ジュゴンの家・日誌
「ジュゴンの家」の賛助会員、募集中
「ジュゴンの家」は沖縄・名護にあるリサイクルショップです!!お店を開けつつ、「基地建設をとめたい!!」という思いで、日々行動しています。
「ジュゴンの家」では「ジュゴンの家」を支えてくださる賛助会員を募集しています。
「力になろう!」という皆さま!!
ぜひ、賛助会員になってください!!よろしくお願いします!
会員申し込みは・・・FAXまたはメールでお知らせください。
  電話&FAX 0980−54−2948 
   e−mail   dugonghouse_in_okinawa@yahoo.co.jp
会費・・・月1000円、年10.000円となります
同基金への協力は 
●琉球銀行 普通口座 名護支店
 口 座 番 号   23−130
 口 座 名  西 陽子 まで

よろしくお願いいたします
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2月E
参加者募集!!!
阻止船に乗る人、海上のやぐらおよびテントで座り込みする人が必要です!!!
少ない時間でも、行動できる人は集まってください!!
あなたが行動することで現場の状況は変わる・・・・!!
どうか、よろしくお願いします!!
辺野古に来てください!!!
冬を迎え海の上はだんだん寒くなってきています。普通の衣服では、濡れて風に当たっているとかなり寒いということです。
海上行動用のダイビングスーツも募集しています。使わない物があれば、是非ジュゴンの家の住所まで送って来てください!!お願いします・・・!!

海上調査阻止行動のための緊急カンパのお願い!!
現在、辺野古ではボーリング調査を阻止するための阻止行動が行なわれています。とりわけ「海上調査阻止行動」が重要になっています。リーフ外での防衛施設局の調査を阻止するための行動船を調達するための資金が圧倒的に不足しています。

 今すぐに数100万円の資金が必要です。全国の皆さんに緊急カンパをお願いしたいと思います。皆さん応援をよろしくお願いします!!

 カンパを振り込まれる際は、下記の口座にお願いします。(このカンパのお願いは「ジュゴンの家」が、「命を守る会」を応援する気持ちで独自でやっています。振り込まれたお金は、辺野古でのボーリング調査阻止行動のために使われます。)
●郵便局 17040−14225611  西 陽子 

国会前座り込みホームページヘ!!

辺野古より緊急連絡!!!
平和市民連絡会の平良夏芽です。
12月10日午前、辺野古沖のやぐらで反対派男性が作業員に突き落とされ、
パイプに後頭部を強打し気絶して救急車で搬送されました。
被害者は意識を取り戻し、
大事には至らなかったようですが24時間の経過観察という段階です。
しかし、那覇防衛施設局は すぐ近くで見ていて、
救助指示も出さず傍観していました。
被害者が気を失って 流れに流されていくのを傍観したのです。
しかも、本人が自分で落ちたと言い張っています。  
現場では、施設局に雇われた業者を「敵」としないように努力してきましたが限界です。
3人目のけが人が出て、しかも三人目が気を失って救急搬送されるに至っては、
全国に呼びかけて業者にも抗議をしていただく必要があると判断しました。
以下に業者の名前、住所、電話番号を記します。
想いのある方は、抗議の電話を入れてください。
サンコーコンサルタント  東京都江東区亀戸一丁目8−9号
                電話03-3683-7111
                FAX03-3683-6264
同沖縄事務所       浦添市牧港1-62-19
                電話098-875-6181

那覇防衛施設局は、抗議の電話を弁護士がしている途中、
15分ほどで一方的に電話を切りました。

   ボーリング用のやぐらが珊瑚を破壊・・・!!
海底に潜った夏芽さんたちが撮影した写真が見られます!!
ここをクリック!!

2月28日(月)

座り込み316日目
今日も元気に行きましょう 朝、マコちゃんから南京結びを教わる 筋トレをするゆっくん
その時、パシフィックが第3ポイントに
向かっているとの連絡を受け、
警戒体制をとる
今日の作業は写真撮影と
ブルーシートの張りなおしだけ
クランプを見るダイバー
そして、ブルーシートを張り替える 午後、もう一度パシフィックがくる 午後は写真撮影だけで今日は終わり
←テント村に戻ると、一日の報告
ジュゴンの家日誌
七海くんご来店。近々引っ越しまちゅ。今日はお洋服たくさん持ってきまちた。お店のお姉ちゃんはすごく喜んでまちた。ママが僕の服を選んでくれてるけど、僕はレコードにむちゅーでちゅ。 名護の中学生。辺野古の話を少ししました。明るくさわやかに「海は大切にしないといけないと思います!!」と言ってくれました。今度はjクレープ食べに来てね!!


2月27日(日)

今日はのんびり日曜日。
火鉢を囲んで、みんなでゆんたくをしていました。
←毎日がんばっているゴザも干します。

大根販売中!→→
今日は「沖縄マラソン」の日。
友達を応援するため沖縄市に行きました。

←←先頭集団を発見!→→
「ガンバレー!!」
30キロ地点で待っていると、笑顔で現れました!
足首がとっても痛そうでしたが、元気にまた出発していきました。
辺野古でよく会うあの人も参加していました!
栄光のゴール!
明日ましゅぽが名古屋に一旦戻ります。当分の間みんな会えないので、記念撮影をしました! 晋くんの大阪みやげ。
冷凍お好み焼きとねぎ焼き!!
ましゅぽ直伝の折り紙にみんな夢中・・・。



2月26日(土)
座り込み314日目
←作業がない日はテントでゆっくり

海人の差し入れ、イカを炭火で。


焼いては切り 焼いては切り 焼いては切るのです。ひたすら。
青森からの団体さんにもイカをふるまう 高等学校教職員組合の方々 に、テントで説明をし、
その後、平和丸でやぐら見学に。 先生達、手作りの凧、それぞれの思いをのせて。
空高く 飛べっ!! メッセージ見えませんけどね・・・(^ ^;)
雨の日のまよなかしんやライヴ 聴き入る人たち
←に、踊る人

   と、踊らされる人→
←雨の日は雨の日のお洒落をして。


雨でもやります。キャンプシュワブ前サイレントキャンドル→
サイレントキャンドルの後、大城ヨシタミ議員の訪米報告会に。遅刻だったのでヨシタミ議員のお話は聴けませんでしたが・・・。 ケリーさんの訪フィリピン報告。ミンダナオ島では米軍基地が返還された後も、テロ対策という大儀の下、共同訓練が年17回も行われている。環境汚染、米兵とフィリピン女性の子が捨てられていること等、返還後も問題は山積している。これは、今後沖縄が抱えていく問題であり考えねばならないこと。
わずか数分のお話でしたが、みんな聴き入ってました。
沖縄タイムス <2005年2月26日 朝刊 1面>

「普天間」の県外移転要求/米軍再編県案

 県議会(外間盛善議長)二月定例会は二十五日から一般質問が始まり、府本禮司知事公室長は基地の負担軽減を求める県案に盛り込まれた「海兵隊の県外移転」が想定している施設について、「すべてを含むものである」と述べ、県が早期返還を求める米軍普天間飛行場も県外移転を念頭に置いていることを初めて明らかにした。玉城義和氏(自立21)の質問に答えた。県はこれまで、県案の「海兵隊の県外移転」の具体的な対象として、兵力や訓練、施設の移転を含むとしてきたが、移転対象の施設名は明言していなかった。

 また、稲嶺恵一知事も「今回の米軍再編では、在沖米軍基地ついても日米特別行動委員会(SACO)合意を超えて、在沖米軍の在り方に大きな変動をもたらすものと考えている」との認識を示した上で、「日米間の協議で海兵隊の県外移転に普天間飛行場が含まれることが合意されれば、その返還がなされるものと考えている」と述べ、期待感を表明した。喜納昌春氏(社大)への答弁。

 普天間飛行場を自衛隊が管理し、有事の際に米軍が使用する「有事駐留方式」に対し、稲嶺知事は「普天間飛行場の跡利用は閣議決定に基づき、国、県、宜野湾市が密接に連携し、来年度中の跡利用方針策定に向けて取り組んでいる」と述べ、認められないとの認識を示した。狩俣信子氏(護憲ネット)に答えた。

 琉球エアーコミューターが那覇―慶良間路線などの廃止を検討していることについて、花城順孝企画開発部長は「離島における生活交通の一つとしての離島航空路線の重要性にかんがみ、同社に対し、地元自治体や関係者の意向を十分に踏まえ、慎重に検討するよう申し入れている」と説明した。平良長政氏(護憲ネット)への答弁。

琉球新報 更新 2005年2月26日 土 14:21

嘉手納基地配備P3Cがイラクから帰還

 【嘉手納】米空軍嘉手納基地で25日までに、米軍の「イラクの自由作戦」に参加していたとみられる海軍のP3C対潜哨戒機が確認された。操縦席付近の機体外側に、「自由作戦」に参加したことを示すロゴがペイントされ、その中に「OPERATION IRAQI FREEDOM」との文字とイラスト、米国とイギリス、オーストラリアの国旗が描かれていた。

 その下にはイラクで任務を担った回数とみられるものが刻印され、刻印によると同機は計91回、任務に就いたことが示されていた。同機は昨年12月から嘉手納基地で駐留しているのが明らかになっている。「自由作戦」について米軍は嘉手納基地のF15戦闘機が参加したとしている。



2月25日(金)

座り込み313日目
出発前に夏芽さんが、海に出る際の注意を参加者に話します。 いってらしゃーい!!
嘉陽のおじぃの声が漁港内に響き渡る!!
「みんな元気かな??」第1単管で飼っている魚たちに挨拶。みんなずいぶん大きく成長しました。 きれいなレインボー旗 交渉のために作業員がこちらの船に乗り移ってきました。
今日はクランプの交換を許可しました。
午後は写真撮影だけをして、今日の作業は終わりました。
訓練があるのか、米軍のゴムボートが長島の方に走っていきました。 自衛隊のヘリが上空を通りかかる。今日は廃弾処理の爆音も響き渡りました
今日のお弁当には梅干が入っていました。ちょっとうれしい・・。 グリンピースのスタッフの方と英会話教室。(リサイクルショップは英語で「セカンド・ハンド・ショップ」というそうです!!) 小魚の大群発見!
今日はとっても潮が引いて、平島の砂浜がたくさん出現しました。 「基地建設が白紙撤回になったら、遊びに行きたいわぁ・・」 テントに帰ったら、鳥汁が用意してありました!いただきまーす!
QABの夕方のニュースでお馴染み三上さん。辺野古特集の番組が九州の映像コンクールの大賞に選ばれました!おめでとうございます!これからも辺野古のことをたくさん伝えてください! 犬はとっても暖かい。
ましゅぽとあきちゃんは、沖国大に「沖縄戦朝鮮人強制連行」についての講演会を聞きに行きました。人を被害者にも加害者にもしてしまう戦争の怖さを感じました。
グリンピースHPより
辺野古の海を守ろう〜サンゴ礁の海に米軍基地はいらない

沖縄県辺野古沖は、サンゴ礁が広がり、天然記念物に指定されているジュゴンも 生息するなど貴重な自然にあふれています。 しかし、このサンゴ礁の上に日本政府が米軍のための基地を建設しようとしてい ます。 沖縄周辺に生息するジュゴンはもっとも北に棲む群れで、海洋生態系を考える上 でも非常に貴重な存在です。しかし、その数は現在数十頭であろうといわれてお り、絶滅が心配されています。辺野古沖を米軍基地のために埋め立ててしまうと ジュゴンの主食である海草もまた失われてしまい、ジュゴンの生存を脅かすこと にもなります。 2月19日にワシントンDCで開催された日米安全保障協議委員会(2プラス2)で は米軍基地からの沖縄の負担軽減が示されましたが、辺野古の基地建設に関して は推進する立場のままでした。 このままでは、辺野古海域の貴重な生態系が破壊されてしまいます。

グリーンピースは、防衛庁が現在進めている米軍基地のためのボーリング調査を ただちに中止し、建設計画そのものを撤回するよう強く求め、キャンペーン船 「虹の戦士号」を沖縄辺野古現地に送ることを決めました。そして本日サイバー アクションも開始します。

みなさんの意見を付け加えて、ぜひ、小泉純一郎内閣総理大臣、大野功統防衛庁 長官、町村信孝外務大臣、小池百合子環境大臣・沖縄担当大臣、稲嶺惠一沖縄県 知事、ブッシュ米国大統領、ラムズフェルド米国国防長官へ、基地建設の中止を 求めるメッセージを送ってください。

以下のページからメッセージを簡単に送ることができます。 http://www.greenpeace.or.jp/cyberaction/okinawa/?cyber 近日中に、グリーンピースの船、虹の戦士号が沖縄に来航し、この問題を世界 に伝え、船の一般公開も行います(3月5日)。 また、WEBで参加できる様々なアクションを今月中にWEBに掲載します。 ぜひご期待、ご参加ください。

詳しいことは随時
http://www.greenpeace.or.jp/info/features/okinawa/news_html?cyber に掲載していきますので、ぜひご覧ください。
グリーンピースは、地球規模の環境問題の解決を目指しています。 市民の立場で活動するため、政府・企業からの資金援助は受けており ません。活動を支えているのは、個人の皆様からのご支援です。ぜひ、 あなたもご支援ください。
http://www.greenpeace.or.jp/info/supporter/?cyber 特定非営利活動法人グリーンピース・ジャパン http://www.greenpeace.or.jp/ 〒160-0023 東京都新宿区西新宿 8-13-11 N・Fビル2F Tel. 03-5338-9800 Fax. 03-5338-9817
_____________________________________________________
サイバーアクション・ニュース以前のメールは
http://greenpeace.or.jp/pipermail/cyberaction-news/2004/date.html



2月24日(木)

座り込み312日目
←波が高くしばらく港で待機。ここんとこ参加者増えてます。

海上行動セット。お茶にカメラに双眼鏡→
7時30分すぎ、まずゴムボートが浜から出航 8時過ぎ、櫓へ向かうが今日は海が荒れている。各ポイント、櫓近くの船で待機。 第3ポイント、ゆれにゆれまくる海人の船。カリブの海賊風に盛り上がる人たち。
陸の番人、当山さんが弁当船で登場! めずらしくテーブル?でお昼ごはん。 1時30分、波が高くなり夏芽さんより緊急撤収命令。本日、作業船は姿を見せず。
←撤収後、激しい雷雨に見舞われる。
あとちょっと遅れてたら・・・。


たちまち道路は大きな水溜りに。みんなでどぶ掃除!しかし なかなかうまくいかないようです・・・。→
激しい雨のため、守る会事務所の裏に滝ができました。 ソーキの差し入れ。Yさんの味付けは最高です!!
おふたりとも毎日毎日ご苦労様です。
あともう一息ですね。
ジュゴンの家日誌
夫婦でご来店!
「寝巻きだから写真は恥ずかしい・・」という旦那さんに代わって奥さんがピース!!
辺野古に来ている方も、ジュゴンの家にクレープを食べに来てくれました! 「クレープにスパム入れたらどうかしら?」と、クレープの具のアイディアで盛り上がる。
ましゅぽも初クレープ作りに挑戦! 初めてなのに手つきがなめらか!! 出来上がり!!
サオリよりうまいかも・・・がちょん。
「いぇい!」 今日のジュゴンの家の夕飯は、差し入れのえび汁! と祐次さんの奥さんにいただいた揚げ物、あやちゃんの手作り煮物。
指3本で一升瓶を持ち上げられるの知ってます?ジュゴンの家で大流行!それにしても大量の酒瓶がジュゴンの家にはありました・・。
沖縄タイムス<2005年2月24日 夕刊 1・5面>

米、代替案あれば見直し/県内条件
県、要望は県外移転

 米政府は二十三日までに、在日米軍再編に伴う普天間飛行場の名護市辺野古沖への移設について、日本側から代替案の提示があれば見直し協議に応じるとの方針を決めた。

 米政府が県内移設を前提にした名護市辺野古沖移設見直しに言及したことに、県の府本禮司知事公室長は「県が示した基地負担軽減の基本的な考え方に沿って具体的な軽減の議論をしてもらいたい」と述べ、「海兵隊の県外移転」を要望している県のスタンスを強調。その上で「県内移設の前提を置かず、県民の基地負担軽減を図る観点から、日米間でしっかりとした議論をしてもらいたい」と指摘、県内移設を前提にした見直し論議には「一喜一憂しない」姿勢をあらためて示した。

     ◇     ◇     ◇     

「受け入れ先あるのか」/推進・反対派に警戒感

 米軍普天間飛行場の名護市辺野古沖への移設問題で、米政府が見直し協議に応じる方針を固めた。しかし、県内移設が前提になるとみられており、関係自治体は「受け入れる場所があるのか」と反発している。移設候補地の一つとして度々、名前が挙げられる下地島空港を抱える宮古圏域の市町村は特に警戒感を強めている。一方、名護市の移設推進派は「辺野古なら、より早い返還が可能だ」と指摘、従来案で作業を進めるよう訴えた。

名護

 岸本建男名護市長は「真偽を確かめた上で、きちんとコメントしたい」とした上で、見直しの方向性自体には「歓迎」の姿勢を示した。しかし、県内移設が条件とされていることには、「できれば県外移設が望ましい」と従来の見解を示した。

 名護市では二十三日に、移設推進の名護市民大会が開かれたばかり。同大会を主催した代替施設建設促進市民会議の荻堂盛秀委員長は「県内の別の場所を指定しようと、地元の反発は目に見えている」と断言。名護市民は移設反対が多い中で時間をかけて合意を形成してきた―として、「日米両政府が今後も県内移設を求めるのなら、辺野古沖移設案の継続が、より早く危険な普天間を返還できる」と話した。

 移設先の辺野古沖海上で連日、阻止行動を続けるヘリ基地反対協議会の大西照雄代表委員は「海上基地建設に矛盾が出てきたのだろう」と冷静に受け止めた。しかし「報道に一喜一憂しない。日米両政府が正式に辺野古撤回を決めるまで、阻止行動は続ける」ときっぱり。県内移設が条件とされていることには「辺野古が撤回され、たとえどこに(建設場所が)移ろうとも、その地域の闘いと協調して阻止行動を続ける」と強調した。

嘉手納・沖縄/統合案反対の考え変わらず

 「普天間」の嘉手納統合案に反対し続けてきた嘉手納基地を抱える三市町でつくる連絡協議会会長の宮城篤実嘉手納町長は「情報が少なく、何ともいえない」とした上で、「『嘉手納統合』はこれまで何度も浮上してきた話。そのたびに踊らされることなく、確かな情報の下でじっくり考えたい」と慎重な見方を示した。

 仲宗根正和沖縄市長は「これ以上の基地負担を認めるわけにはいかない。三連協として、負担軽減を強く訴えてきた。嘉手納統合案は当初から反対しており、今後もその方針に変わりはない」と拒否する考えを強調した。

宮古/たらい回しは賛成できない

 辺野古見直しの条件に県内移設案が示されていることに、下地島空港を抱える宮古圏域は猛反発した。宮古市町村会長の伊志嶺亮平良市長は「辺野古見直しは歓迎だが、県内移設しか認めないとは一方的だ」と反発。伊良部町の浜川健町長も「県内のたらい回しには絶対賛成できない。住民の合意取り付けも不可能だ」と断言した。

 伊志嶺市長は「公式発表があれば抗議の郡民大会を再度開く。外務省沖縄大使などにもあらためて強く申し入れる」とした。二十五日の市町村長会議で協議するという。

 浜川町長は、下地島空港建設当時に「同空港を民間以外利用しない」とした屋良覚書を挙げ、「伊良部だけでなく宮古全体の問題。六市町村長とも反対で合意している。反対している知事とも歩調を合わせていきたい」と述べた。

 昨年十一月の同空港の軍事利用に反対する郡民総決起大会で事務局を務めた沖教組宮古支部の池城健書記長は「下地島が既定方針のような報道が相次いでいる。国の言いなりに基地を持ってくると、取り返しのつかないことになる。事故が起きてからでは遅い。反対運動を継続し、強めたい」と怒りをあらわにした。

宜野湾/県内移設ならば負担軽減でない

 ブッシュ政権が、普天間飛行場の辺野古移設案見直し姿勢を示しつつ、依然として県内移設方針を堅持していることについて、宜野湾市の安里猛助役は「米軍再編は、県民の負担軽減が目的の一つになっているはずだ。県内移設の条件付きでは負担軽減にならない」と批判。海外の分散移転で早期返還を実現してもらいたい―との姿勢を示した。



 沖縄・名護・辺野古の美しい海を埋め立て作ろうとしている新しい軍事基地建設を止めさせるために、おばぁたちが座り込みをはじめてから8年と600日以上。その怒りを正面からうけとめもせずに国は、ムリヤリ、かなりボーリョク的に着手し、調査のために建てられた5コのやぐらは、すでに海中のサンゴをふみくだいている。日本の各地で、世界で、この基地を作ることに対し、抗議の声がうずまいているとゆーのに。

 今、辺野古では、陸上での座り込み、海上・海底でのカヌーや船を使った阻止行動がつづけられており、那覇、大阪、京都、名古屋、東京では座り込みなどで辺野古のことを訴える活動が広まっている。これらを通じて辺野古を知り、これをじぶんの問題として重くうけとめた若者たちが辺野古にあつまり「カヌー隊」として活躍しはじめているところだ。

 弟のシュウは、船の免許をとり、「阻止船」を操縦している。巨大な作業船が辺野古に現れた日、通らせまいと、台船の進路に立ちはだかったが、台船は停まらず、シュウの船は何十倍もの大きさのその船に突撃、間一髪転ぷくはまぬがれたという。数年まえまでいわゆる「不登校」だった弟は、幸運なきっかけを得て、沖縄に行き、沖縄のかかえる問題を知り、辺野古のおばぁ達に出会った。おばぁ達に、学校では教えてくれないいくつものことをおそわり、「戦(いくさ)やならん、命どぅ宝(ぬちどぅたから)」とおそわった。これ以上、おばぁたちに、基地を苦しみを座り込むことをおしつけたくない、たった1人になってもここに立って止めよう、命をはってでも、と決めた。しかし、台船にぶつかる瞬間、シュウの頭をよぎったのは「かならず、生きぬいて帰ってきなさい、なにがあっても」という、おばぁのコトバと、大切な人たちの顔の走馬灯。死ぬわけにはいかない。なにがあっても生きていること、それ以上に価値あるものはない。おばぁの言葉の意味すること。弟の死がもたらす悲しみは、おばぁたちをも殺しかねないのだ。

 恋人のユウスケは、カヌー隊で、海上でのすわりこみをするため、名護でくらしている。ある日、仕事をやめ、彼は「辺野古に行こうと思う」と言った。それは、唐突ではあるがまるで必然のようだった。生活=お金のための生活をやめて、イメージに近いほうを選ぼうとしていたユウスケ。辺野古のことは知っていた。基地ができれば、もちろん自然はこわされ、それ以上に人がたくさん死ぬ。ねがいは、ただ、「幸せになること」。だからこそ、目の前に見えている脅威を見てみぬふりをして自分を偽ることはできない。ほんとうに幸せになりたいから、止めに行く。それが、ユウスケのイメージだ。ものすごくシンプルに、「好きな人を失いたくない、悲しませたくない」から、この不穏な世の中の流れを止めるために動く、その中でいま1番焦点になっているのが辺野古だったのである。

 カズマサ君は、仕事をやめてから、地元・名古屋と辺野古を行き来し、名古屋では街頭アピールなどで広め、辺野古では、はげしく船酔いしながらも必死で阻止行動をしている。

 サチコは施設局側の作業員との攻防で1度、指を3cmきり、流血したが、今日も笑顔で海に出て行き、カヌーをこいでいる。

 彼らは全員20歳代だ。若いからと言って失うものがないわけではない。仕事も、恋人もギセイにしてきている。
家族や友人の理解が必ずしも得られるわけではない。経済基盤も保障ももちろんない。
彼らはなにも好き好んで「たたかい」に来ているのではない。それぞれの意志で来ているのは確かだが、闘いたくて
闘っているわけではないのだ。ほんとうなら、好きな人と好きな場所で心おだやかに暮らしたい。
世の中が本当に平和なら、やりたいことは他にもっとある。
 それでもかれらが辺野古に来るのはなぜか。
 どうしても、今止めなければならないから。
 人の命をなんとも思わない人々がゆるせないから。
 命が大切と言うことだけは、どーしてもゆずれないから。

 私自身は東京で店を持ち、そこから発信していくために東京でやることに決めたため、辺野古には行けない。
先日も顔を蹴られるなどの暴行をカヌー隊メンバーが作業員から暴行を受けたとの報道があった。
東京で、はなれた場所でそのようなニュースを耳にすると、怒りとかやりきれなさが体中をうずまいて
いてもたってもいられない気持ちになります。今すぐにでも辺野古に行きたい。
 ケガさせられたり、あるは殺されたり、捕まったり。自分の大切な人がそんな目に、いつ合わされるか分からない状況
の中で、日常をおくらなければならないのが辛い。はなれていて手と足もだせない、叫んでも届かないのが辛い。
 ものすごく個人的な話ではある。
でも、自分の大切な人のいのちが大切なのは、誰でもあてはまるはずである。
自分の周りの人を大切に思うことと、戦争をなくそうと思うことは同じことだ。
大切な人が死んだらイヤだ。だから 戦争はやめよう、基地はいらない。
足りないのは、あと少しの想像力。イラクやアフガニスタンで、パレスチナで、亡くなった人々の周りの気持ち。
周りの人々のきもち。悲しくないわけがない。怒りがわいてこないわけがない。

 もう一度 問いかけます。辺野古の若者たちの「命を守るたたかい」にあなたは何を思いますか。 
 私たちは、辺野古で闘う若者たちの友人・知人・家族として、彼らの生活を支えるためのカンパを訴えます。
彼らが心置きなく行動するためには、1人・1ヶ月の生活資金・5万円ぐらいかかります。5万円×5〜6人を毎月作りたいと思っています。

 東京の「街」では、できるだけ多く地域の人たちが参加してくれるために「100円カンパ」を始めました。
 家族会も結成されました。
 太田武二(命どぅ宝ネットワーク)、ヨッシー(友人)、佐竹周一(友人)、中馬由紀子(友人)、中野高(友人)、富田直子・剛・翔子(家族会)、赤羽則子(家族会代表)、ハネやん(家族会)、末木(家族会)、
1/15 現在
郵便局 10020−84023361
 太田武二(命どぅ宝ネットワーク)、ヨッシー(友人)、佐竹周一(友人)、中馬由紀子(友人)、中野高(友人)、富田直子・剛・翔子(家族会)、赤羽則子(家族会代表)、ハネやん(家族会)、末木(家族会)、
1/15 現在
郵便局 10020−84023361
赤羽 則子


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