング機材の試運転をさせてほしい」と言ってきましたが、「機材の撤去以外させない」と言って作業をさせませんでした。
久志岳に廃弾処理の煙が上がる。
爆弾の大きな音を聞くと、戦時中なんだということが実感できます・・。
ジュゴンの家日誌
ジュゴンの家の大家さんからカステラをいただきました!
思わず笑顔がこぼれるゆっくん。
晋くん日誌
1月12日(水)
・防衛施設局の違法な強行調査に対して阻止行動を行ないました。
(海上でのヤグラのことを一番東のヤグラから第一、第二、第三、第四と呼びます。)

午前6時、まだ朝日が昇らない中で阻止船は海上座り込みをするために出港していきます。昨日、辺野古漁港の作業船の上に資材が積み込まれていたこともあり、緊張は高まっています。
東村、国頭、宜野座、漢那、石川、金武の海人達が昨日から再結集し、4つあるヤグラに3隻以上の阻止船が張り付きました。

午前8時30分、「キャンプシュワブの浜辺に作業員数名を確認。」同時に「辺野古漁港より作業船、合計9隻が出港。2隻は大型船、7隻は小型船です。」と連絡が入ります。
今日も完全に作業を阻止。
第一、第二、第三、のヤグラでは4隻の阻止船、海上での座り込みによって完全にヤグラを閉鎖し、作業を一切させませんでした。
作業船が近づけば複数名が海に飛び込み、作業船がヤグラに近づかないように立ちはだかります。そのやり方は様々でタンクを背負って潜る人、素潜りの人、赤ふんどしをつけて泳ぐ人、すっぽんぽんで飛び込む船長などなど。
それぞれの精一杯の力でとめています。
第四のヤグラでは海水でゆがみ余りにも危険な鉄パイプのみの交換作業が防衛施設局によって行なわれました。それ以外は一切の作業を拒否し阻止しています。

明日、辺野古はさらに緊迫した一日を迎えます。
年末でいなくなっていた作業台船がまた中城湾港に集結しているとのこと。外洋でのボーリング調査のための作業台船は前回サンゴ礁を破壊し大問題となりました。そのことを「環境には配慮する」などと防衛施設局は開き直っています。
サンゴ礁を破壊したスパット台船(水深25メートル以内のボーリングヤグラ)の足場板を外して「環境への配慮」などと言っています。実際にはボーリングをする前に4つの鉄の足でもって海底を破壊することになんら変わりはありません。

作業台船に潰されそうになり「死」を覚悟した11月、あれから約2ヶ月その決戦の日が近づいています。前回以上の力量をもって立ち向かいます。
決死の覚悟で止めて見せます。生きるために。


1月11日(火)

ジュゴンの家日誌
寄付でいただいたおもちゃを出す。
寄付をいただいた地域の方に感謝!!
晋くん日誌
1月11日(火)
・防衛施設局の違法な強行調査に対して阻止行動を行いました。
(一番東のポイントヤグラから第一、第二、第三、第四と呼びます。)

防衛施設局は今日、パシィフィックコンサルタンツ、サンコーコンサルタント両方の業者を海上に出してきました。
サンコーコンサルタントが作業に着手するのは年明け初めてのことです。サンコーコンサルタントは知っての通り、暴力を振るい海上で座り込みをしていた3人名もの人を怪我させています。

年明け初の顔合わせとなった今日、暴力行為に関わった内の数人は顔が見えませんでした。
午前防衛施設局はすべてのヤグラでのクランプ(パイプのつなぎの役割を果たす機材)の点検を申し入れてきました。
「安全点検」ということでその作業は了解しました。しかし、その作業のつど、他の「作業も」と言ってきます。すべて拒否し、他の作業にうつりそうになる場合は阻止行動の体制をとりました。
私達の厳重な監視下の元で安全点検のためのクランプの交換は行われました。

すでにボーリング調査に関しては国側が予算枠を決めており「22億円」にも上るといわれています。予算が執行されるか否かは国会で決議されます。ますます、国会前での座り込みは重要な場所となっていきます。

今日、作業が終了する午後3時30分に作業船に不穏な動きがありました。ヤグラに必要な「足場板」を辺野古漁港に帰る作業船に積み込みそれをブルーシートで隠すという行動です。明日の用意をしているとしかとられない行動です。
辺野古漁港の船を資材置き場の代わりにするなど絶対に許されるものではありません。
明日は作業を強行する可能性が出てきています。万全の体制で総力を持って明日は作業を止めます。
絶対に杭は打たせない!!!

今日、クランプ交換の途中に作業員達が私に「晋君、成人おめでとう!!」と声をかけてくれました。琉球新報に顔写真入りででていることもあり知っているようでした。
不思議な関係が作業員達との間にはあるように感じます。
辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動 より
1月20日署名提出行動の呼びかけ
 私たち「大阪行動」は、那覇防衛施設局が進めようとしている沖縄・辺野古地先への日本政府による新たな米軍基地の建設(「ボーリング調査」)に対して、大阪防衛施設局へ署名を持って中止を訴えに行きます。
 日本に住む私たちが米軍基地をなくそうという声をあげない限り、米軍は沖縄にとどまりつづけるでしょう。また、日本政府による沖縄に対する差別と米軍による暴力連鎖を断ち切ることもできません。
 ここ大阪で、私たち一人一人が自分にできることを結び合せ、ともに辺野古新基地建設に反対する声をあげる責任は、現在ますます重くなってきています。 
 ここ大阪から、日本全体の問題として、これ以上新たに、沖縄に基地を絶対につくらせてはならないという声を広げ、そして全ての基地がなくなる日がくることを真摯に追求し、ここに私たちは、大阪防衛施設局への署名提出および申し入れ行動を提起いたします。

 沖縄ではもう残り少なくなった天与のシマの遺産、とりわけ辺野古及び沖縄本島東海岸域に暮らす人々の生活と、その生活を太古から育んできた海の生命の連鎖とヤンバルの自然が米軍基地建設によって破壊されることは、誰の目にも明らかです。何よりもそれは沖縄の歴史と文化に真っ向から対立する野蛮に他なりません。
 そして、日本政府が積極的にすすめる「対テロ政策」によって、沖縄はベトナム戦争以来の最悪の事態、米軍がイラクに出撃する最重要拠点として、否応無く戦争に加担させられる恐怖の下で生活することを余儀なくさせられています。
 このことは、宜野湾市民と沖縄国際大学を巻き込んだ米軍ヘリ墜落事件で示された米軍の沖縄市民に対する態度によって余すところなく立証された事実に他なりません。在沖米軍は、事故後駆けつけた沖縄市民の事件解決に向けての当然の要求を排除し、武器を持って敵対すらしました。
 そして那覇防衛施設局は辺野古で基地建設に抗議する人々を、一歩間違えれば死に追いやるような行為を黙認したり、環境影響評価法に違反するボーリング調査を遂行する過程で、辺野古の海のサンゴ礁を破壊した事実を隠したりするなど、未だに自らがしている(監督を含めた)行為の責任を認めようとする気配すら示しません。
 私たちはもはや座視していることはできません。そして現在辺野古で那覇防衛施設局による米軍代替施設建設計画に反対する人々、真に平和を希求し戦争による犠牲を絶対に許せない人々とともにあることを強く誓います。
 ともに行動しましょう!

                   記

《署名提出および申し入れ行動》

日時◆ 2005年1月20日(木)15:00〜
場所◆ 大阪合同庁舎第2号館 大阪防衛施設局
   (地下鉄谷町線谷町四丁目5番出口から東へ徒歩2分)
目的◆ 辺野古の基地建設を止めるために集めてきた署名を日本政府に提出する。
連絡先◆ 松本 TEL 090‐2087‐3464
主催◆ 辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動

協賛(1月9日現在)◆ 
    関西沖縄民権講座
    新自由主義・国家主義と対決する学生・青年ネットワーク(SYN)
    ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)
    戦争に反対し、行動する市民の会
    とめよう戦争への道!百万人署名運動・関西連絡会
    花は土に咲くキャラバン隊
    平和街角興行
    Act&Unite to Stop the War!

《署名提出行動前後の企画》

@早朝ビラまき 午前8:30〜9:30(地下鉄谷町線谷町四丁目5番出口付近)
A合同庁舎前キャンドルアピール 署名提出行動後スグ〜
B大阪駅前キャンドルアピール 午後17:00〜18:30

NEW!
協賛団体が増えました!
2005年1月11日 19:28:48 松本亜季
沖縄・辺野古への新基地建設に反対し、普天間基地の撤去を求める京都・緊急行動、結の会の2団体です。
うれしいですね。共に頑張りましょう。
琉球新報
「基地建設止める」 富田さんが辺野古で成人式

Photo
「1人が変われば社会が動くことを知った」と語る新成人の富田晋さん=名護市辺野古沖
 
 成人の日の10日、スーツの代わりにウエットスーツを着て過ごした若者がいる。富田晋さん(20)=名護市=は同日、親が贈ってくれた初めてのスーツを陸に残し、船を操って名護市辺野古の海に出た。米軍普天間飛行場に代わる基地建設が予定されている辺野古沖。富田さんは「命を守る会」の活動を支え、海上でのボーリング地質調査を阻止しようと、連日海に出ている。
 16歳で東京の高校を中退。「守る会」のおばあたちに出会った。基地反対運動は1時の活気を失っていた。だが沖縄戦を生き延びたお年寄りたちは「子や孫に同じ体験はさせない」と、80歳を越えた体で座り込みを続けていた。富田さんはその生き様に大きく心を打たれ、「おばあたちと共に生き、基地建設を止める」と腹をくくった。
 1日の行動はホームページ上の「日誌」で報告している。書き切れないほどの出会いや出来事があふれる毎日で、いつも思い出すのは1人のお年寄りの言葉という。「森を見てごらん。人が木を切っても木は一粒の種を残し、大地に根を張ってまた森をつくる。人間も同じ」
 かつて富田さんが唯一の若者だった現場に、今では全国から20代が続々と訪れている。彼らが、そこで社会を変えるという「希望」を学び、それぞれの古里で新たな行動を始めて、さらに仲間を増やしていると富田さんは実感する。「一粒の種」の力を教えてくれたお年寄りの言葉がよみがえるという。
 同日、陸では「黄金孫(くがにまご)」の成人を祝おうと、おばあたちがピザやケーキを用意し、海からの帰りを待っていた。到着後胴上げされた富田さんは、「いい20歳です。本当に大切なものや、うれしいことを教えてもらった」。富田さんの「種まき」はこれからも続く。


1月10日(月)

座り込み267日目
事前に施設局側から、今日の作業はヤグラの点検のみという連絡はありましたが、海上座り込みはいつも通りに
各ポイントごとの代表者が、施設局員の作業の交渉に応じます。 このポイントでの作業は水面近くの接続器具のサビの点検と、設置したままの海底掘削機に油を差すこと。一部始終を監視し、それ以外の作業はさせませんでした。
作業監視の後は待ちに待った昼食! あ〜早く終わらねぇかなー。 午後3時ごろ作業終了の連絡、撤収!
陸に戻って、新成人の晋くんとSAORIちゃんを祝いました!おめでとう!! 「基地建設が無くなって、辺野古の海がモズクでいっぱいに、海人もいっぱいになる日までがんばります!」 「辺野古に来て楽しいって言うのもおかしいけど、毎日が楽しいです!これからもよろしく!」と、涙をうかべていました。
みんなでカチャーシー。普段は静かなあの人まで踊り出して、盛り上がりは最好調! 
 で、このあと晋くんは、彼のことが好きで好きでたまらない10名程の若者たちによって胴上げをされ、そのまま海へ投げ込まれました。新品のスーツは潮水で多少パリッとしたようでしたが、お祝いのキモチの表われです。二人ともおめでとう☆
ジュゴンの家日誌
←今日はいつもにも増して賑やかな夕食
街からの寄付のハマキを少しだけ味見。食後のいっぷく うめぇ〜 →
晋くん日誌
1月10日(月)
・今日は公休日にも関わらず防衛施設局による違法な強行調査がありました。それ対して阻止行動を行っています。

午前6時30分阻止船が出港。各ヤグラへと人を運びました。
防衛施設局は公休日だろうがなんだろうが作業を強行しようとしてきます。油断は出来ません。正月で各地に散っていた辺野古の若者衆が辺野古に戻り年始から座り込みをしています。
防衛施設局は私がいる一番東のヤグラに来て「今日は機材の油漏れの点検と機材を作動させて点検させていただきたい。」と私達に言ってきました。
油漏れに関しては海を汚してしまう、この機材自体をもって帰るように強く言った上で油漏れの点検は了解しました。「機材を作動させて点検したい」ということに関しては「機材は持って帰って点検すればいいのであってここで行う作業ではないと考えます。」と答えます。
私が守っていた一番東のヤグラ(一番東なので第一とします。)と航路右横にあるヤグラ(東のヤグラから三番目なので第三とします。)はパシィフィックコンサルタントが請け負っており、他のヤグラ第二、第四はサンコーコンサルタントが請け負っています。
今日は第一と第三だけに業者が来ていました。どちらもパシィフィックです。
第三では腐ってきているクランプを安全のために交換させただけでその他の作業を完全に阻止しています。

作業員が午後3時30分に引き上げ、私達も陸に引き上げました。タンカンの上はだんだんと寒くなってきています。タンカンにゴザを張り風除けをしたり、それぞれウィンドブレーカーなどで防寒対策をしています。すごく寒くなると船のキャビンに入り休んだりもしています。

今日の阻止行動を終え、テント村に帰りました。
今日は私とジュゴンの家のサオリちゃんの成人式です!!
帰ると命を守る会のおばぁ達がピザとケーキを用意してくれ、ヘリ基地反対協からはタコが差し入れられ、まよなかしんやさんが三線で歌ってくれ、名護市議会議員の大城ヨシタミ氏が歌ってくれ、国頭の海人達が踊り、祝辞の言葉をいただき。本当にすごい成人式となりました。
命を守る会の事務所前で行われた小さな小さな成人式ですが、とてもとても一生味わえない成人式となりました。
東京の親元からはわざわざ私のためにスーツが送られていました。ちょっとかっこつけて事務所前へ。わーーっと拍手を送られる。恥ずかしい・・・
サオリちゃんもおめかしして登場!!「二人立ってると結納みたい」とひやかされる。
「かっこいい!!」と言われたり「似合わない」と皮肉られたり。
ピザは若者衆が飛びつき十秒もたたないうちに消えていました。
久高島の神人からも祝辞の祈りを受けました。この人が歌がうまいのなんのってびっくりしました。そうしたらことは荒立つ、風邪を引いていた久高島出身のおばぁが踊りだします。カチャーシーが始まり、全員で歌って舞う。すごいことになってきた。
私がカチャーシーの途中で辺野古の若者衆に呼び出される。ん?カチャーシーを一緒にやるんか??と思っていくといきなりかつがれ拉致される。
事務所前で胴上げされます。ありがとう!!と思っていると??ん?んーーっ!!!
そのままかつがれて浜辺にみんなで突っ込んでいく。げっまさか!?
そのまま・・・どっぽーーーん!!!かついでいた人の内二人は巻き添え。
親から送られた一張羅が・・・その後すぐにクリーニングに持って行くとクリーニングのおばちゃんがしばらく沈黙していました。まぁいっか!!

成人式では命を守る会代表の金城祐治さんの言葉が心に残っています。
「富田晋君!!成人おめでとう。3年前のことを思い出します。いつも二人で事務所を守っていましたね。台風の日も二人で対策をしていました。思い出します。今、あなたが海で闘っていることをうれしくもあり、両親に心配させていることに申し訳なくもあり、でもあなたの心の中にいつも私やおばぁ達が懸命に支えていることを忘れないでほしい。」と話していただきました。
成人式ということもあり、涙は見せないでおこうと思っていた私ですが涙腺が緩んでいました。心の中はこの日、たくさんの涙と笑顔で溢れていました。

ほんとうにほんとうに最高の成人式でした。
琉球新報

きょうの下地島ヘリ飛来は延期 在韓米軍

 在日米軍沖縄調整事務所は9日正午ごろ、県空港課に対して、10日に予定していた在韓米軍のヘリ8機と作戦支援機2機の下地島空港の使用を取りやめるとの連絡をした。今後の使用については「未定」としているが、使用する場合は11日以降になるとしている。

 ヘリと作戦支援機は、スマトラ沖地震の災害救援を目的に嘉手納飛行場からフィリピンのクラーク空港に向かう途中、下地島空港に立ち寄ることにしていた。

 これについて県は「緊急でやむを得ない場合を除いては、米軍機の使用を自粛してほしい」として使用中止を求めている。


1月9日(日)

ジュゴンの家日誌
今日はお店も座り込みもお休み・・。大掃除をするゆっくんとましゅぽ。押入れがすっきりしました。
サオリは昨日届いたクレープ機で早速クレープを作りました。なかなか上達したぞー!! でっきあがり。 ちょっと皮が厚かったけど、おいしくできました!
 辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動 より
1月20日署名提出行動の呼びかけ
 私たち「大阪行動」は、那覇防衛施設局が進めようとしている沖縄・辺野古地先への日本政府による新たな米軍基地の建設(「ボーリング調査」)に対して、大阪防衛施設局へ署名を持って中止を訴えに行きます。
 日本に住む私たちが米軍基地をなくそうという声をあげない限り、米軍は沖縄にとどまりつづけるでしょう。また、日本政府による沖縄に対する差別と米軍による暴力連鎖を断ち切ることもできません。
 ここ大阪で、私たち一人一人が自分にできることを結び合せ、ともに辺野古新基地建設に反対する声をあげる責任は、現在ますます重くなってきています。 
 ここ大阪から、日本全体の問題として、これ以上新たに、沖縄に基地を絶対につくらせてはならないという声を広げ、そして全ての基地がなくなる日がくることを真摯に追求し、ここに私たちは、大阪防衛施設局への署名提出および申し入れ行動を提起いたします。

 沖縄ではもう残り少なくなった天与のシマの遺産、とりわけ辺野古及び沖縄本島東海岸域に暮らす人々の生活と、その生活を太古から育んできた海の生命の連鎖とヤンバルの自然が米軍基地建設によって破壊されることは、誰の目にも明らかです。何よりもそれは沖縄の歴史と文化に真っ向から対立する野蛮に他なりません。
 そして、日本政府が積極的にすすめる「対テロ政策」によって、沖縄はベトナム戦争以来の最悪の事態、米軍がイラクに出撃する最重要拠点として、否応無く戦争に加担させられる恐怖の下で生活することを余儀なくさせられています。
 このことは、宜野湾市民と沖縄国際大学を巻き込んだ米軍ヘリ墜落事件で示された米軍の沖縄市民に対する態度によって余すところなく立証された事実に他なりません。在沖米軍は、事故後駆けつけた沖縄市民の事件解決に向けての当然の要求を排除し、武器を持って敵対すらしました。
 そして那覇防衛施設局は辺野古で基地建設に抗議する人々を、一歩間違えれば死に追いやるような行為を黙認したり、環境影響評価法に違反するボーリング調査を遂行する過程で、辺野古の海のサンゴ礁を破壊した事実を隠したりするなど、未だに自らがしている(監督を含めた)行為の責任を認めようとする気配すら示しません。
 私たちはもはや座視していることはできません。そして現在辺野古で那覇防衛施設局による米軍代替施設建設計画に反対する人々、真に平和を希求し戦争による犠牲を絶対に許せない人々とともにあることを強く誓います。
 ともに行動しましょう!

                   記

《署名提出および申し入れ行動》

日時◆ 2005年1月20日(木)15:00〜
場所◆ 大阪合同庁舎第2号館 大阪防衛施設局
   (地下鉄谷町線谷町四丁目5番出口から東へ徒歩2分)
目的◆ 辺野古の基地建設を止めるために集めてきた署名を日本政府に提出する。
連絡先◆ 松本 TEL 090‐2087‐3464
主催◆ 辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動

協賛(1月9日現在)◆ 
    関西沖縄民権講座
    新自由主義・国家主義と対決する学生・青年ネットワーク(SYN)
    ジュゴン保護キャンペーンセンター(SDCC)
    戦争に反対し、行動する市民の会
    とめよう戦争への道!百万人署名運動・関西連絡会
    花は土に咲くキャラバン隊
    平和街角興行
    Act&Unite to Stop the War!

《署名提出行動前後の企画》

@早朝ビラまき 午前8:30〜9:30(地下鉄谷町線谷町四丁目5番出口付近)
A合同庁舎前キャンドルアピール 署名提出行動後スグ〜
B大阪駅前キャンドルアピール 午後17:00〜18:30
2005年 ジュゴンの日コンサート
とき   15日(土) PM7:30〜9:00

ところ  
辺野古ぬ浜

出演  まよなかしんや&うたの里 ・ 金城繁 ・ 会沢芽美 ・ 知花昌一 ・ ジュゴンの家 ・ 他

 入場無料(カンパ歓迎!!)

主催  ジュゴン保護基金委員会 (0980-55-8587)

共催  沖縄満月祭り実行委員会(098-876-1352)

*キャンプシュワブゲート前「サイレントキャンドル」の後、辺野古ぬ浜にて「ジュゴンの日コンサート」を開催します!!



1月8日(土)

座り込み265日目
←キャンプシュワブゲート前行動。


土曜集会 県文化環境部へ施設局に対する抗議要請に行った時の報告等→
海人によるロープワーク講習。ロープの先端をほぐし編みこんで輪をつくります。
とりをさばきました。生まれて初めて。命の重みを感じました。感謝しながら食べました。おいしかったです。
 海人のガイドで漢那の漁港を見学させてもらいました。海と生きる海人に会いました。ここはもずく漁で潤っているところです。漢那の海人は辺野古は漁場としてもすばらしい、羨ましいと言います。辺野古を埋め立てれば潮の流れがかわり、近隣の海も死にます。海人たちは必死の思いで阻止行動に参加してます。
 ジュゴンの家男衆は、いつかこの海人たちに弟子入りしようと決めました。
 魚のにおいのする漁港でした。
シュワブゲート前サイレントキャンドル ジュゴンの保護を訴え本日の参加者約40人。
夕飯 とん汁、ほっけ、だんこんサラダ クレープ食べにこいやっ さおり
晋くん日誌
2005年明けましておめでとう!!
1月5日(水)
・防衛施設局による作業はありませんでした。

あけましておめでとうございます。
大きな出来事と共に過ぎ去った2004年が去り、辺野古の闘いは基地建設を止めるための確信を持ち2005年を迎えることとなりました。
「年始は決戦」。年末しっかり休んだ私達は今日も午前6時30分にその決意と共に海上へと出て行きました。

防衛施設局(国)は去年の内に「くい打ち」を行なおうとしていましたが、私達に完全に阻まれました。
基地建設は日米政府の最優先課題の1つとして位置づけられています。
「基地建設を早く終わらせろ」日米両政府の焦りがヒシヒシと伝わってくる海上です。ボーリング調査に関してはこの2年間を完全に私達に止められ、今に至っています。
米政府の高官が言う「辺野古以外で。」という言葉も信憑性を帯びてきています。しかし、日本政府は辺野古での根強い阻止行動が全国に飛び火することを恐れ、「ここで反対運動を押さえ込まないと大変なことになる」と震え上がっています。政府の命運を賭けて辺野古を意識するのはそのためです。
「国が変わるかもしれない。」小泉政権が一番恐れていることがこの辺野古から現実的に動き出そうとしています。
「年始が決戦」になるというのはそういう状況を鑑みても分かってくることです。

その緊張感の中で海上での座り込みが始まります。
今日、防衛施設局に動きはなく、辺野古漁港から警戒船が一隻警戒に回るだけでした。
この海でこれ以上の基地建設に関わる作業はさせない。
海上では決意に満ちています。

年始初めての作業。
1月6日(木)
・防衛施設局による違法な強行調査に対して阻止行動を行ないました。

午前6時30分、辺野古は緊張感に包まれています。
午前7時には阻止船で人を運びヤグラがある全てのポイントで座り込みが始まります。「作業員の車がキャンプ・シュワブに入った」と連絡が入る。
午前9時に辺野古漁港より、小型作業船5隻、大型船2隻が出港。
大型船は外洋の作業へ、小型船5隻はリーフ内の作業のためキャンプシュワブの浜辺に向かう。作業員を船に乗せ、動き出します。
小型作業船1隻は外洋へ。他4隻はリーフ内へ。
作業員は4隻に15人ほどの作業員が乗っています。

「年末にヤグラに設置した補強材の撤去のために作業させていただきたい」と防衛施設局。年末の補強材の件は双方の同意の上でのことだったので作業を許し、2ポイントでの作業が行なわれました。
今日の動きはそれだけで防衛施設局も引き上げていきました。

その後は久しぶりに海で遊びました。
素もぐりで海に潜ってみるとティラジャーがいっぱい!!ティラジャー(和名=マガキ貝)はゆでても刺身でもすごくおいしいです。
ティラジャーを2、3個割って魚釣りのエサにしました。あきちゃんが横で糸をたらしただけでバンバン釣るのでびっくり。一回に大きなのが2匹。
私はと言うとどうもでっかい魚がかかったらしく、地球を釣ったかな?と思ったのですが、針だけがなくなる。ひっぱってもまったく動かないのを岩だと思い込んでいたのですが、うーーんどうなんだろう?
逃がした魚はでかいってやつか。
辺野古の魚釣りは「釣り」って感じはしません。「魚すくい」って感じです。
ティラジャーだからだっつーのもあるでしょうが。
誰かに「魚との駆け引きが楽しい」と言われた覚えがあるのに、なんだよ!!ってぐらいに釣れてしまいます。辺野古の海、おどろきです。
琉球新報
新 2005年1月8日 土 10:07

「サンゴ破壊は違法」 ジュゴン監視団が施設局告発

 米軍普天間飛行場代替施設の建設に伴う名護市辺野古沖のボーリング地質調査問題で、沖縄ジュゴン環境アセスメント監視団とジュゴンネットワーク沖縄は7日、県漁業調整規則に違反してサンゴを破壊されたなどとして、事業者の那覇防衛施設局と調査会社(本社・東京)に対する告発状を那覇地検に提出した。同地検は「現時点では告発状を預かった段階。検討し、受理、不受理を決定したい」と話している。
告発状では、同施設局などが昨年11月20日、水産資源保護法に基づく同規則38条に定められた「岩礁破砕に伴う県知事許可」を得ずに、調査に伴うスパット台船の設置を数回にわたり試み、台船の足場といかりでサンゴを広範囲に破壊したと指摘。同規則の処罰(罰金など)のほかサンゴの回復、今後の調査で新たな破壊を行わないことを求めている。
 施設局は2003年3月31日に岩礁破砕許可の申請を県に行った。県も同日で「水産資源に与える影響は軽微と思われ、許可は必要とされない」と回答していた。
 同監視団の東恩納琢磨団長は告発後の会見で「施設局は、台船設置による被害がここまでひどくなると県に説明せず、県も許可、不許可の回答そのものを行っていない」と述べた。
 施設局は「告発状を確認しておらず、コメントを差し控えたい」と話した。



1月7日(金)

座り込み264日目
7時半ころ、朝日が昇る。 単管に行く前にみんなで朝日を見ました。 海に出航!!
今日は第2ポイント。
単管に着くと辺野古の海人が漁をしている姿が見えました。網を引いている姿をじーっと見ていると、釣れた魚を誇らしげな笑顔でこちらに見せてくれました!!
12時前ころ、作業船が第2ポイントを通り過ぎる。 その後、作業船が第1ポイントに向かった。第1ポイントの仲間と施設局側が交渉している様子を遠くから見つめる。結局、機材の一部を撤去させるなど、こちらが許した範囲でしか作業させなかった。
第1ポイントから離れる作業船。その後、第3ポイントへ向かう。それを追っかけるナイワイ7世!! 第3ポイントでは全く作業をさせなかった!!すぐに作業船・警戒船はキャンプシュワブに撤収。ばいばーい。 はやばやと陸に戻った単管組。それを迎える事務所前門松。
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いっただきます!!

琉球新報

「サンゴに配慮を」 防衛施設庁に小池環境相

 【東京】小池百合子環境相(沖縄担当相)は7日午前の閣議後の会見で、普天間飛行場の代替施設建設で名護市辺野古沖のサンゴの破損が確認されたことについて、昨年12月27日、自然環境に万全の配慮をして作業を進めるよう防衛施設庁に助言したことを明らかにした。

 環境省によると、27日に防衛施設庁が小池環境相に海底状況確認調査結果を報告。環境相は、防衛施設庁が作成した「環境への配慮事項」に沿って適切に作業を進めるよう要請。「足場設置や撤去はサンゴや岩礁への影響をさらに回避・低減するため作業を工夫すること、サンゴ被度5%未満の区域も含め自然環境への万全の配慮をすべきだ」と助言した。施設庁からは、今後の岩礁部への台船の設置作業について「接地面積を減らし、岩礁への接触の可能性を減らすため底板を装着せずに設置することを検討している」との説明があったという。



1月6日(木)

座り込み263日目
今朝のゲート前行動、参加者8名。毎日暗い時間から立っている人がいます。雨の日はずぶ濡れになりながら。いすもトイレもないところで、何時間も立ち続けます。ここから施設局や作業員が入るからです。 連日テレビの取材がきます。東京で放送されないのが不思議ですね。 本日の作業報告。このあと昨日からの那覇防衛施設局前座りこみに参加した女性からの報告。座り込みを始めようとしたところ、「営業妨害になる」と立ち入りを拒否されたため、やむなく歩道で座り込み開始。その後、目立ち過ぎるので施設局前に戻ってほしいと言われたそうです。
寡黙な青年は辺野古への思いを、たくさんたくさんかたちに残して。
旅の空の下で、おじぃやおばぁの思いを語るのでしょう。。。
ジュゴンの家日誌
国立の方からドライスーツを寄付していただきました!! 夕飯 カレーライスと中華サラダ
琉球新報

施設局、作業を再開 辺野古ボーリング調査

 【名護】普天間飛行場代替施設の建設に向けた名護市辺野古沖でのボーリング地質調査に伴い、那覇防衛施設局は6日午前、作業船7隻を辺野古漁港から出港させ、昨年12月23日以降中断していた海上作業を再開した。調査に反対する住民、市民団体側は抗議船4隻を出し、沖合にあるボーリング調査の単管足場に人員を配置するなど、調査阻止の態勢を組み、緊張感に包まれた。

 施設局の作業船舶は午前9時ごろから次々と出港。作業員やダイバーを漁港隣のキャンプ・シュワブの浜から乗せて沖に向かい、同9時半ごろから辺野古沖リーフ内にある単管足場での作業に着手した。施設局は年末に足場を補強して後、作業を中断していた。

 5日に住民側が施設局に確認したところ「6日は補強のパイプを外す作業のみを行う」と回答した。作業船は午前中、単管足場4基のうち2基の補強パイプを撤収した。残る2基の作業を終えた上で、7日以降に海底掘削に向けた本格的な作業に入る見通し。

 足場に配置された住民らは作業を見守り、大きな混乱はなかった。

 施設局の作業再開に対し阻止行動を組む平和市民連絡会の當山栄事務局長は「サンゴに被害を与えないことが調査の条件であり、具体的な改善策を県が検証しない限り、再開は認められない」と話した。また、ボーリング調査差し止め訴訟原告団長で辺野古の「命を守る会」の金城祐治代表は「サンゴ対策もうやむやに調査を強行することは許されない」と話した。

辺野古の現状知って 写真家の豊里友行さん

辺野古での作業阻止行動を記録した写真展を開いている豊里友行さん=5日、名護市立中央図書館

 【名護】普天間飛行場代替施設建設に向けたボーリング地質調査の阻止行動などを記録した沖縄市在住の写真家・豊里友行さん(28)の作品展「海鳴りの島から」が5日から名護市立中央図書館で開催されている。

 展示されている作品は、豊里さんが昨年11月から12月にかけて撮影し「サンデー毎日」(毎日新聞社)に掲載された写真など30点。豊里さんは「現場の様子をできるだけ多くの人に知ってもらい、辺野古の問題について考えるきっかけをつくりたい」と写真展開催の意義を説明。開催のきっかけは、名護市辺野古沖でのボーリング調査中止と海上基地建設の白紙撤回を求めて、昨年11月末から12月中旬にかけて那覇市前島の那覇防衛施設局前でハンストを実施した山口洋子さんを取材したことだという。

 写真展は16日までで入場無料。開場は午前10時から午後7時まで。このあとは名護市役所(24日―28日)と宜野湾市役所(2月1日―9日)で開催する予定。

沖縄タイムス
<2005年1月6日 夕刊 1面>

全洗機場移設要求へ/嘉手納町長
基地幹部と直接交渉も

 米軍嘉手納基地の海軍駐機場にある航空機洗機場について、宮城篤実嘉手納町長は六日午前、すべての洗機場を民間地域に近い現在の場所から、同基地奥側の二カ所に分散して移設するよう求めていく方針を示した。七日にも西正典那覇防衛施設局長を訪ね、正式に要請するほか、今後、自ら同基地幹部らと直接交渉していく意向も示した。

 町議会全員協議会で明らかにした。宮城町長は洗機場を含む海軍駐機場について、二〇〇三年八月に沖縄市が受け入れを表明をしてから約一年半経過しても移設の動きが見えないことに不満を示し、「町民もいらだっている」と説明。洗浄水の飛散などが問題となっていた同洗機場だけでも早急に移し、被害を緩和させたいと訴えた。

 昨年暮れに同基地第一八航空団のジャンマーク・ジュアス司令官らと移設候補地を視察した際、同司令官から「地域住民の負担を軽くする努力は惜しまない」などと肯定的な発言があったことを明かした上で、米軍と直接交渉するなどして強い姿勢で取り組む意欲を示した。

 議員からは同洗機場の移設後、空いたスペースに米軍普天間飛行場の一部施設が移駐することに懸念の声も上がった。宮城町長は「そのような動きはないと理解している」と述べ、新施設の移駐に強く反対していく考えを表明した。

 同洗機場をめぐって、使用頻度が多いF15戦闘機など小型機の洗機場は滑走路南側の空軍駐機場エリアへ移す作業がすでに進められているが、そのほかの大型機の洗機場については、町役場南方の空軍エリアに整備する案が浮上しているものの、具体的にはまだまとまっていない。

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